また哀しいニュースが飛び込んできました。
ずっと闘病なさっていたので覚悟はしていましたが、やっぱりショックだ。
先月読んだばかりだったので、そして来月新刊が出るはずなので、余計。
栗本薫さんがお亡くなりになりました
一人の作家が書いた小説としては、世界で一番長い「グイン・サーガ」は、やはり未完。
正編126巻、外伝21巻、外伝は半分ほどしか読んでませんが、随分長い間楽しませていただきました。
ご冥福をお祈りいたします。
本当にありがとうございました。
多大な影響を受けた方には間違いないわけで、そのきっかけは、私はグインよりも先に「魔界水滸伝」でした。
市立図書館に新刊が出る度にリクエストカードを書き、購入させてました。
で、その次が「絃の聖域」で、「伊集院大介」シリーズですね。
当時はファンタジーってほとんど読まなかったので、グインに会わなければ、天野喜孝に惹かれることもなく、FFに振り向くことも無かったでしょう。
当然、水滸伝も手に取らなかったろうし、夢枕獏も菊地秀行も読んだかどうかも怪しいもんです。
彼女の作品で、日本のミステリーを読むようになった気がする。
写真の2冊は、どちらも伊集院大介シリーズですが、冒険の方は、昭和60年(第六刷)発行で、初めて自分で買った栗本薫の本です。
それまでは全部借りてました。
そして、実はいまだに読み終えてません。
好きな本は最後まで読めないんです。読んだら終わっちゃうから。妙な癖で困ってますが、おかげでこれだけは未だに手元にあるわけです。
隣は一番新しい、伊集院大介。奇跡的に売られずに残ってました。
グインは手元にはありません。
その数故に残すことを断念したのです。新刊が出る度にカバーの折返しに並べられてるタイトルを見返すので十分だから。
タイトルだけで126巻の内容が思い浮かぶって、すごい本だよね。
誰かが引き継ぐのか?という話題は当然出るでしょうけど、当初、100巻で完結、と言っていたのがあっさり100を越し、でもちょっと過ぎたところで目標の地点まで到達し、あとはどこまで書き続けられるか、とあとがきにもあったので、もういいかな、と。
あと100年生きていても、きっとこの物語は終わっていないような気がするし。
きりがない、という意味では、人生と同じ様な作品だったね。
後戻りできないから、一度過ぎたら(読んだら)、もう二度と繰り返す(読む)ことはないわけで、私も物語と一緒に生きてきたんだなあ。
まだ読んだことがない方で、興味を持たれた方は、ぜひお試しください。
大丈夫、たった126冊、一日一冊読めば4ヶ月で読破できます
ずっと闘病なさっていたので覚悟はしていましたが、やっぱりショックだ。
先月読んだばかりだったので、そして来月新刊が出るはずなので、余計。
栗本薫さんがお亡くなりになりました
一人の作家が書いた小説としては、世界で一番長い「グイン・サーガ」は、やはり未完。
正編126巻、外伝21巻、外伝は半分ほどしか読んでませんが、随分長い間楽しませていただきました。
ご冥福をお祈りいたします。
本当にありがとうございました。
多大な影響を受けた方には間違いないわけで、そのきっかけは、私はグインよりも先に「魔界水滸伝」でした。
市立図書館に新刊が出る度にリクエストカードを書き、購入させてました。
で、その次が「絃の聖域」で、「伊集院大介」シリーズですね。
当時はファンタジーってほとんど読まなかったので、グインに会わなければ、天野喜孝に惹かれることもなく、FFに振り向くことも無かったでしょう。
当然、水滸伝も手に取らなかったろうし、夢枕獏も菊地秀行も読んだかどうかも怪しいもんです。
彼女の作品で、日本のミステリーを読むようになった気がする。
写真の2冊は、どちらも伊集院大介シリーズですが、冒険の方は、昭和60年(第六刷)発行で、初めて自分で買った栗本薫の本です。
それまでは全部借りてました。
そして、実はいまだに読み終えてません。
好きな本は最後まで読めないんです。読んだら終わっちゃうから。妙な癖で困ってますが、おかげでこれだけは未だに手元にあるわけです。
隣は一番新しい、伊集院大介。奇跡的に売られずに残ってました。
グインは手元にはありません。
その数故に残すことを断念したのです。新刊が出る度にカバーの折返しに並べられてるタイトルを見返すので十分だから。
タイトルだけで126巻の内容が思い浮かぶって、すごい本だよね。
誰かが引き継ぐのか?という話題は当然出るでしょうけど、当初、100巻で完結、と言っていたのがあっさり100を越し、でもちょっと過ぎたところで目標の地点まで到達し、あとはどこまで書き続けられるか、とあとがきにもあったので、もういいかな、と。
あと100年生きていても、きっとこの物語は終わっていないような気がするし。
きりがない、という意味では、人生と同じ様な作品だったね。
後戻りできないから、一度過ぎたら(読んだら)、もう二度と繰り返す(読む)ことはないわけで、私も物語と一緒に生きてきたんだなあ。
まだ読んだことがない方で、興味を持たれた方は、ぜひお試しください。
大丈夫、たった126冊、一日一冊読めば4ヶ月で読破できます