福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

パロットがいっぱい!

2013-11-26 22:53:41 | レコード、オーディオ
本日、アンドルー・パロット指揮 タヴァナー・コンソート&プレイヤーズによるレコード2点が届いた。

ひとつは、「クラシックCDの名盤」の旧版時代から熱烈に支持しているヘンデル「メサイア」。
もうひとつは、バッハ「ブランデンブルク協奏曲集」である。
いずれも、1988年の録音。
アナログ盤でリリースされたことすら知らなかった幻の名盤で、入手できたことを心から喜んでいる。

古楽に目覚めた90年代はじめ、圧倒的に人気のあったのはガーディナーで、それにヘレヴェッヘがつづくという状況であったが、
私の一番の贔屓はなんといってもパロットで、大衆を意識しない求道的な姿に惹かれたものである。
今はなきカザルスホール等に於ける来日公演にもいくつか出掛けた記憶がある。
プログラムが何だったかは思い出せないのだが・・・・。

今宵は、ブランデンブルク協奏曲から聴いているけれど、良い!
CDでも愛聴していたが、レコードの方が音の拡がりもあるし、プレイヤーの息遣いが生々しく伝わってくる。

というわけで、パロットのディスコグラフィのうちの10点のアナログ盤が我が家に揃った。
あと1点、バッハのカンタータ82番&202番(英ハイペリオン盤)は注文済みなので11点。

あと何点がレコードとして存在しているのか、大いに気になるところだ。
バッハ「マニフィカート」「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「エジプトのイスラエル人」があると良いなあ。
1990年録音、91年リリースというのが、実に微妙なところだ。

アンドルー・パロット・ディスコグラフィ
http://virelai.net/disco/parrott/




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