福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

マエストロ道義に誉められる

2016-01-01 02:22:25 | コーラス、オーケストラ
福島章恭率いる大阪フィル合唱団。
井上道義先生よりお誉めの言葉を授かったので、井上先生のオフィシャル・サイトより謹んで転載します。有り難うございます。益々励みたいと思います。

写真提供は大阪フィルTwitterです。こちらも、いつも有り難うございます。



『道義より ~ 2日続けてフェスティバルホールでの第九は、やはり昔からの大フィルのお客様と新たに初めて第九を入り口としてクラシックの世界に入る人たちの出会いの場でもあるだろう。エピローグでの蛍の光は伝統だ。僕は2日目には空っぽになってしまう舞台に耐えられずに出て一言、お客様に声を出してしまった・・・・というより、声が出るようになった歓びを表現したのかもしれない。
演奏は1日目2日目どちらも甲乙つけがたかった気がした。音楽の感動というのは聴く側の席の場所、体調、誰と行ったか、どんな1年を過ごした後に聞くかに大いに影響を受けるもの。
やる方はただただ毎日心を新たに全力を傾注するのみ。
福島章恭氏に率いられての大フィル合唱団はものすごくレベルを上げた。本当に驚くばかりだ。
以前の指導者三浦さんに電話を入れたら残念ながら今もパーキンソン病で車椅子だが精神的には大変健康に感じられ心から応援しているとのことだった。
今回のソリストはみなとても素晴らしかった。成長した人、大活躍中の人ばかりだ。アルトの小川明子さんは日本人では数少ないあのパートを十分響かせることの出来る人で、得難い!
朝比奈方式に井上方式を加えたオーケストラのセッティングもメンバーの心もやっと腰が据わったようだ。新しいフェスティバルホールが歓んでいる。
95歳の村山美知子さんにも2回、会いに行ったが病院から応援してくれている。
こういう作品には多くの人の愛が集まり、試される。』

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