黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

アルビレックス新潟レディースU-18 OG 西林里恵

2011-04-14 18:09:57 | 女子サッカー
福島第一原発の関係で福島県立富岡高校の生徒さんが各地に避難している。
その富岡高校、人工芝が張り巡らされたスポーツをやるにはとても良い環境の高校なのだけど、その中でも近年結果を出してきたのが女子サッカー部だ。
JFAアカデミー福島の生徒さんが通う高校として有名だが(JFAアカデミー福島の生徒さんは部活動には参加できない。ちなみにアルビレックス新潟レディース菅澤優衣香選手の母校)、同級生にも影響を与え、高校のサッカー部自体が強くなってきた。
その女子サッカー部で今年10番を付けている中心選手が3年生になった西林里恵選手。そう、アルビレックス新潟レディースU-18で中学3年まで練習を積んだ彼女ももう最上級生になった。
長野県の小学生だった彼女はサッカーをやるために新潟市へ転校。アルビレッジでトレーニングを積みU-15ナショナルトレセンに選ばれるようにもなった。
その後、福島へ転校し、昨年の千葉国体のメンバーに選ばれたり、高校選手権に出場したりしている。当然中心選手で。
12月の全日本女子選手権の時にJヴィレッジで運営を手伝っていて、その時ちょっと言葉を交わしたのだが、キャプテンをやるようなことを言っていた。

そして、めぬまカップの準備にかかっていたその時、福島原発事故が起きる。



この先、どうなるのか。JFAアカデミー福島の高校生と共にわからないが、普通科ではないので学校の方は柔軟に対処するらしい。
サッカー部も5月には大会を控え、山梨でトレーニングを積めたようだ
ただ、この先の練習日程は未定だそうだ。
もし可能なら新潟で西林里恵選手率いる富岡高校女子サッカー部が練習や試合ができたら良いとは思う。
久しぶりにアルビレッジのピッチで思う存分サッカーをしてほしいな。
久しぶりに会う仲間と心行くまでサッカーをしてほしいな。

がんばれ、アルビレックス新潟レディースU-18OG!!





※ヴァンフォーレ甲府にもお世話になったようで。

下小鶴

2011-04-14 00:17:27 | 女子サッカー
東電最後のキャプテンとなった下小鶴は田崎真珠に続く2度目の休部。パナソニックが撤退した時は既に高槻に在籍していたっけな?
企業チームを渡り歩くとこういう結果もある。残念ながら。
このままサッカー部の無い東京電力に残るとは思えないので、関西にでも帰ることになるのかな。
もう一度サッカーをすることは精神的にかなりキツイことは察せられるが、さて、どうするか。
まあ、時間はたっぷりあるからこれからじっくり考えて先のことを決めればいいのではないかと。
一念発起して入り直した会社がこんなになったら普通だったら心が折れてしまいそうだけど。

関西と言えば、実家に帰っているということならば、長船も大阪にいるのかな。
大学に進んでいれば大学4年生の春を迎えていたわけで、同学年の多くは将来のこととかを考えている時期だろうけど。
代表活動をしたいのなら、退社して移籍となるがさてさて。
実家から通えるようなチームだと即合流はできそう。アマなので登録変更だけで可能。
プロとか実業団になると契約やらなにやらで煩雑な手続きが伴うけど。
親孝行どころか親の世話になるわけではあるが。

アルビの阪口夢穂の盟友・上辻は関西の実家に帰っているのだろうけど、これからどうするんだろう。
東京電力管内でない方が普通の生活はしやすいとは思うが。
今とは違う土地で転職となるとなかなか見つからないだろうし、考えどころだよな。


昨シーズン限りで退部した佐藤衣里子(サトエリ)は引き続き東京電力で勤務しているらしいけど、それはそれで大変だよな、この事態で。
静岡は富士川から東側は東京電力管内なんで、静岡県出身者は比較的取りやすかっただなっと今にして思えば納得できたりするのだけど。(引退後の生活を考えると)


サッカーするということも大事だが、20代・30代の自分をどう生きていくか、考え直す時間が今なんだろうな。

とりあえず、収入は十分に入ってくるわけだから、それはそれで助かる。
ほとんどニート状態でも生活できているのだから、お客さんや会社に感謝しないといけない。


東京電力管内は福島原発事故や計画停電の影響をもろに受けているので、サッカーするために移籍すると言っても、受け入れる側のクラブとしても、東京電力関係者(それも原発関係者)ということを公表するわけで、かなりのリスクを背負う。

アルビレックス新潟レディースは東北電力管内なので、新潟県の計画停電は関東とは事情が違って、こちらは地震と津波で管内の発電設備に大きな被害を受けたのが理由。計画停電の理由が関東とはちょっと違う。
とはいえ、アルビレックス新潟というクラブを支えてくれているスポンサーのことを考えると、東京電力の社員を快く受け入れるにはこちらもリスクが大きい。できたら今のクラブの状況を考えるとそういう世間からの反発や誤解を受けるようなことは避けてほしいと思う。
何か起きてからでは遅いので、ここは慎重に対処するべきだと思う。

まあ、東北電力には全力で安全を確保しながら電力の復旧をしてもらわないといけない。
女川と東通を福島みたいにしちゃったら東北電力にスポンサードされている東日本のスポーツクラブは全滅する。

個人的な見方だが、原発の放射線漏れを止めて安全を確保するまでは東京電力の社員への世間からの非難は収まらないと思う。
サッカーを他のクラブで続けるということは、東京電力にいたということを明らかにしなければならないので、たぶん、そういう状況で受け入れていくれるクラブは、東日本には数少ないと思う。西日本で市民クラブだったら多少の可能性はあるかもしれない。計画転電で困っていないので。
または世間の目を気にせずにスポンサーに逃げられない力関係のクラブ(なかなかないだろうが)なら受け入れることは可能だろうが。

日本サッカー協会が個別に雇用するなり、協会命令でクラブに強制的に在籍させるなりして(リスクは日本サッカー協会が負うという条件で)、辛うじて代表に関わる選手だけはサッカーを続けられるのではなかろうか。
厳しいと思うよ。考えている以上に。

現実的な落とし所はフランスかドイツの海外クラブか国内の大学(静産大みたいな社会人としてか、あるいは無理矢理編入させてしまうか)
海外移籍は代表クラスに限られてしまうだろうけど、代表に関係無いほとんどの選手も例えば高卒者が愛媛女子短大や吉備国際大辺りに入学してしまうのは有なような気がする。

サッカーをやるために条件の良い東京電力へ入社したのか、東京電力に入社するためにサッカーをやっていることも利用したかで、それぞれの社員選手の選択は分かれると思われる。
入社した後にやっていたことは同じであったとしても、本人達の仕事に対する心情が違っていたはず。
これからどうするか、こればっかりは本人の考え方次第。

まあ、東京電力女子サッカー部の選手が海外クラブとか活動停止期間を置かず直接なでしこリーグを含む国内リーグのクラブへの移籍した例は宮本以外にいないのだよね。
移籍した例自体が極少数で、移籍するということは退職するということで、丸山と宮崎は海外移籍、亀岡と神原はある程度の期間をおいてチャレンジリーグのクラブに再登録。
生活しなければならないから会社を辞められるのは、入社時点で特別な人くらいだ。宮本とか丸山とか宮崎とか。(意外と伊賀とのパイプがあると昔から思っている。)下小鶴も同様の扱いだったのかな。
今回、所属選手の移籍話が出てきたが、初めてに近い経験になるのだよね、他クラブとしては。東京電力絡みの移籍は。練習場のクラブハウスに温水シャワーが付いていないと嫌とか、人工芝だと足が痛くなるから嫌とか、雨が降ったら屋内練習場でなければ嫌とか、そんな感じのことを言われると受け入れる方も困っちゃいそうだけど。

退職後という条件だが、所属選手としてではないが練習参加は認めるクラブは出てくるかもしれない。サッカー仲間としての救済という意味で。

さらば東京電力女子サッカー部

2011-04-13 18:00:55 | 女子サッカー
東京電力 全登録選手一覧(6年間) ○はその年の新入社員

〔2005年:1部・4位/8チーム〕監督:木村孝洋
1 GK 石川 敦惠 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/早稲田大学
2 DF 青木 知里 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/日本体育大学
3 DF 大部 由美 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/OKI
4 DF 宇野 涼子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/読売ベレーザ
5 MF 北郷 裕子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/日本女子体育大学
7 DF 棚橋 美智子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/日本女子体育大学
8 MF 遠原 志穂美 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/フジタ・マーキュリー
9 FW 佐藤 春詠 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/OKI
⑩ MF 五十嵐 章恵 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/武蔵丘短期大学
11 FW 本間 真喜子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/筑波大学
13 MF 中村 真実 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/日本女子体育大学
14 FW 丸山 桂里奈 日本体育大学 ○
15 MF 小倉 咲子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/大阪体育大学
16 GK 増田 亜矢子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/読売ベレーザ
17 FW 鈴木 玲美 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/さいたまレイナス
18 FW 森田 牧子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/東京女子体育大学(中退)
19 GK 内田 由布子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ/石巻市立女子商業高校
20 MF 神原 史 大阪体育大学 ○
21 MF 松野 みどり 武蔵丘短期大学 ○
22 FW 桑原 沙緒莉 清水第八スポーツクラブ ○
23 MF 早坂 優 TASAKIペルーレFC ○

〔2006年:1部・8位/8チーム〕監督:木村孝洋 ※シーズン終了後解任/大部由美暫定監督(選手兼任)
1 GK 石川 敦惠 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
2 DF 青木 知里 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
3 DF 大部 由美 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
4 DF 宇野 涼子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
5 MF 北郷 裕子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
6 MF 早坂 優 TASAKIペルーレFC
7 MF 棚橋 美智子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
8 MF 中村 真実 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
9 FW 佐藤 春詠 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
⑩ MF 五十嵐 章恵 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
11 MF 本間 真喜子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
13 DF 宮崎 有香 伊賀FCくノ一 ○
14 FW 丸山 桂里奈 日本体育大学
15 MF 河田 優 早稲田大学 ○
16 GK 増田 亜矢子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
17 FW 鈴木 玲美 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
18 FW 森田 牧子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
19 GK 内田 由布子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
20 MF 神原 史 大阪体育大学
21 MF 松野 みどり 武蔵丘短期大学
22 FW 桑原 沙緒莉 清水第八スポーツクラブ
23 DF 村上 今日子 聖和学園高校 ○
24 FW 上辻 佑実 FCヴィトーリア ○
25 FW 鮫島 彩 常盤木学園高校 ○

〔2007年:2部・1位/8チーム〕監督:野村貢
1 GK 増田 亜矢子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
2 DF 青木 知里 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
3 DF 宮崎 有香 伊賀FCくノ一
4 DF 宇野 涼子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
5 DF 北郷 裕子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
6 MF 早坂 優 TASAKIペルーレFC
7 MF 河田 優 早稲田大学 ※妊娠出産によりシーズン途中退団
⑧ MF 中村 真実 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
9 FW 鈴木 玲美 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
10 MF 五十嵐 章恵 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
11 FW 本間 真喜子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
13 FW 森田 牧子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
14 FW 丸山 桂里奈 日本体育大学
15 MF 神原 史 大阪体育大学
16 GK 内田 由布子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
17 MF 松野 みどり 武蔵丘短期大学
18 MF 桑原 沙緒莉 清水第八スポーツクラブ
19 DF 村上 今日子 聖和学園高校
20 FW 上辻 佑実 FCヴィトーリア
21 FW 鮫島 彩 常盤木学園高校
22 DF 藤本 まどか 日本体育大学 ○
23 DF 池田 瑞穂 吉備国際大学 ○
24 DF 田中 景子 武蔵丘短期大学 ○
25 MF 保格 彩乃 クラブ・フィールズリンダ ○
26 MF 神戸 成美 本庄第一高校 ○
27 FW 田原 のぞみ 日ノ本学園高校 ○

〔2008年:1部・6位/8チーム〕監督:野村貢
1 GK 増田 亜矢子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
2 DF 池田 瑞穂 吉備国際大学
3 DF 宮崎 有香 伊賀FCくノ一
4 DF 藤本 まどか 日本体育大学
5 DF 田中 景子 武蔵丘短期大学
6 MF 早坂 優 TASAKIペルーレFC
7 MF 五十嵐 章恵 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
⑧ MF 中村 真実 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
9 MF 鮫島 彩 常盤木学園高校
10 FW 丸山 桂里奈 日本体育大学
11 FW 本間 真喜子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
13 FW 森田 牧子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
14 MF 神原 史 大阪体育大学
15 MF 松野 みどり 武蔵丘短期大学
16 GK 内田 由布子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
17 MF 上辻 佑実 FCヴィトーリア
18 DF 村上 今日子 聖和学園高校
19 FW 田原 のぞみ 日ノ本学園高校
20 MF 保格 彩乃 クラブ・フィールズリンダ
21 MF 神戸 成美 本庄第一高校
22 DF 山本りさ 早稲田大学卒 ○
23 GK 天野実咲 早稲田大学 ○
24 MF 佐藤衣里子 早稲田大学 ○
25 MF 松長佳恵 早稲田大学 ○
26 FW 中原沙央理 武蔵丘短期大学 ○
27 FW 森本華江 常盤木学園高校 ○
28 DF 長船加奈 豊津女子FC ○

〔2009年:1部・3位/8チーム〕監督:菅野将晃
1 GK 増田 亜矢子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
2 DF 山本りさ 早稲田大学卒
3 DF 宮崎 有香 伊賀FCくノ一
4 DF 中村 真実 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
5 DF 田中 景子 武蔵丘短期大学
6 MF 宮本 ともみ 伊賀FCくノ一 ○
7 MF 五十嵐 章恵 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
8 MF 上辻 佑実 FCヴィトーリア
9 MF 鮫島 彩 常盤木学園高校
10 FW 丸山 桂里奈 日本体育大学
⑪ FW 本間 真喜子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
13 FW 森田 牧子 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
14 MF 神原 史 大阪体育大学
15 MF 松野 みどり 武蔵丘短期大学
16 GK 天野実咲 早稲田大学
17 FW 田原 のぞみ 日ノ本学園高校
18 DF 村上 今日子 聖和学園高校
19 MF 保格 彩乃 クラブ・フィールズリンダ
20 MF 神戸 成美 本庄第一高校
21 MF 松長佳恵 早稲田大学
22 FW 中原沙央理 武蔵丘短期大学
23 GK 山根 恵理奈 JFAアカデミー福島 ○
24 MF 佐藤衣里子 早稲田大学
25 FW 森本華江 常盤木学園高校
26 DF 長船加奈 豊津女子FC
27 FW 伊藤 美菜子 日本体育大学 ○
28 FW 嘉数 飛鳥 武蔵丘短期大学 ○
29 FW 安本 紗和子 常盤木学園高校 ○
30 MF 亀岡 夏美 JFAアカデミー福島 ○
31 DF 吉富 桃子 鳳凰高校 ○

〔2010年:1部・3位/10チーム〕監督:菅野将晃
① GK 天野 実咲 早稲田大学
2 DF 山本 りさ 早稲田大学卒
3 DF 長船 加奈 豊津女子FC
4 DF 中村 真実 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
5 DF 田中 景子 武蔵丘短期大学
6 MF 宮本 ともみ 伊賀FCくノ一
7 DF 下小鶴 綾 スペランツァF.C.高槻 ○
8 MF 上辻 祐実 FCヴィトーリア
9 DF 鮫島 彩 常盤木学園高校
10 MF 伊藤 美菜子 日本体育大学
11 FW 安本 紗和子 常盤木学園高校
13 MF 佐藤 衣里子 早稲田大学
14 MF 松長 佳恵 早稲田大学
15 FW 中原 沙央里 武蔵丘短期大学
16 GK 山根 恵里奈 JFAアカデミー福島
17 FW 田原 のぞみ 日ノ本学園高校
18 DF 村上 今日子 聖和学園高校
19 MF 保格 彩乃 クラブ・フィールズリンダ
20 MF 嘉数 飛鳥 武蔵丘短期大学
21 DF 森本 華江 常盤木学園高校
22 MF 亀岡 夏美 JFAアカデミー福島 ※諸事情によりシーズン途中退団
23 GK 斎藤 彩佳 常盤木学園高校 ○
24 DF 吉富 桃子 鳳凰高校
25 DF 今井 さゆり 早稲田大学 ○
26 MF 井出上 麻子 日本体育大学 ○
27 DF 高橋 奈々 武蔵丘短期大学 ○

〔2011年(登録のみ)〕監督:菅野将晃
1 GK 天野 実咲 早稲田大学
2 DF 長船 加奈 豊津女子FC
③ DF 下小鶴 綾 スペランツァF.C.高槻
4 DF 山本 リサ 早稲田大学卒
5 DF 田中 景子 武蔵丘短期大学
6 DF 中村 真実 YKK AP東北女子サッカー部フラッパーズ
7 MF 上辻 佑実 FCヴィトーリア
8 DF 鮫島 彩 常盤木学園高校
9 MF 田原 のぞみ 日ノ本学園高校
10 MF 伊藤 美菜子 日本体育大学
11 FW 安本 紗和子 常盤木学園高校
13 MF 松長 佳恵 早稲田大学
14 FW 中原 沙央理 武蔵丘短期大学
15 MF 保格 彩乃 クラブ・フィールズリンダ
16 GK 山根 恵里奈 JFAアカデミー福島
17 MF 嘉数 飛鳥 武蔵丘短期大学
18 FW 森本 華江 常盤木学園高校
19 DF 吉冨 桃子 鳳凰高校
20 DF 今井 さゆり 早稲田大学
21 MF 井手上 麻子 日本体育大学
22 DF 高橋 奈々 武蔵丘短期大学
23 GK 斉藤 彩佳 常盤木学園高校
24 MF 小野 瞳 早稲田大学 ○
25 MF 小山 季絵 早稲田大学 ○
26 MF 斉藤 あかね 常盤木学園高校 ○
27 MF 浜田 遥 JFAアカデミー福島 ○

〔日本女子サッカーリーグ戦績〕
1部通算(5シーズン) 40勝12分46敗(98試合)
2部通算(1シーズン) 18勝 2分 1敗(21試合)


対戦相手としての東京電力女子サッカー部の登録選手をとりあえずメモ。
東京電力の企業メセナを達成するために広告塔として活動した6年間。
『原子力発電』と『Jヴィレッジ』と『サッカー』。
3点セットを結びつける象徴として活動した彼女達は今後どのような生き方をしていくのだろうか。
退職した人・する人は元東電社員として、これからも在職する人は東電社員として、この原発事故の十字架を背負っていくことになるのだろう。
会社がこんなに大きな事故を起こした以上、チームが復活できるような環境ではないことは本人達が一番よくわかっているはず。
2度とピッチ上でそのユニフォーム姿を見ることはないだろう。
会場の規制が厳しかったので撮った写真もほとんどない。心の中で思い出すしかないかな。

※もうこの先日本の女子サッカーのトップリーグに企業チームは現れないだろう。きっと。

静岡へ

2011-04-13 06:15:16 | 女子サッカー
U-16日本女子代表候補 トレーニングキャンプ(4/18~22@静岡)メンバー


女子フル代表はともかく、年代別代表のことを考えるとJFAもJFAアカデミー福島を大切に扱わないとまずいよな。
どうせ吉田ジャパンJrはJFAアカデミー福島も吉田監督も静岡にいるのだから、静岡でやるのはやりやすいだろうな。

助っ人役となる日テレ・メニーナ選手にとってはこの時期に静岡へ呼び出されるのはちょっとって感じだろうけど。

それにしても今回のメンバーに常葉学園橘から選ばないね。どうしだんろう、吉田監督。


U-16日本女子代表活動の合間にチャレンジリーグをこなすことになるJFAアカデミー福島。
なかなか落ち着けない中、スケジュール調整が大変だ。

バボちゃん 34歳

2011-04-12 18:00:20 | ノンジャンル
ワールドカップバレーボール2011 日本大会

いくら11月とはいえ仙台会場は変更だろうな。東京もかなりきつそう。
可能なのは西日本だけかな。
大阪城ホールとかって急に借りられるんだろうか?

FIVBとしては日本で開催してもらわないと大会運営資金が回らないだろうけど、海外の選手が日本に来ないんじゃないかと思ったりする。

ロンドン五輪の予選も兼ねているから日本開催は日本にとってはかなりのアドバンテージなんだよな。


まあ、これはどのスポーツにも言えることなんで、バレーボールの大会が成功すれば、サッカーでも何でもいけそうなんだけど。

講演会

2011-04-12 06:38:54 | 女子サッカー
~2011FIFA女子W杯ドイツ大会開幕(6月)直前~
  サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)監督 佐々木則夫氏 チャリティ講演会

□ 日時:4/30(土)14時~16時
□ 場所:杉並リボン館(株式会社細田工務店1F) 杉並区阿佐ヶ谷南3-35-21
□入場料:大人(18歳以上)1000円 中・高校生500円 小学生100円
※今回の収益は全て「南相馬市義援金募集実行委員会」に募金

だってさ。監督、頑張りますね。
まあ、浜通りにはいろいろとお世話になったですしね。
もうちょっとすると代表活動も活発化するので、話が聞おけるのはあとわずか。
1000円握って杉並へ。


ちなみに個人的にこの人の追っかけやってます。

プレナスなでしこリーグ2011日程変更

2011-04-11 18:00:36 | 女子サッカー
一般社団法人日本女子サッカーリーグ理事会において、なでしこリーグ(1部)所属の東京電力女子サッカー部が今シーズンの活動を自粛することが承認された。
いわゆる休部という扱いである。
理由は一切明らかにされていないが、マスコミ報道等によるとJヴィレッジなどの練習施設が使えない為にチーム活動が行なえないなどと漏れ伝わってきている。


マリーゼは事故のあった福島原発に近いJヴィレッジが本拠地。現在、チームは活動できない状態になっている。
おいおい、この書き方だとマリーゼはたまたま東京電力福島原子力発電所のそばにいて、原発事故の影響を受けたから練習場が使えなくなったという被害者になるのだが、それはいくらなんでも。
まあ、もう暫くすると東京電力はお詫び広告を大量にすることになるので、マスコミも書き方を慎重にしているのはわかるけど。でもね。



おそらくほとんどの日本人の感覚だとその理由には首をかしげると思う。
はっきり言えば、企業クラブである東京電力女子サッカー部は本業において社会的同義的な責任を果たせない状況でかつ施設等の復旧がままならず、さらに今後の補償問題を抱えているから広報部門である運動部の活動はもうできないというのが正確なところだと思う。

企業クラブの宿命は本業の業績に大きく左右される。だから良いときは良いが悪くなれば一番に切られる。それはバブル崩壊後、多くの企業クラブが辿ってきた末路だ。
東京電力女子サッカー部もある意味この法則に則ることができる。
ただ企業クラブはいわゆるクラブチームと違って、職業丸抱えの関係がある。だから、クラブチームの選手とは比べようもないくらい恵まれた選手生活を送ってきてのも事実だ。
国内女子サッカー選手でプロ契約している者よりも東京電力の控え選手の方が数段高いサラリーを貰っていたことを忘れてはならない。
その部分は語られず、休部になったから可哀想という理屈はちょっと疑問を感じる。選手もそういうリスクがあることをわかって入社しているわけで、それは受け入れてもらわないとならない。
選手が可哀想っとか、マリーゼには罪はないの、とかは日本のアマチアスポーツの基本的な形態である企業クラブとJリーグを代表されるようなクラブチームと混同しているようにしかみえない。

それらとは別の意味で東京電力女子サッカー部は他の企業クラブとは違うことが多々あったことも確かだ。
原発とは切っても切れない関係。
一般の人に原発を見に来いなどとは言えないが、サッカーを介して、原子力発電所を身近に感じるようなイベントに借り出されて、原発のセイフティイメージに使われていたことと引き換えに活動資金が投資されていた。
「原発」「Jヴィレッジ」「マリーゼ」この3点セットがこのチームを支えていた原動力だし、何もなかったらこの形に優るものはなかった。
「マリーゼが頑張れは福島が元気になる。」などと今となっては思えない人だらけになっているわけで、原発がああいうことになった以上、東電としての役割は終えたと思って良い。

今となったら結果論だけど、東京電力の企業チームにしないで、一枚オブラートをかましておけばまだよかったんだよね。
JリーグのFC東京みたいに東京電力の子会社も含めて数社からスポンサー料を貰う形でクラブチームの形態にしておけば、こういう事態になったらスポンサー名を伏せるっていうこともできたのだけど。

「選手はどうなるの?」と思っている人がいるだろうが、たぶん、急に雇用契約が解除になることはないだろう。
個人的な印象だが、早大卒の選手達はしばらく会社には残ると思う。何年先になるかわからないが落ち着いたらフットサルぐらいはできるのではないだろうか。
今年の内定者だった小山季絵と小野瞳は正式に入社できたのだろうか?入社できたのであるならば、これから大変な仕事になるだろうが頑張らないといけないよね。
サッカーを続けたい選手個人の身の振り方は結局これまでの縁が基本になると思う。
JFAアカデミー福島出身者の山根と浜田(この人も正式に入社したのかな?)は当然日本サッカー協会が責任を持って(例えば日本サッカー協会で雇用するなりのことをして)競技生活を送りながら食べていけるようなフォローをすべきだろう。
常盤木学園高校卒の選手達に限らずそれぞれが卒業した高校・大学・短大の監督と相談して今後の身の振り方を決めるのではないだろうか。
全員が現役を続行できるとは思わないし、移籍と言っても相手クラブだって今いる選手の雇用を確保するので精一杯なのだから、こんな時期に来られても仕事なんてないよっていうのが正直なところだろう。
たぶん、雇用を依頼された世の中の経営者だったら厳しいと思うはずだ。だが、その中でも数少ない奇特な社長さんに出会えた人だけが今回の移籍が可能になると思う。
新卒者が就職できない時代に20代半ばの中途採用は厳しい。それでも取ってくれた人がいたらそれは絶対に感謝するべきて、東証1部上場・世界でも指折りの大企業と比べれば大幅に給料は下がるかもしれないが、ラッキーと思った方が良い。
INACあたりが日本代表をまとめて抱えそうな気がしている。
さすがにアルビは難しいだろうな。新潟市がもっと景気がパっとしていれば別だけど。

サッカー界全体としても原発マネーを得ることが難しくなりそうだ。
大小さまざまなクラブが今後どこかで影響を受けることになるだろう。
日本サッカー協会もリーグも大きな後ろ盾を失ったことになる。
マスコミなんかは一番影響を受けていると思われるのでスポーツ中継は難しくなると思う。東京電力の援助がなくなった以上女子サッカー中継なんてまず無理だろう。
新しい方向性というか、ビジネスモデルを考えていく1年になると思う。
(まあ、日テレという企業名や吉備国際大学・静岡産業大学みたいな大学名をチーム名に付けるネーミングライツも、その企業の業績・あるいは学生募集が下降線を辿ると一蓮托生ということもあるのでリスクは高い)



最後にサッカー的な話をすると、東京電力女子サッカー部が取り組んでいた3バックの縦ポンサッカーは、今のなでしこリーグでは珍しい部類のサッカーだった。
Jリーグの広島をイメージしていたらしいが、そういうサッカーをしていた人にこの時期からいきなり切り替えろと言っても非常に厳しいとも思う。
ドリブルとパスを多用して最後の最後までに東京電力女子サッカー部にフィットしなかった安本ぐらいかな。
まあ、浜田なり安本なりがチャレンジリーグの常盤木学園高校に加わったら即戦力になるとは思う。

東電労組の大勢の人達が大応援団を組みバスツアーで弁当やらグッズやらを手にスタジアムに駆けつけていた姿がもう見られなくなるのは個人的には残念である。
さらば東京電力。


プレナスなでしこリーグ2011 変更後の試合日程



2011 シーズン 日程変更について


プレナスなでしこリーグ2011 アルビレックス新潟レディース

A第5節 4/29(金・祝) 13:00 日テレ・ベレーザ 神奈川県・平塚競技場
H第6節 5/3(火・祝) 11:00 ASエルフェン狭山FC 新潟県・東北電力スワンフィールド
A第7節 5/8(日) 12:00 福岡J・アンクラス 福岡県・レベルファイブスタジアム
〔中断〕
A第8節 5/28(土) 14:30 ジェフ千葉レディース 千葉県・市原臨海競技場
H第9節 6/5(日) 12:00 伊賀FCくノ一 新潟県・新発田市五十公野公園陸上競技場
A第1節 6/11(土) 12:00 岡山湯郷Belle 岡山県・美作ラグビー・サッカー場 ←
〔中断〕
H第4節 7/24(日) 15:00 浦和レッズレディース 新潟県・新潟市陸上競技場 ←
H第2節 8/6(土) 15:30 INAC 新潟県・東北電力スワンフィールド ←
〔中断〕
H第10節 9/23(金・祝) 12:00 岡山湯郷Belle 新潟県・新潟市陸上競技場
A第11節 10/1(土) 13:00 INAC 福井県・テクノポート福井スタジアム
A第13節 10/16(日) 13:00 浦和レッズレディース 埼玉県・鴻巣市立陸上競技場
H第14節 10/22(土) 14:00 日テレ・ベレーザ 新潟県・新潟市陸上競技場
A第15節 10/30(日) 13:00 ASエルフェン狭山FC 埼玉県・鴻巣市立陸上競技場
H第16節 11/5(土) 13:00 福岡J・アンクラス 新潟県・胎内市総合グラウンド陸上競技場
H第17節 11/12(土) 13:00 ジェフ千葉レディース 新潟県・新発田市五十公野公園陸上競技場
A第18節 11/20(日) 13:00 伊賀FCくノ一 三重県・上野運動公園競技場

※第3節・第12節 試合なし

今年は代表活動(アメリカ遠征・ドイツW杯・ロンドン五輪予選(中国))の為に3回中断が入る。
また、リーグ戦と並行してU-19代表活動も行なわれる。

実はこれなら国体に出れちゃいそうな日程でもある。

大学女子サッカーと専門学校

2011-04-09 06:17:11 | 女子サッカー
3つの大学の女子サッカー部が日本女子サッカーリーグに参入していること、そしてその3校はインカレにも出場できることは以前書いた。
で、今回は専門学校の女子サッカー部のお話。
近頃、これはこれで増えている。
サッカーに限らずスポーツ系の専門学校は全国いたるところにある。
ユニバーシアード国際大会の出場規約みたいなものを読むと、日本では専門学校と分類されるような短期の大学の学生なんかも出場できる。
日本では、厳格に文部科学省の条項で大学・専門学校は分けられているので出場することはない。
なのでどの競技も専門学校は専門学校の全国大会を、大学は大学の全国大会を開催することになる。
でも、他の国から見ると何が違うのかよくわからないというのが本音だろう。
個人的には、少子化でもあるわけだから、インカレと専門学校の大会は一つの全国大会でいいのではないかと思う。
まあ、女子サッカーの場合、関東(新潟を含む)や関西では高校・大学・専門学校の垣根を越えてカレッジリーグというものが開催されている。
この概念を持ち込んだ方が、高校を卒業して学生として競技をする人にとっては選択肢が増えてやりやすいのではないだろうか。
まあ、この先、専門学校や短期大学が無尽蔵に増えていくとは思えないし。むしろ4年制大学へシフトしていく傾向ではあるのだけど。

新潟県にはJAPANサッカーカレッジというサッカー専門の専門学校が聖籠町にある。
男子の選手はアルビレックス新潟シンガポールなどに留学したり、北信越リーグに参加したりしている。
女子の選手も近年は田邊友恵監督の下、ぐいぐい実力を伸ばしてきていて、全日本女子選手権新潟県予選でアルビレックス新潟レディースU-18に勝つくらいになってきた。
この女子チームに所属する選手はこの専門学校で3年間勉強するわけだが、大学生なら出場できるインカレには当然出場できないし、ユニバーシアード代表にもなれない。
参加できる日本サッカー協会主催の主要大会は全日本女子サッカー選手権だけである。(個人で国体参加はある)

北信越のリーグが事実上機能していないし、そこへ参加していないのでどのように評価されるかはわからないが、JAPANサッカーカレッジの方向性の中に日本女子サッカーリーグのチャレンジリーグ参入も有りなのではないかと思う、今日この頃。
もちろん現在の実力で参入してきたら日本女子サッカーリーグの価値が落ちるので如何なものかとは思うが、実力のある選手が集まってきたらその選手達のニーズをどう持っていくかが問題になる。
レベル的にはインカレの予選にでも参加できればちょうど良いとは思うのだけど。
(まあ、たぶん日本女子サッカーリーグで活躍できそうな選手がいたらアルビレックス新潟レディースへ転籍してしまうのでJAPANサッカーカレッジレディースとしてはある一定のレベルに落ち着いていくとは思うけれど)


※アルビレックス新潟レディースとJAPANサッカーカレッジの関係は岡山湯郷Belleと作陽高校の関係と同様の判断で構わないのだろうか?ずっとそう思ってきたが。
両者の関係性の問題でJAPANサッカーカレッジレディースのチャレンジリーグ参入は不可のような気もする
これがOKなら日テレ・メニーナや浦和レッズユースレディースそしてアルビレックス新潟レディースU-18・ジェフ千葉レディースU-18などにももチャレンジリーグ参入の権利があることになる。
以前から思っていることだが、これらのユースチームに常盤木学園高校やJFAアカデミー福島あたりが加わったリーグの方がよっぽどユース世代の強化に結びつきそうな気はするのだが。
(自称「プリンセスリーグ構想」。日本を東西にわけ、上記のチームに聖和学園高校や藤枝順心高校などの高校・クラブチームを加えた東日本リーグをセントラル開催でもしてくれれば絶対に見に行きたいじゃないか!! 当然最後は聖地西が丘で東西の優勝チームが1発勝負の決勝戦。できたら宮様の杯などを賜ると尚のことよし。)
脱線!!ちょっと妄想モードに行き過ぎた。


片や2重出場OKのユルユルで、片やカテゴリー分けが厳密な大学サッカー。
この矛盾の知恵の輪はどう解かれていくのだろう?謎だ。