小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

故郷

2016-12-31 20:54:14 | 日記
 

29.01.02   故   郷         NO.1392

 Kさんは会社を定年退職して故郷に帰り農業をして、悠々自適な老後を楽しむべく九州のある県に帰郷しましたが、これが大失敗だった。

人口が減って農業の後継者不足になり、耕作放棄地が増えて鹿・猪・猿が激増し、野菜を作っても根こそぎ食い荒らされる。

根菜は猪に・葉物は鹿に・実のなるものは猿にやられる。

県も獣害対策に本腰を入れて害獣駆除補助金として、鹿1頭につき5000円・猪3000円・猿はなんと3万円の駆除対策費と支給するという。

農業をしていた人は農業をやめて野菜は近所のスーパーで買っている。

そして、農業よりも狩猟に精を出しているんだという。

でも、一番補助金の多い猿には誰も鉄砲を向けないという。

だって、猿は人間に一番近い動物で射殺するのは忍びないと思うし、銃口を向けると合掌するしぐさをするヤツがいて、とても撃てないという。

そのくせ女性や子供が棒を振って追い払おうとすると、反対に牙をむいて威嚇するんだから危なくって仕方がない。

故郷は今や鉄砲なしには生きられない世界になっており、帰郷後一番先に取り組まなければならないのは、猟銃を所有する資格を取ることだって、予想もしていなかった事態らしい。

 

 

 

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新年

2016-12-31 14:12:55 | 日記

      29.01.01        新     年         NO.1391

 

明けましておめでとうございます。  と申しましても、なにも改まって良いことがあるとか、

ありそうだとかというものでもありません。  むしろ、トランプが大統領になって世界中を

混乱の渦の中に巻きもむかもしれませんし、習金平が尖閣のみならず北海道あたりまで狙って

来るかもしれないし、プーチンだって日露戦争の遺恨を持って臨んでくるかしれません。

プーチンといえば、先の日ロ交渉で見せた強かさは、安倍さんクラスの日本の政治家が束にな

ってかかっても、とても対等に勝負できる相手ではなさそうで、無理難題を押し付けられるの

ではないでしょうか?

イギリスでもオランダでもこわもての政治家が誕生し、緊張感が高まることが予想されます。

まあ、そんなことは私どもゴマメが言っても歯ぎしりにしかなりませんが、国内問題である原

発・少子高齢化対策・カジノ法案反対・などは、声を大きくしてゆく必要があるのではないで

しょうか?  日本の国が劣化してゆくことを防がなければなりません。

決して明るい年にはならないのではないかと憂慮します。

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英国の住宅事情

2016-12-30 16:12:43 | 日記

     28.12.31        英国の住宅事情         NO.1390

 イギリス人といえばお金持ちのイメージがありますが、一般人の居住面積は50~

60平米が最も多いといいます。 不動産市場は中古物件が中心で90%をしめる。  

既成市街地での新築や建て替えは厳しく規制されていて事実上不可能に近い。

だから、土地を売買するということはほとんど稀という。

住宅の耐用年数は75年。  住宅ローンはリコ・リースです。

つまり、ローンを払えなくなったら住宅を手放せば債務はゼロになる。

リコ・リースとはリコール・ローン・リースという意味で、債務をどこまでも追及し

ないというもの。

因みに、日本の住宅ローンは「ノンリコ・リース」で、家を売って借金が返せなくて

も、借金だけはどこまでもついてくるものです。

イギリスの不動産売買は、売った人が次の買い物が成立するまで取引は停止条件が付

くために、連鎖取引(チエーンといいます)が通常で、関係者が10~20組にもな

るのが通常で、なかなか成立しないものだという。 このような制度であるために、

乱開発は厳格に規制されて、供給が少なくなり、一種のバブル状態になっているとい

う。 ちょうど日本の反対で、その中間ぐらいの政策がいいんじゃないでしょうか?

*「少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家」

井形 慶子著」を参考にしました。

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英国の住宅事情

2016-12-30 16:12:43 | 日記

     28.12.31        英国の住宅事情         NO.1390

 イギリス人といえばお金持ちのイメージがありますが、一般人の居住面積は50~

60平米が最も多いといいます。 不動産市場は中古物件が中心で90%をしめる。  

既成市街地での新築や建て替えは厳しく規制されていて事実上不可能に近い。

だから、土地を売買するということはほとんど稀という。

住宅の耐用年数は75年。  住宅ローンはリコ・リースです。

つまり、ローンを払えなくなったら住宅を手放せば債務はゼロになる。

リコ・リースとはリコール・ローン・リースという意味で、債務をどこまでも追及し

ないというもの。

因みに、日本の住宅ローンは「ノンリコ・リース」で、家を売って借金が返せなくて

も、借金だけはどこまでもついてくるものです。

イギリスの不動産売買は、売った人が次の買い物が成立するまで取引は停止条件が付

くために、連鎖取引(チエーンといいます)が通常で、関係者が10~20組にもな

るのが通常で、なかなか成立しないものだという。 このような制度であるために、

乱開発は厳格に規制されて、供給が少なくなり、一種のバブル状態になっているとい

う。 ちょうど日本の反対で、その中間ぐらいの政策がいいんじゃないでしょうか?

*「少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家」

井形 慶子著」を参考にしました。

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祝婚歌

2016-12-29 19:25:24 | 日記

     28.12.30      祝  婚  歌                     NO.1389

  二人がむつまじくいるためには愚かであるほうがいい。立派すぎないほうがいい。 

立派すぎることは永続しないことだと気付いていたほうがいい。

完璧を目指さないほうがいい。 完璧なんて不自然なこととうそぶいているほうがい

い。 二人のうちのどちらかがふざけているほうがいい。ずっこけている方がいい。

互いに非難することがあっても、非難できる資格が自分にあったかどうか、後で疑わ

しくなるほうがいい。

正しいことを言うときは少し控えめにするほうがいい。 ただしいことを言うときは

相手を傷つけ易いものだと気付いていた方がいい。

立派でありたいとか、正しくありたいとかいう無理な緊張には、色目を遣わずゆった

りと豊かに光を浴びているほうがいい。

健康で風に吹かれながら生きてゆく懐かしさに、ふと胸が熱くなる そんな日があっ

ていい。   そして、なぜ胸が熱くなるのか 黙っていても二人には解るのであってほ

しい。   <吉野 弘 作  祝婚歌 より>

夫婦関係はそれであっても、ビジネス社会においては「完璧」を期す必要があり、

ずっこけてはいけないし・正しいことを言うべき時にはきちんと言わないと、きちん

として仕事にならない。   だから、仕事はシンドイものです。

仕事はできるだけ早く卒業したい。

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