はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

女王陛下の草刈正雄

2009-04-13 20:54:42 | TV
 先週末はTSUTAYA半額デーだったので、あれだけDVD買ったにもかかわらず、借りてきました。
 その中の1枚。
 0093 女王陛下の草刈正雄(2007)

 ええ、これがタイトルです。
 見たかったんだよー、ずーっと気になってたんだよー。
 で、ようやく見ることができました。
 面白すぎっ!
 ゆるい、ゆるいよ。
 裸の銃を持つ男、みたいな感じですが、タイトル通り007のパロディーです。
 女王陛下って誰?とか、なんで草刈正雄が、とか細かいことは、ま、いーかーな映画です。
 色んな人が出てますが、誰が出ていようが関係ありません。
 草刈正雄を知らなくても問題ありません。
 そんなゆるさです。
 ストーリーはタイトルが示す通りで、俳優・草刈正雄は、実は女王陛下のスパイで悪と戦うという、ひねりも何もないんですが、一応、大筋は通っているので、ちゃんとした物語になっています。
 その両脇で、小ネタが炸裂していますので、画面の端の方が大変忙しい作品になっています。
 話が進めば進むほどネタ全開という、お約束が好きな方にはオススメ。
 当然、私の好きなバナナの皮も出てくるわけで、さらに「バナナの皮で転ぶのは、かなり高度な技を必要とし、大変な危険を伴うため、絶対にマネしないで下さい」という注釈付き!
 ナイスです。

 日本にも、こーゆーテンポとセンスの作品を作る人がいるんだなあ、と思うと嬉しいですね。
 最初から最後まで楽しめますので、機会があったら、どうぞ。

 10年くらい前に、マルコヴィッチの穴、という実在するしかもバリバリ現役の俳優ジョン・マルコヴィッチを題材にした?映画がありましたけど、一瞬、あれを思い出しましたね。
 あれを日本の俳優でやろうとするとどうなるんだろう、と思ってたけど、なるほど、草刈正雄さんになるわけだ。

 TVもつまらなくて、ヒューマンドラマとか、アクションとか、ホラーとかは見るのしんどいなあ、な時にはもってこいの作品かと。
 33分探偵のゆるさに耐えられる人には、控え目にオススメしておきます。
コメント
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