小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

朝日

2018-06-30 19:18:37 | 日記

   30.07.01      朝 日 NO.1937

  朝日新聞の愛読者です。  朝日新聞には自分に不足する知性・理性

・教養などの香りがあり、就職したい憧れのメディアでした。

その朝日がいま怪しくなっています。 がせネタを確認もしないで記事

にした「慰安婦問題」で各社からバッシングを受け、池上彰「朝日新聞

批判」を幹部の専断で没にするなど、ほとんど硬直化した官僚組織の弊

害そのもののような失態を繰り返したからです。

そんな朝日でもやはり応援したい朝日ファンです。

なぜならば、昨今世界の先進国でも同じような現象が起き、このままの

状態では世界の平和が怪しくなってしまう危機を感じるからです。

アメリカではトランプの出現によって、良識派のニューヨークタイムス

やワシントンポストが嘘っぱちのインチキ新聞(フェイク)だと嘲笑さ

れ、それがいかに的外れなものかは歴然としているのに、庶民は溜飲を

下げているのです。

ポピュリズムが世界を席けんすることが、もしかすれば歴史的必然なの

かちょっと危うい感じがします。

*「朝ぎらい」 橘 玲 著 朝日新書 を一部参考にしました。

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樹の枝

2018-06-29 19:37:36 | 日記

  30.06.30      樹 の 枝   NO.1936

 「樹の枝」と言う小さな焼鳥屋さんが、大阪の宗右衛門町にありま

した。  低料金・美味・珍味で大人気の店でした。

いつも満員で席が開く順番で待って、寒い冬など「何んでこんなに

までしてたかが焼き鳥を・・」とも思いましたが、店主の心意気き

が良かった。 著名人・芸能人だって一切優遇をしないし・予約も

一切受けつけない。

アラブの皇太子もこの店がお気に入りで何回か来たといいます。

もちろん順番待ちで立ちんぼしたという。

私も寒空の下で何回か立ちんぼして店に入りましたが、店主は変わり

者でメニューもオーダーもなく、客は店主がきまぐれに出す料理を黙

って食べると言う不思議な店でした。

酒に酔って大きな声を出したり・他のお客さんに迷惑になるような行

動をすると直ちに「帰れ!」と宣告する。

こんな仕事ができる人はちょっと羨やましいかぎりですね。

でも最近はこういうユニークな店がなくなってしましたね。

ちょっと惜しい気がします。

ところでアラブって王族の総勢が1万5000人くらい居ると知りました。

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呑舟の魚

2018-06-28 19:06:04 | 日記

 30.06.29       吞 舟 の 魚   NO.1935

吞舟の魚(どんしゅうのうお)は池に棲めない。」 舟を飲み込むほ

どの大きな魚は池には棲めない・・・と言う例え話で、おおむね組織な

どになじめない異端者に対す慰めの言葉として活用されます。

あなたのような大人物はこんなちまちました小さなわが社では棲めない

のです。  もっとスケールの大きい仕事を選ぶべきでしょう・・・

などと言って会社の尺度に合わない「変人・奇人」の首切りの際にそう

言って「自主退社」させるのです。

言葉は芸術と言った人がいますが、まさに言葉は使いよう。

しかも言葉はただです。

でも、そんな言葉をインチキで使うのではなくて、人様を喜ばせ・楽し

くさせる方向に使うことができれば、きっと世の中もっと明るくなって

行くのではないかと思います。

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大ならんと欲すれば

2018-06-27 19:45:28 | 日記

   30.06.28 大ならんとすれば NO.1934

「大ならんと欲すればまず小なれ」といいます。 飛び上がろうとする

時・疾走しようとする時、動物でも人間でも小さくかがむことによって、

瞬発力を蓄えることができるからです。

仕事だって・日々の生活だってそうです。  まず小さな経費を省き・

小さな利益を実現することによって、大きな目標の達成が可能になるの

です。伸びきったゴムはそれ以上に引っ張ると切れてれしまいます。

時間・資金・労力・能力・知識・経験など、すべてに伸びしろを持ちた

いものです。

私自身は不動産業で身を立てて来ました。 時には100万円以上の

値引きをしなければならないこともありました。

一方、家内は1個売って利益が30円にもならない「タバコ販売」を

していました。  一年間かかって上げる利益を一瞬の取引で値引き

することは、ちょっと勇気が必要です。

でも、30円~40円のお金の値打をきちんと解っているのと、わか

らないとでは大きく違います。

不動産バブルがはじけて、苦境に陥った時の日銭30~40円の有難さ

は小さいながらも大きな心の支えになりました。

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押し買

2018-06-26 19:59:16 | 日記

    30.06.27     押 し 買 い     NO.1933

 戦後のある時期、ゴム紐等どうでもいいような日用品を、こわもて

の男が各戸を訪問して、刑務所を出てきたばかりで・・・などと脅し

文句を並べて断れない雰囲気を作り、不良品を押し売りする商法があ

りました。  それが知能犯化して、人の心を巧みに操って催眠状態

にして、売りつける「催眠商法」になり、その手口に対する取り締ま

りが厳しくなると、今度は高価なものを無理やり安く買い取る「押し

買」商法に転換してきました。最初は本や古着などありませんか?・

・・と電話をかけてきます。 「とりあえず見せてください」と言っ

て各戸を訪問します。

そういう得体の知れない連中を無防備に自宅に入れるべきではありま

せん。本や古着が目的ではなく、貴金属・書画・骨董などが狙いです。

言われるままにそういうものを差し出すと、有無を言わさず非常識な

安値で「買い取られる」のです。

「商取引」には民事不介入の原則があって、被害があっても警察など

でもなかなか満足な対応をしてもらえないものです。

そういうへんな話は頭から聞かないようにしましょう。

騙されてから騒いだって仕方がありません。

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