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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ザルクラスの作戦?

2007-12-28 18:14:48 | Weblog
 先日打った人は、出だしが大高目。
  これは二つの大高目の方向を変えた形
 もう少し前に対局した人は同じ向きの二つの大高目というのもあたっけ。
  あまり定石の本では見かけ無いようなものとたまに出くわす
   当然びっくりするわけだし、どうしたら良いのかその都度考えざるを得ないので、突然厄介な問題を突きつけられた状態ですが、どう打とうと相手の自由ですから文句は言えません。
 そういう部類のものとしては五5も入るかも知れないけれど、この程度では驚いてはいられない・・・六6作戦もありますからね。
  5五の方は先着してくる、6六の方は星(四4)に打つと、すかさず六6にかぶせてくるという感じですね・・・(6六はアメリカでヘリコプターと言うとか)
 
 どうもこういう打ち方をされると、頭では「相手の勝手」とは思いながらも、どこかに「挑発的な臭い」を感じてしまうのだから人間が出来ていない。
 冷静に、その場面で一番良い手を考えるべきなのに・・・
  もしもこれが良い布石作戦であるならば・・・あるいは”普通にありうる範囲内”ならば・・・これを得意とするプロが居ても良さそうだし・・・そうなれば解説書に定番のタイプとして登場しないはずがない。
  更にプロの公式戦に登場しないはずが無い
 登場しないということは、きっとどこかに致命的な欠陥があるのか、プロには好まれない理由があるはずだと想像できます。
 景気は好いけれどきっと打ちにくい何かがあるに違いない
  だからプロの棋譜には出てこないのだろう
 ということは、そういう手で来てくれたのならチャンス!の筈なんだけれど
    それが解れば苦労は無い!!
  そして最大の欠陥的な問題点でもある
  だからそういうことを見越して、私らザルキチレベルではたまにこういう手が来襲するのだろう?
   正確な対応がわかっていないのだから、少なくとも奇襲作戦としては成立?・・・おたおたした対応が相手を勢いづかせてしまう
  ふと気がついたのですが、仕掛ける方は自分の長所も欠点も承知した上で打っているのでしょうね?
  まさか、仕掛け得というか、「正しく反撃されたらその時はその時」という気分だろうか?
  「まさか」の方を想像すると悔しいですね。
 
  「挑発と感じる心」は=「自信のなさの裏返し」でもある
  昔「わかんねエーだろうなアー」っていう台詞があったっけ
   まさにそれですね
 「わかんねエー!!」って毎度毎度やられているのも芸が無いを通り越して情けない
  勝敗ではそれ程は偏ってはいないと思うのですが、印象としては良くない・・・”こういう作戦に高い勝率を残せない自分にがっかり”しているのが問題なのかもしれない? 
 いろいろあるから私らのクラスははめ手を含め、手を変え品を変え奇襲作戦が横行するのでしょう。
  それも面白いといえば面白いけれどいつも仕掛けられる方ということは「組しやすいジイサマ」という印象を振り撒いているにちがいない・・・
 そういうものを乗り越えて、動じなくなれば半ランクくらいのアップにはなっているかも知れませんね。