小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

孤独

2018-04-30 20:25:58 | 日記

  30.05.01  孤    独     NO. 1876

 人間「孤独がいい」と言う本がよく売れているというから買ってみましたが、大いに異議

があります。 著者はHNKのアナウンサーだったというセレブなひとで、軽井沢に別荘

を持っているとか、交友関係者は各界の著名人だとか、そのくせ路上のホームレスと仲良

くなったとか、にわかには信じられない矛盾と錯乱した内容が満載の本で、なかんずく

、最上の孤独を満喫するために、友人知人はもとより夫にもその所在場所を教えない「隠

れ家」をもっているとか、およそ常人では考えられないような生活(環境)で生きておら

れるようで、どうも自慢たらしく聞こえて鼻白みます。

人様の自慢話なんてわざわざお金を出して読みたくもありません。

こんな本買わなきゃよかった。

*「極上の孤独」下重 暁子 著 冬幻社 刊

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カチカチ山

2018-04-29 19:42:18 | 日記

        30.04.30     カチカチ山    NO.1875

 「カチカチ山」だってそうです。 忠義なウサギがタヌキをだまして背中におおやけどを

おわせ、その妙薬だと偽ってひりひり痛むカラシを塗ってやる。  ほとんどサデイズム。

さらに騙して泥の船に乗せて(沈没させて)殺してしまう。 タヌキは実に非道い目にあ

うのです。

日本人はだれも執念深く復讐心に取り付かれ、「主」のためならば如何に卑劣な手段をとっ

ても構わないという「野蛮性・封建制」を充満させている。

こんな話を児童の時から聞かされて育ったのだから、「民」は大虐殺を「屁」とも思わない。 

 また、原爆の様なホロコーストを受けても「しゃ~ない」と思うような無感動な人種にな

ってしまったのではないだろか?

戦時中、日本人は西洋人を指して「洋鬼」(ヤンキー)と言いましたが、一方で中国人・朝鮮

の人からは「東洋鬼」(トウヤンキー)と言われていました。

*「話術」徳川夢声著 新潮文庫 を参考にしました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舌切スズメ

2018-04-28 19:38:39 | 日記

    30.04.29     舌 切 り雀    NO.1874

 「のり」をなめただけなのに、その罰として雀の舌を切り落とすという

物語も、児童向きではありません。

子どもというものはトンボのしっぽちょん切ってマッチ棒を差し込んだ

り・セミの羽をむしったりする野蛮性が強いのですから、スズメの舌を

ちょん切るなどという話は危険だ。

カチカチ山のお話だって、慈悲深いお婆さんをタヌキが欺いてキネでつ

き殺すと言うのは児童向きではない。

その婆さんの肉(人肉)をタヌキ汁と偽って爺さんに食べさせると、爺さ

んはうまいうまいと言って喜んでいる・・・こんな話はあきれてものが

えない。 日本人は人食い人種だと言ってるのと同じだ。

 *「話術」徳川夢声著 新潮文庫 より抜粋しました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桃太郎

2018-04-27 20:07:33 | 日記

  30.04.28    桃 太 郎  NO.1873

  日本の民話「桃太郎」が、もし日本になかったなら太平洋戦争は起こっていなかったかも

しれない。  この物語は進取的で・英雄的で童話として面白いものと言うことになってい

るが、いきなり鬼が島征伐に行って金銀財宝・サンゴ・錦を略奪してくるという軍国主義礼

賛の物語で「鬼」さん側の事情はまったく配慮していない。

子供たちはこういう話を聞かされて知らず知らずのうちに「強盗思想」を涵養されるのです。

多くの国民がそういう教育を受けてきたものですから、戦争して外国から必要な物資を略奪

する「戦争」を支持したのでしょう。

この話は、いまどきのサヨク系の学者が言っているのではなく、明治27生まれで、軍国主

義が日本中を覆っていた時代に生きた「漫談家」である、徳川夢声氏が書いているのです。

*「話術」徳川夢声著 新潮文庫 より抜粋しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小便

2018-04-26 19:51:50 | 日記

          30.04.27     小    便     NO.1872

  間だれしもこれをしないわけにはゆきません。

私が仕事を始めたころの昭和50年代には現場の必需品であるはずの「

簡易トイレ」のレンタルなんて便利なものはありませんでした。

だから、現場の職人さんが使用する小便タンクを会社側で手配する必

要がありました。

会社の仕事は営業・現場監督・経理・庶務と種々ありますが、このトイ

レの処理を誰に担当させるのか考えますと、実は誰もいないのです。

仕方がないから、社長の私が各現場で出る小便のタンクの処理を担当し、

おしっこで満タンになったタンクを軽トラに積んで持ち帰り、公共下水

道に放流していました。

どんな社会(仕事)にも、誰もやりたくない汚れ仕事というものがあり

ます。 そういう汚れ仕事を担当する人間がどうしても必要なのです。

私自身どんな汚れ仕事をすることも苦になりまさんが、社長がそんなこと

やってる会社なんて成長するのは限界があります。

でも、会社なんて大きくすればいいというものでもない・・・と今更な

4がらに負け惜しみを言っています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする