小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

先生7

2023-02-28 08:17:43 | 日記

               R 05.03.01   先 生 7   NO.3712

 U先生は司法書士です。 司法書士という仕事は、不動産市況が盛況だったころは、結構いい仕事でかなりの収

入があったと思われる。  だから要領のいい人はビルを建てた。  ところがU先生は要領がよくない。 

自分が取引する不動産は、念のために必ず現地確認をする、石橋を叩いて渡るひとだった。

そんなことは誰もしない堅物でお金儲けがうまくない先生だった。

ところで、成年後見制度ができていち早く、これは時代の要請に沿った制度であると考えて登記の仕事をほとんど

止めて、成年後見に主軸を移された。   これだって、まじめにやれば儲かる仕事ではない。 でも、人の財産

を管理するのだから信用が第一。

わたしは不動産登記に関しては、能率を考えてほかの先生に依頼していたが、自分の成年後見(任意後見契約)に

ついては、この先生なら間違いないと信じて、この堅物先生に依頼することにした。

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先生6

2023-02-27 08:31:04 | 日記

             R 05.02.28 先  生6    NO.3711

私自身「先生」と呼ばれることがありました。 民生委員をしていていたころ、お互いを先生と読んでいました。

そんなのおかしいと言いだした人が居て、今ではお互いを先生とは言わなくなったと聞きます。いいことです。

次は行政書士をしていた頃です。 日本では「士」と付く仕事をする人を「先生」と称しますが、その時には誰も

先生などとは言ってくれませんでした。 それでいい。

行政書士たって、合格率6%の資格ですが、たかが昔の「代書屋」です。

次はマジックです。  先生を招聘する予算がないので、10年間ほど私が引き受けました。

先生などと言わないでほしい、と言ってるのに、それでも会員は「先生」と言いました。

でも、年齢からくる体力限界を知って、潔く今年の1月を以って退任しました。

わたしが居なくても、何とかうまくやってくれるでしょう。

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先生5

2023-02-26 09:22:51 | 日記

               R 05.02.27 先   生5    NO.3710 

Y先生はマジック教室の先生でしたが、我々生徒(会員)の総意によって首にしました。

のに生徒をくさすばかりでした。    生徒が医師など社会的ステイタスの高い人であっても、生徒という立場

には関係ありませんが、日本では高齢者や社会的地位のある人にはそれなりに敬意払うものですが、「なんべん言

うたら解るんや!」とか、「あんたがやってるのマジックやない」「人に見せるのは10年早い!」などの罵詈雑言

を浴びせる。

もはや限界と思って、私が首謀者になってク-デターを起こしたのです。 でも彼は今だって反省もしないで、同

じようなことを言ってるのでしょう。   救いがたい。

 

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先生4

2023-02-25 08:21:34 | 日記

      R 05.02.26  先  生 4    NO.3709

U先生は高校時代の担任で、国語の先生でした。  4年生の時(卒業前)に作文の宿題があった。

自分は何になりたいかというテーマだった。

特に決めていたわけではないけれど、先生を目指したいと書いた。

孟子は「あしたに道を聞けば、夕べに死すとも可なり」と言ったが、それは自己満足だ。

学んだことを後世に伝えなければならない。

いくらテレビの時代になっても、生きた人間による教授でないと意味がない。

先生という職業は、そう言うことを継承する天職だ。  先生なりたい・・・書いた。

その時の成績は100点をいただいた。 

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先生3

2023-02-24 08:56:58 | 日記

                                                   R 05.02.25  先 生3    NO.3708

      K先生は中学校時代の担任でした。 貧困と希望のない生活に疲弊して、ぐれていた私を何にかと労わってくれ

て「君は進学すべきだ」「このまま人生を終わるのはもったいない」「君ならできる」「日働いて夜に勉強するや

夜学というものがある」ということで夜学に通学できる職場も紹介してくれた。

あの先生に巡り合わせていなかったら、今の自分はない。

せいぜい町の零細工場の職人となって、ろくでもない友人とつるんで、博打をしたり安酒にひたったりして、ろく

でもない人生を過ごしていたかもしれない。      K先生のご冥福もお祈りする。

人生は出会いですね。

 

 

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