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小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

国家の罠

2015-01-06 09:28:15 | 日記

27.01.06               国  家  の  罠             NO.657

佐藤 優の力作「国家の罠」はなかなか読ませる内容でした。

ひとことで言いますと「出る釘は打たれる」ということで、あれだけ世間を騒がせて悪役に陥入れられた鈴木 宗男と佐藤 優の問題は、実はあまりに「国の

ために」働き過ぎて、外務省の役人の出る幕をブチ壊して役人の仕事の成果をないがしろにしてしまったこと(トラのしっぽを踏んだ)ことと、省内権力闘争に

巻き込まれたこと・史上最悪の外務大臣だった田中真紀子追い落としの汚れ役をまんまとやらせられたことに尽きる・・・んだそうです。

そういう点では鈴木の「悪業」を暴いた当時社民党の辻元清美も、共産党の佐々木憲昭も官製のリーク情報(餌)に飛びつかされてうまく利用されただけ・・・

と言っている。

*足が速いものが競争に、強いものが戦いに、必ずしも勝つとは言えない。知恵があると言ってパンありつくのでも、聡明だからと言って富を得るのでも、知

識があると言って好意を持たれるのでもない。 時と機会は誰にでも臨むが、人間がその時を知らないだけ。

魚が運悪く網に掛かったり鳥が罠に掛かったりするように、人間も突然不運に見舞われ罠に掛かる・・・(旧約聖書より引用・・・とある)