小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

ふまじめ介護5

2017-08-31 19:36:20 | 日記

        29.09.01    ふまじめ介護5             NO.1634

 

17 昼夜逆転する場合がある。

 空調などの利用で、昼間の環境をあまり良くすると昼寝をし、その分夜眠らない。 音楽を

鳴らすなど昼寝をしないような工夫が必要。

18 卒業した学校の校歌などは忘れていないから、時々聞かせたり一緒に歌ったりする。 

 得意だったこと・自慢だったお話をさせて、聞いてあげる・ほめて上げると効果がある。

19 昔社会的地位が高かった人ほどプライドが高く、感謝の気持ちがすくない。

 スタッフに「ありがとう」という感謝のことばをかけさせるように仕向ける。

 被介護者の喜びそうな話のネタを集める。(ノートする)

 ベテランの介護者はそういうことが上手。 親戚・かつての友人などに聞いて作成。

20 専門家の意見を聞く。 セカンドオピニオンの意見を聞くことも重要。

21 スタッフ(他人)が家に入ってくることを、当たりまえに思わなければ介護は続けられな

  い。

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ふまじめ介護4

2017-08-30 20:11:43 | 日記

      29.08.31    ふまじめ介護4             NO.1633

 12 身体の機能が活発になれば、徘徊・粗暴・大声を出す・万引きするなど、ご近所に迷惑

   を及ぼす。  認知症の人の言動に惑わされないこと。

   体験していないことでも、真実あったように言う場合がしばしば。

   ご飯を食べさせてくれない。 暴力を振るわれた。 お金を取られたなど。

13 自宅の場合だってトラブルは発生する。

   夜中に大声を出す。 殺される!  助けてくれ! など。

   (そういう場合は「助けに来たぞ~などと言って答える)

14 恐い存在を作る。

   被りもので変装して現れると、黙ってしまったことがある。

   会社の上司・被介護者の厳父など。

15 非日常的なことを言ってみる。

  佐藤さんがお金を貸してほしいと言って来てるけれどどうします?

  駄目だ追い返せ!等の反応がある。

16 食事をしたことを忘れる。

  間断なく「腹減った」などという。 「いま作っているからね」といえばよい。

  さっき「腹減った」と言った自分の発言を覚えていない。

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ふまじめ介護3

2017-08-29 18:57:53 | 日記

    29.08.30    ふまじめ介護3             NO.1632

 

  06 利用できる制度は利用する。

 時々ショートステイなどを利用して、介護から完全に解放される時間を作る

 講演会などに参加して研鑽する。  娯楽も必要。

 07 大家族の場合は自宅介護がベスト。 老夫婦だけ息子・娘だけの家庭では自宅介護

 は介護の度合いが高くなればなるほど厳しい。

 08 本音で話し合う。  被介護者だってあまり遠慮しない方はいい。

 「バカ」「ばか」言われ続けたので、あるとき「バカに介護されるお前はなんだ!」と言い返し

 たら、そうだな「大馬鹿だな」と笑っていわれた。

 09 家族で分担する。

 一人で背負うとストレスがたまる。  介護者は高血圧・不眠に陥りやすい。

 一人で介護を負担するのは自殺行為に等しい。

 10 必要なサ-ビスを正確に把握する。

  認知症の人に身体のリハビリは不要。 認知機能は回復しない。

  身体機能が活発になれば、徘徊・粗暴・大声を出す・万引きなどを行う危険がある。

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ふまじめ介護2

2017-08-28 20:34:34 | 日記

          29.08.29    ふまじめ介護2             NO.1631

   02  被介護者は妄想の世界にいます。

 妄想に付き合うことが必要です。 「あの世に行った」などと言えば、否定しないで「どんな

ところだったの?」とか「それからどうなったの?」などと話を促します。 話してる間はご機

嫌なのです。

  03 要求されることをなんでもすぐにやってしまうと、それが当たり前になり感謝されること

 がなくなります。 満たされない場合には憤懣がたまります。

 時には親切の出し惜しみも必要です。

  04 苦手なことはできるだけしない。

 鼻にチユーブを入れる。 褥瘡(とこずれ)防止のための体位移動・排泄補助・

 摂食補助・入浴補助・体の清拭(体を拭くこと)歯磨き・おむつ交換などはプロの任せる。

 プロの仕事は一味違うし、高齢者が無理をしてこういうことをすると、腰を傷めたり・転倒し

て骨折するなどの危険がある。

 05 手抜きできないこと。

 腸閉塞・誤嚥・嘔吐などの場合は、様子を見るなどと悠長なことを言っていないで、直ちに

医師に連絡すること。 命にかかわることだからです。

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ふまじめ介護

2017-08-27 20:01:39 | 日記

        29.08.28       ふまじめ介護     NO. 1630

 女流講談師で田辺 鶴瑛さんという人がいます。 この人は生涯で3名の介護を体験しま

した。  実母・叔母・義父でした。

ご本人はこの体験談を講談に仕立てて、面白おかしい話にして日本全国ばかりか中国にも

巡業して「ふまじめ介護」を語り、大変な好評を博しています。

数年前に高槻にも、年金者組合の要請を受けて来て講演し、私たちも多くの仲間と聞きまし

た。

高齢者介護の問題は深刻で一刻の猶予もない国民的課題ですが、なにぶん面白いお話で

はありませんので、なかなか関心が集まりませんが、この「ふまじめ介護」について、シリー

ズで紹介したいと思います。

01 無理をしない。

いつまで続くか解らない介護が生活の全てになってしまうと、介護者が先に潰れてしまう。 

介護者の4人に一人がうつ病状態になっている。

介護者がつぶれると被介護者はさらに困ることになる。

世間の目や親族の目を気にしないで、介護以外の趣味などに熱中するくらいがいい。

家を空ける場合など、迷わず介護サービスを受ける。

そうしないと介護者自身がつぶれてしまう。

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