黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

名前で惑わされな 距離感の実際と誤解

2011-04-02 06:03:03 | ノンジャンル
何で東京電力は「福島第1原発」・「福島第2原発」なんて名前を付けたのだろう、と思う今日この頃。
「柏崎刈羽原発」みたいに「浜通り原発」とか「双葉原発」「楢葉原発」とかにしなかったのだろう?
県の名前が付いている原発って珍しいんだよな。東電に名前を付ける基準とかは無いのかな?

結果的に世界のどこにいても朝のニュースの一番最初は「FUKUSHIMA」になってしまった。
これだと、福島県内のどこの地域の人も一緒にされてしまって、農産物とかを扱う人なんかは甚大な風評被害も出ちゃうだろうな。

実際に行ってみればわかるだろうけど、楢葉といわき市の市街地あるいは小名浜港なんて50Km以上はあるのよ。
たぶん、常磐線のいわき駅を利用している人なんて感覚的には茨城県人とそう変わりはないと思う。言葉はいわきから茨城にかけては同じように聞こえる。
それに楢葉周辺なんて陸側は山で囲まれているわけで、いわきから行くと一山超えて行く感じなんだけどな。
TVとか雑誌だと、地図は平面的にしか示されないので、山も平地も皆同じように伝わっちゃうんだよな。
市町村合併したからはずれの方もいわき市になったけど、たぶん、住んでいる人もそこはいわきじゃないだろうって感じではないだろうか。
さすがに四倉のあたりになるともうちょっとって感じだけど、50Km以上って結構な距離よ。新宿から厚木までで30Km、千葉市と横浜市を直線で結んでも50Kmはいかないかな。

郡山なんて相当離れていて、安全だから原子力保安院の人はそこで待機しているわけでしょ。
浜通りと中通りの間にある山道をようやく抜けて郡山に辿りつくわけで、その距離感はたぶん仙台あたりまでと変わらないんじゃないかな。

その上、同じ福島県だからって会津若松も同じ扱いにしなくってもいいよね。
だって会津若松から新潟市まで100Kmないわけで。むしろ浜通りまでなんてほとんどの人が行き来することのないくらい離れているわけだから。。
会津若松なんて物流に関しては新潟市と同じなわけで(喜多方なんかも含めて)、そこを同じ福島県だからって同じくくりにしなくてもいいんじゃないかな。
たぶん、会津の人は勘弁してくれよって思っているはず。

ちなみに空気の通り道的には会津と魚沼は上空で繋がっているらしく、今年の冬、小千谷周辺でもの凄い吹雪があったのだけど数時間後に会津へ雲が去っていきそのまま大雪を降らせて大渋滞を発生させたことがある。
正直、津川の山の上の方に高い電波塔でも建てれば、会津は地デジのTV局は新潟と同じになるんじゃないかと思ってる。

福島市の山形県側とかも原発とは相当距離は離れている。中通りから北は、そこに行ったことがある人はわかるだろうけど、今回の事故の影響という意味では福島県という括りでざっくりいっちゃダメだと思う。

やはり原発に県の名前を付けるのは禁止した方が良いと思うんだよね。原則地名は止めた方が良いと思う。

正直、会津若松の農家さんは、この際、新潟とか山形のJAへ移籍したいと思っているんじゃなかろうか?

販売網の関係とか難しいことが多いのだろうけど、アルビのホーム開幕戦で会津産の野菜売るなんてのはダメ?ご近所のよしみで。




早くいわきのやきかつ太郎中華のんきのミニのっけ丼と喜多方のラーメンを食べに行きたい。冬はいわき湯本温泉の「海幸」であんこう鍋でキューって一杯やりたい。まあ、それだけなんだけどね。


一般社団法人 日本女子サッカーリーグ

2011-04-02 00:14:38 | 女子サッカー
2011年4月1日からなでしこリーグを運営する日本女子サッカーリーグが組織変更された。

〔団体名称]:一般社団法人 日本女子サッカーリーグ
〔名誉会長]:小野 清子
〔理事会]:
理事長:本田 一男
専務理事:田口 禎則
理事:石山 敢(東京電力)、宮崎 義正(浦和レッズ)、大須賀 まき(AS狭山)、小林 寛(ジェフ千葉)、江原 俊行(日テレ・ベレーザ/東京ヴェルディ)、田村 貢(アルビレックス新潟)、柘植 満博(伊賀FC)、文 弘宣(INAC)、黒田 和則(岡山湯郷Belle)、片渕 美穂子(福岡J・アンクラス)
小関 孝徳(ノルディーア北海道)、瀬戸 美子(常盤木学園高)、小林 忍(JFAアカデミー福島)、稲田 能彦(スフィーダ世田谷)、野村 一路(日体大)、中澤 悟(AC長野)
成嶋 徹(静産大)、蔵 力(B京都)、北脇 助三郎(FC高槻)、壷井 哲郎(アギラス神戸)、清水 正典 (吉備国際大)、山口 智子(J鹿児島)
上田 栄治(財団法人日本サッカー協会)
監事:田中 道博(財団法人日本サッカー協会)、須永 功(永和総合事務所)


2011年4月1日現在に所属する22チームから1名ずつ代表という形で理事になっているので、脱退すれば理事も辞めることになるだろうし、逆に新加盟すれば理事に新たに加わることになるのだろう。
ちょっとメンバー的に発言力の差があるようにお見受けするのは気のせいかな。
もっと日本サッカー協会から理事が加わって積極的な関与を見せると思ったので、その部分では意外だ。これまでの評議員会と同様な感じがする。
これからは田口禎則氏の肩書きを総務主事から専務理事と呼ぶことになる。新聞等のマスコミでは「田口禎則専務理事」と記載されることとなる。
まあ、この方々がなでしこリーグとチャレンジリーグという日本のトップリーグの方向性を決めてくれるので、様々な困難に立ち向かうこととなったら暁にはしっかりとメッセージを出してくれるだろう。

ちなみに実際にリーグを執行する実行委員の方に日本サッカー協会女子部の中村修三さんが入っている。日本サッカー協会的にも役割分担したんだね。

2011年シーズンに関して、なでしこリーグとチャレンジリーグにおいてサッカーのルール上の違いは表立ってはない。まあ、レフリーの基準は全く違うものになるだろうし、怪我を考えたらこれは致し方ない。
エントリーについては、昨年と同様になでしこリーグは登録選手数に上限はないが、チャレンジリーグは30人が登録選手数の上限である。
サッカーを1シーズンやろうとしたら、30人程度いればたぶん足りるだろう。それ以上の選手を拘束すると日本サッカー協会も指摘している公式戦に出れないままシーズンを終える「補欠」を作ってしまう。
まあ、Jリーグの傘下のクラブだと運営費的にも25人くらいが一杯一杯ではないだろうか。それくらいでも雇用先を確保するのは厳しい。

今年からスタートする『一般社団法人 日本女子サッカーリーグ』。
世間様からお金がどれだけ集められるかが評価基準であろう。

スタートから日程変更・会場変更などなど難題山積であるが、日本のサッカー振興の為に国内リーグを充実させることは不可欠な要素である。
何とかリーグ戦最終日まで無事に終了できるように理事をはじめリーグの役員さんも、クラブ・企業の運営さんも、スタッフ・選手も、サポーターや応援団も、協力して頑張って行こう!!