黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
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これが世間の見方とクラブの判断

2011-04-03 23:58:27 | サッカー一般
FC東京の背中からTEPCOが消える

これまで多額の支援をしてもらった関係であったとしても、サッカークラブが東京電力の看板を背負って戦うわけにはいかないだろうな。

未だ大口株主ではあるものの、事実はどうであれHP上からクラブスポンサー名は消えている

他のスポンサーへの影響も出かねないから縁を切ったことにするのはしょうがない。


まあ、クラブチームは株主・スポンサーという関係なのでこういう判断ができるけど、自社運動部である東京電力女子サッカー部はそうはいかない。
看板を外すということは、廃部を意味する。

日本女子サッカーリーグに所属する元東京電力社員だった選手の発言が物議を呼んでいる。
この発言は東京電力という企業の問題だけではなく、東京電力の運動部への批判を最高レベルまで高めた上に、この先女子サッカー並びにサッカー界全体への批判へと波及してしまうだろう。
現実問題として現所属クラブへの影響は間逃れない。

FC東京の判断となでしこリーグの1選手の発言、この日サッカー界で起きた対照的な出来事がこの先のJリーグとなでしこリーグの行く手を分けてしまうような気がしてならない。

少なくとも東京電力の社員選手の他クラブ移籍の道を狭めてしまったことは確かだろう。(ただでさえこの時期では職の斡旋とかが難しく、生活保障ができないクラブがほとんどという時期に)
東京電力というチームをリーグに抱え、そしてこの発言を受けて、女子サッカーバッシングがこの先どれだけ続くか。不安である。