小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

春風4

2023-05-31 07:40:33 | 日記

           R 05.06.01  春   風4    NO.3804           

  空買いの場合は株価が上がれば儲かるし、空売りの場合は、株価が下がれば儲かって

差額を受け取ることができるが、反対の場合は損をする。

儲かった場合は利益を享受できるが、損をした場合は証拠金から損害額を天引きされるか、

証拠金の追加納付を求められる(追加証拠金のことを「おいちょ」という。)

株に手を出すとかなり冷静な人でも、自宅を担保に入れてでも証拠金作りたいと

思うようになって、ギャンブル中毒になる。

冷静さを失い気が付いた時には、もうどうにもならないほどの借金中毒になっていて、

立て直しが利かないと思い詰め、世をはかなんで死を選ぶことになる。

当然のことだが誰も助けてはくれない。

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春風3

2023-05-30 07:39:59 | 日記

               R 05.05.31    春   風3    NO.3803

 

  日本最大の証券会社を「ノルマ証券・へとへと証券」「5人殺して一人前会社」

とその社員が言っている。  株式投資に失敗して自殺する人を5人出して、

初めて一人前の社員ということだ。からくりは「信用取引」だ。

手持ちのお金を証拠金と差し出せば、日本証券金融からその3~5倍の融資が受け

られるか・または株を借り入れることができる。

手持ち金の何倍もの金を動かして株を買ったり・手持ちしていない株を借りて売却する。

一定の期日に株を売却して借入金を返えすか、株を買って株を返却する仕組みだ。

一般に「から買い」または「空売り」という。

・・・続く

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春風2

2023-05-29 07:19:55 | 日記

            R 05.05.30     春  風2       NO.3802

   金利を安くすればお金を借りやすくなる。 お金を借りやすくすると、

それで株を買って儲けることができる。  株で儲ける人が多くなると景気が良くなる。

景気が良くなると世の中の金回りが行くなって、社会的弱者にも恩恵が行き渡って

(トリクルダウン)みんなハッピーになる。 これがアベノミクスの神髄だ。  

  でも、株っていうのはゼロサム社会だ。  儲かる人がいるということは、

反対にそれだけ損をするがいるということだ。

確実に儲かるのは、売買の手数料を稼ぐ証券会社と特定の大口投資家だけだ。

多くの小口投資家が損をして、大口投資家が儲かるようになっている。

1000万円以下の投資家のことを、証券会社では「ゴミ」という。   ・・・続く

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春風

2023-05-28 07:18:23 | 日記

                                      R 05.05.29     春     風   NO.3801

 

「春風が吹けば儲かる桶屋かな」という屁理屈をこねた川柳がある。

春風が吹けば ほこりが立つ ほこりが立てば 目に入る ほこりが目に

入ると盲目になる 盲者は三味線弾きになる 三味線を作るためには 猫がいる

猫が減ったらネズミが増える ネズミが増えると桶を齧る 穴の開いた桶は

使えないから買い替える。 だから桶屋が儲かるのだ・・・という屁理屈だ。

ところで、日本の政府は同じようなことを言ってそれを実行している。  株価だ。

株価が上がれば景気が良くなる・・・という屁理屈だ。

・・・続く

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手形2

2023-05-27 07:05:01 | 日記

                            R 05.05.28       手  形2      NO.3800

     手形による金銭の貸し付けは、普通の金銭消費貸借と違って、債務不履行の場合は

一回きりの裁判で決着がつくから、銀行借り入れの場合にだって、銀行は金消貸借契約

とは別に手形を取る。   手形はそういう意味から資金調達に欠かせないものだ。

資金調達に困ったAが手形を切ってBに交付し同じ金額の手形をBが作ってAに交付する。

ABはそれぞれの手形を金融機関や手形割引業者に持ち込んで現金化する。

 これを融通手形(ゆーて)という。

こんなものに手を染めたら麻薬中毒と同じことになる。

 

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