小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

与力2

2014-07-31 07:56:47 | 日記

26.07.31          与  力  2             NO.498 

なんで「与力」なんて昔の言葉を思い出したのかと申しますと、今の日本では人間としての最低の単位の形態である「家族」という形がほとんど破壊しかかっていて人口が激減し、このまま進むとやがて破滅してしまうのではないかと思うからです。  どこだったかの発展途上国の留学生に、日本の学生が「君の家族は何人?」と聞いたところ、彼は「わからない」と答えた。    彼の国では、祭りごとや弔事には一族の長老の元に親族の全員が集まってその行事を行う。  そして、そこに集まる人を全部「家族」という。 200人くらいはザラなので、つまり何人いるのか実数は解らないということらしい。      一族の間には強い紐帯があって、どこのだれが今何をしているのかはお互いに良く知っており、お互い人助け合い生きているという。     封建的な大家族制は問題がありますが、少なくとも独居老人が誰にも看取られることなく「孤独死」するなんてことはあり得ない。    長老の存在なんてバカバカしいのか、孤独死する方が「近代的」なのか?          いま「与力」について考えてみたらどうでしょうか?

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与力2

2014-07-31 07:56:47 | 日記

26.07.31          与  力  2             NO.498 

なんで「与力」なんて昔の言葉を思い出したのかと申しますと、今の日本では人間としての最低の単位の形態である「家族」という形がほとんど破壊しかかっていて人口が激減し、このまま進むとやがて破滅してしまうのではないかと思うからです。  どこだったかの発展途上国の留学生に、日本の学生が「君の家族は何人?」と聞いたところ、彼は「わからない」と答えた。    彼の国では、祭りごとや弔事には一族の長老の元に親族の全員が集まってその行事を行う。  そして、そこに集まる人を全部「家族」という。 200人くらいはザラなので、つまり何人いるのか実数は解らないということらしい。      一族の間には強い紐帯があって、どこのだれが今何をしているのかはお互いに良く知っており、お互い人助け合い生きているという。     封建的な大家族制は問題がありますが、少なくとも独居老人が誰にも看取られることなく「孤独死」するなんてことはあり得ない。    長老の存在なんてバカバカしいのか、孤独死する方が「近代的」なのか?          いま「与力」について考えてみたらどうでしょうか?

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与力

2014-07-30 07:29:56 | 日記

   

 26.07.30           与     力          NO.497 

 時代劇などに登場する役職で警察組織的な役割をしていました。

一人の与力が数十人の同心を束ね、その一人の同心が数名の岡っぴき(民警)を差配して

都市の治安を守っていました。   でも、こんなもの遠くの昔になくなっていたものと思って

いましたが、少なくとも昭和30年代ころまで、奈良県の一部(柘植村・針村など)に、その与

力の名称が残っていたと聞いたことがある。

勿論、公的な役職ではありませんが大きな農家の一族を統率する役目を負っていた。

古来、他人様が作った農作物を盗むことはご法度中のご法度だったが、どんな社会にも中

には不心得者がいて、その禁制を破る奴がいる。

そういう奴が被害者側に取捕まった時には、その一家の長老的な立場の「与力」が、被害の

弁済をするとともに、不心得者の身柄を引き取りお仕置きをし、2度とそのような不始末をし

ないように一族の綱紀を引き締める役目を司った。

この場合の仕置きの方法は、その不心得者を一昼夜の「野壺」(糞尿溜め)に首までつける

(罰を与える)のが習わしだったと聞いています。

*差配(さはい)  指図すること。  取りまとめる事。

*ご法度(ごはっと) おきて  禁令 禁制。    ・・・続く。

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深層

2014-07-29 07:43:25 | 日記

 

 26.07.29           深     層             NO.496

「作家が創作に行き詰まると歴史ものを書く」とは、作家の卵を目指していた旧知の友が言って

いました。  さて、最近出版された「リクルートの深層」「日本共産党の深層」「公明党の深層」

の「深層シリーズ」を書いた作家の大下英治氏がそういう状態に落ち込んでいるのではないか

と思います。

一連の作品は「深層」の名に値するほどの深層(真相)に迫っているとはとても思えない。

日本共産党の議長だった野坂参三が実は当局のスパイだったとか、論客の川上肇が共産

党の熱心な?活動家に全財産のほとんどを騙し取られたとか、はないし、政教分離と言い

ながら有力な議員たちが、カリスマ教主の池田大作をほとんど神格化して崇めている摩訶

不思議な「真相」。

池田が口をつけたジュースのコップを幹部たちが恭しく回し飲みしているなどの真相(テリー

伊藤「お笑い創価学」)などもない。

「クリープのないコーヒなんて」というコマーシャルがありましたが、この深層シリーズは「ワ

サビが利いていない100均の安物寿司」みたいで、ちっとも美味しくない。

 

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上向き

2014-07-28 12:47:13 | 日記

  

 26.07.28           上  向  き             NO.495

「上を向いて歩こう」という坂本 九の歌がありましたが、これはいけません。 

普通に前を見て歩いていてもちょっとした段差に躓いて転倒して骨折したりするものですから、

上を向いて歩くというのはご法度です。

平素は前を向いて時々下を向いて、たまには上を向くのもいいでしょうが、右を向いて・左を向

いて・時々は後ろも向いて、徒歩だって自転車だって・車だって・人生だって、安全確認が肝要

です。     ところが、最近上の方ばかりを見て下の方を顧慮しない官僚・裁判官・検察官・

サラリーマンだって「部下の手柄は俺のもの・俺の失敗は部下のもの」と栄誉を横取りし・失敗

を下になすりつけ、上層部のご機嫌取りに始終する「ヒラメ人間」ばかりになっている。

ものごとの重心は常にしたにあることを知らない。

「歩」のない将棋は負け将棋。 世間「歩」がなきゃ成り立たぬ。

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