昨年の「ワルキューレ」にひきつづき、今年も7日、10日両公演とも聴くことが出来た。
東京・春・音楽祭の「リング」公演については、かなり前から手帳に書き込み、仕事の予定を入れることを阻止したことの勝利である。
「神々の黄昏」もなんとか日程を確保したいところだが、来年の4月は合唱指揮のスケジュールが微妙なところ。
なんとか1公演だけでも聴けるよう調整したいものだ。
さて、演奏は両日合わせて、我が国のワーグナー演奏史上、特筆すべき演奏だったと思われる。
歌手陣、オーケストラともに、最上の出来映え。もちろん、最大の功労者は指揮者ヤノフスキだ。
感動の新たなうちに書き留めておきたいところだが、今宵は余力がない。
月曜日のうちには某か書き残しておきたい。
■曲目
ワーグナー:舞台祝祭劇 『ニーベルングの指環』 第2日 《ジークフリート》
(全3幕/ドイツ語上演)[上演時間:約4時間50分(休憩2回含む)]
■日時・会場
2016.4.7 [木] 15:00開演(14:00開場)
2016.4.10 [日] 15:00開演(14:00開場)
東京文化会館 大ホール
■出演
指揮:マレク・ヤノフスキ
ジークフリート:アンドレアス・シャーガー
ブリュンヒルデ:エリカ・ズンネガルド
さすらい人:エギルス・シリンス
ミーメ:ゲルハルト・シーゲル
アルベリヒ:トマス・コニエチュニー
ファーフナー:シム・インスン
エルダ:ヴィーブケ・レームクール
森の鳥:清水理恵
管弦楽:NHK交響楽団(ゲストコンサートマスター:ライナー・キュッヒル )
音楽コーチ:トーマス・ラウスマン
映像:田尾下 哲