小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

米原 万里

2015-04-28 08:23:47 | 日記

        27.05.05      米 原  万 里       NO.786

  ・・・エリツインやゴルバチョフが名指しで指名するほどに優れた、ロシア語の同時通訳でした。

でも、平成18年の5月に惜しくも癌のために死去しました。56歳。

彼女は優れた同時通訳であると同時に、優れた書評家でもありました。

その彼女の信念は外国語を通訳する場合、その国の言葉を理解していなければならないのは当然

として、同時に日本語自体に精通していないといけないといっています。

そのために日本語の書物を片っ端から読破し、一日平均7冊の図書を読んだと言います。 

 (まさに超人的です)

その彼女の言葉をかいつまんで紹介します。

 1 コンピューターにしがみついていると、人間としての精神能力が弱体化する。

 2 アメリカ人は誰でも英語を話すものだという、傍若無人の傲慢さを持っている。

 3 アメリカには200万人の囚人がいて、世界の囚人の1/4にあたる。

 4 病気の患者は効ない薬ほど高いお金を払わされている。

などなど。  この人の図書には楽しく面白い発見が沢山あります。

 

  *1週間ほど日常生活とかけ離れた空間に移行します。

   復帰次第また登載しますので、ご愛読よろしくお願いいたします。

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負けるが勝

2015-04-28 08:21:36 | 日記

         27.05.04         負 け る が 勝         NO.785

そんな言葉がありました。  この競争が当たり前の社会にあって、久しく聞いたことがありませんでした。

でもまさか、裁判官にいわれるとは思ってもいませんでした。 考えてみればどんなに強い相撲取りだっ

ていつかは負けるんだし、世界の巨大企業と言えどもその例外ではありません。

ところで私は裁判が趣味ではありませんが、理不尽な行動に対しては黙っておれない性格上、今までに

いくつもの訴訟を起こしまして、その勝率は8割を超す実績を持っています。 でも、永久に勝ち続ける事

なんてありえない。 

だったらシャカリキになって戦わない方が賢いのかもしれない・・・というよりも、戦いから逃げるのではな

くて積極的不戦を選ぶ方が生活の知恵があるということかもしれません。 でも、どうしても納得がゆかな

かったので大企業を相手の「損害賠償請求事件」という裁判を起こしました。

訴額もたかだか3,000円の争いだから、負けたってどうということもない趣味みたいな訴訟でしたが、

それでも知らないうちに相当に血圧も上がっていたことでしょう。

ボケ防止には良いかもしれないが、健康には決して良くはないことは承知の上です。 和解のテーブルで

裁判官から「負けてあげる度量を・・・」と言われたのを断って」判決まで行ったところ「敗訴」の判決。

「負けるが勝」とは思えまさんが「勝を譲った」ということにしておきましょう。

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プーランデヴィ

2015-04-28 08:19:16 | 日記

           27.05.03     プ ー ラ ン ・ デ ヴ イ   NO.784

  いささか旧聞に属しますが、プーラン・デヴィは10歳の時に性の奴隷として売られて、中年男

の「所有物」となった。   その後転々と売買されて性の道具として弄ばれた。

身分制度が今もなを厳然として残るインドの最下層出身の女性だった。   あるとき、盗賊団

にさらわれてそのかしらの愛妾となった。 でも、そのかしらが彼女の人格を認めてくれた唯一

の人間だった。

そのかしらが部下の裏切りにあって殺され、プーランも危うく殺されかけたがうまく逃げ切り、やが

て彼女を慕うかつての部下とともに、盗賊組織を立ち上げて頭に納まり、自分を弄んだ男たちを

次々に襲ってペニスをちょん切って積年の恨みを晴らしたのです。

関係者を恐怖のどん底に陥れましたが、司法取引に応じて11年間服役し、出所後国会議員に

立候補して当選し、国民的なスターとなった。

でも、残念ながら過労がたたり若くして病に倒れ不帰の人となった。

プーラン・デヴィも凄いがインドって国もすごい、日本では考えられない歴史的事象ではないで

しょうか?近年弱い者が強い奴をやっつけるなんて、痛快な話がなくなってちょっとさびしい。

デヴィはデヴィでも「デヴィ婦人」とは大違い。

 

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次郎長

2015-04-28 08:17:07 | 日記

          27.05.02       次  郎  長     NO.783

 清水の次郎長と言えば東海一の大親分で、幕府ですら一目置く存在だった。その次郎長がことも

あろうか刺客に襲われて急死した。

・・・となれば、それまで次郎長の威力に気圧されておとなしくしていた連中が、早速縄張り拡大の

争いに乗り出し、次郎長一家に忠誠を誓っていた連中までもが公然と反旗を翻し、次郎長の縄張

りに食い込んできた。  そこで次郎長は棺桶からむっくりとよみがえり、忠誠を裏切った連中を粛

清した・・・というお話があった。

つまり、次郎長は死んだことにして配下の子分たちの忠誠心をテストしたのでした。

今の時代、そんなことをする必要もないし、やたらそんなことをすればその人の人格そのものが疑

われることになる。 でも、人の心の深層心理は計り知れないから、対人関係上どうしても重大は

決断をしなければならない場合には(おそらく一生に一度あるかどうかというような)そういうテクニ

ックもアリかなと思う。

でも、そういうことは安易にやっていいことではではありません。

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27.5月の川柳

2015-04-28 08:05:53 | 日記

        27.05.01       27. 5 月 の 川 柳         NO.782

 

   この月も 駄作乱作で ごめんなさい          (織部さんごめん!)

   ぼく作る人 つま食べる人  我が家では         (それでいいのだ)

   人間は デジタルよりも アナログや            (そのほうがええ)

   国防は 頭上のハエから やらんかい              (ドローン事件)

   この人生 妻在りてこその 俺かいな           (たまに言うてみ) 

   後悔は しないできない 人生は                   (結婚も?)

   妻一人 西国めぐり おれ留守番         (女房元気で留守がいい)

   幸に スマホが何か わからな    (スマホやめますか学生やめますか)

   オレ手品 妻卓球で すれ違          (良くもここまで来たもんだ)

   お互いに 我慢我慢の 50年                 (金婚やんか) 

   カタログは 老人ホームと 墓地分譲              (ほっとけ!)

   患者診ず パソコン見ている 医者ばかり      (患者を見んかい!)

   座禅あり オレの人生 これからや            (しびれが切れる)

   50年 過ちいまも 続いててる            (相手もそう思ってる)

   中毒は 妻はテレビで オレ活字              (すれ違い夫婦)

   ばあさんが ぶつぶつ言うけど 聞こえない   (こっちが言うても同じ)

   でき得れば ピンピンコロリと 参りたい          (そうは行かん)

   天国も 地獄もあるのが この世なり          (あの世にはない)

   実家とか 主人なんか 言うなかれ (今は「虚家?」あなたは「従人?」)

   紅葉で 神が染めたる 天地かな (小学生俳人「小林凛君」でき過ぎや)

   大小が 出る幸せを 噛みしめて              (有難いことです)

   朋友の 一人倒れる 雨憎し          (順番が近づいている気配)

   貧困も いじめもないのが あの世です        (この世よりええかも)

   空腹も 睡眠不足もない あの世かな      (それでも行きたくはない)

   2本足 で歩けるうちの 散歩かな                 (歩け歩け)

   面倒や 読むこと書くこと 聞くことも             (そりゃアカンで)

   鳴り止まぬ 目覚まし時計を とめなきゃあ         (ハシモトトオル)

   雑巾が ふと気がつけば 冷蔵庫         (なんでこんなとこにある)

   面倒は 生きてる限り 続くもの                 (しゃ~ないで)

   粛々と 問答無用は どう違う                  (菅 官房長官)

   ハイキング ハイカイングと ちと違う         (英語で読めば徘徊や)

   恥ずかしい が踊ろうよ 我が音頭           (積極的に参加しょう) 

   ゆっくりと 起きて歩いて 話そうよ            (何も急ぐことはない)

   良く歩き 快食快眠 快便や                    (健康の秘訣)

   都構想 トオルが通れば 道理引っ込む  (首長選反維新3連勝目でたし)

   絶滅種 日本民族 入りそう                    (このままじゃ)

   ネコよりも ましになろうよ 子も孫も             (しゃんとせい!)

   子も孫も おれの遺産を あてにすな       (という程にはないけれど)

   父母に オレオレでよい 電話せよ        (安否確認くらいはせい!)

   衰退が 始まる格差の ある社会            (アベノミクスの誤謬)

   解らんな 同性婚って なんじゃいな            (どうでもいいけど)

   正義消え 邪悪蔓延る(はびこる)この世かな         (誰かが止めんと)

   あべ・くろだ 千にひとつの 稔りなし              (馬脚が現れる)

 

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