なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

そう言えば「赤い靴」

2010-08-11 03:19:31 | Weblog
 「赤い靴」の話は東西でふたつ有りますね。
  一つはアンデルセンの童話で、素敵な赤い靴ですがそれを穿くと死ぬまで踊り続けなくてはいけないと言う魔性の赤い靴の話・・・これを下敷きにした映画の赤い靴も一応同じグループにして置きます。
 もう一つは野口雨情の童謡赤い靴・・・これは舞台も登場人物も日本(神父さん夫妻はアメリカ人らしいけれど)。
 実際には「赤い靴」の童謡と「物語」の間には若干事実を疑うところもあるらしいが、マア定説なるものを受け入れれば日本の話。
 そして日本に赤い靴に因んだ場所は少なくとも3箇所有る。
  一つは最も有名な「横浜」・・・「横浜の波止場から船に乗って、異人さんの国に行っちゃった・・・。
 但し実際は渡米前に結核で行けなかった、あるいは、元々孤児院で病死したとか。
  ともあれ歌詞からして横浜。
 二番目は函館の運河倉庫公園。
  詳しい事は知らないけれど、ここは女の子の実母が北海道の開拓に携わった関係らしい・・・女の子本人は北海道には行っていないらしいが、話としては関係のある土地。
 さて三番目、これが静岡市清水区の宮加三と言う所、、、ここが実母の出身地とか。
  宮加三と言う場所は日本平の麓にある。
 そんな関係で日本平の頂上には「赤い靴の女の子母子像」がある。

 私の記憶では日本平のてっぺんでそう言う像を見たことはない。
  ところがネットで検索すると頂上に「有る」事になっているし像の写真も有る。
 マア、山頂と言っても300メートル、日本「平」と言うだけあって広いので、隅から隅まで見たことはないし・・・。
 私が故郷を離れたのが昭和42年で、像が建立だれたのが昭和61年だと言う事で、19年の時間差が原因でした。

 今回の帰省で、試合の翌日姉に山頂のホテルに案内されて、景色の良いラウンジでコーヒーを飲んで、その後大きな芝の広場を散策・・・この夜にホテル主催の花火大会の準備まっ盛りでしたが、広い庭を歩きました。
 「平」ですが芝生の斜面・・・どちらかと言うと「ハイジ」みたいな空間。
 その時はうっかりして居ましたが、そこでは[赤い靴母子像]は見ませんでした。
  そういえば「山頂」はホテルの敷地より高い場所があるので、きっとそのあたり・・・港を見下ろす場所が像の有る所なんでしょう。
 しかし、像に気がつかなかった事に気がついたので何だか「やり残し」みたいな気持ちです。
  次回のサッカー応援の時は、またここに寄ることになりそうです。