R.05.10.01 ペギー葉山 NO.3977
「南国土佐を後にして」で大ヒットを飛ばしたペギー葉山は、ナンシー梅木・エセル中田
とともに、ジャズ歌手だった。
昭和33年、武政英策が作詞作曲したこの曲を、彼女に歌わせようとしたとき、私はジャズ
歌手だからこんな泥臭い歌なんか歌えませんと拒否した。
怒った武政は「そんなことを言うんだったら、お前なんか歌手として生きて行けないように
してやる！」と脅したので、彼女は仕方なく泣き泣きこの歌をレコーデイングした。
ところがレコードが発売されるや200万枚売れて、ペギーは押しも押されもせぬ大歌手になった。
人の運・不運はどこにあるかはわからないしない、要はそれを掴み取ることができるかどうか
じゃないでしょうか？ 自分にはそういう幸運はなかったけれど・・・
R.05.09.30 対 価 NO.3976
昭和25年当時の売春の対価は、いくらだったのかはよく覚えていないが、一番安いコース]
では「お花」と言って500円くらいだったと思う。 お花の「はな」は朝鮮語で１を示す。
ウリ ハナ タンベ チソ は 私にたばこ１本くださいで、 ウリ は私 ウリタイ
シンパニソ はアイラブユーだ。 （それしか知らない）
つまり、セックスは１回だけという意味で、おおむね15分くらいだった。
それでも、一日に何人もの客を取ると結構な収入になったんだろうと思う。
地方の出身者が多く、稼いだお金を故郷の親などに送金していたようだ。
でも、大阪で何をしているのかは、故郷には言っていない様だった。
R.05.09.29 中 皮 腫 NO.3975
ご近所のWさんが癌の一種である中皮腫でお亡くなりになった。 40数年前に尼崎市で
アスベスト（石綿）を製造していた会社「クボタ」の近所に住んでいて、会社から放出
されるアスベストの粉塵を、無意識に吸引していたことが原因だったという。
アスベストは保温効果があり、断熱材や塗料やコンクリートに混合して多用されていたが、
その粉塵を吸引すると数十年たってから、肺がん（中皮腫）を発症する。
国は何らかの賠償をするんだろうが命は元に戻らない。
便利も快適ももういい。 人間の命を引き換えにする成長ももういらない。
地球温暖化・原発・プラスチック、これらと速やかに決別しないと人間自体が滅びる。
