タイトルは「曲がり角の対局」ですが、私の気分としては「切所の勝負」です。
天下分け目の関が原とか天下国家が動くわけでは無いけれど・・・せいぜいが道に迷ったジイサマが右に行くのか左に行くのかの分かれ道なのですが。
片方はともかく、もう片方は泥沼地獄で当分這いずりまわることになるから、負けられない対局ではあります。
3連敗してから一つ勝って、もし次に負けるとまた3連敗した時点に引き戻されることになり、それはかなりの精神的なダメージ伴い新たな3連敗の始まりになる可能性が高い
そうなると成績は1勝する間に6敗することになる・・・
勝ち負けに拘らないほうではあるのですが、こういう状態では「碁の内容はい良いのに勝ち星がついてこない」など言ってられないし、事実内容も悪いことが多い
いろんな人と打つのだから、こちらがいくら調子がよくても・普通に打てても、相手がそれを少しでも上回っていれば「相手が勝ったりこちらが負けたり」の勝ったり負けたりになるわけです。
半目とか微差で連敗もありうる
それが善戦して、結果としての負けなのかというと
これが素人の哀しさ、どこかで敗着を打っている
あるいは相手のミスショットになるはずの手を咎めていない
更には勝負どころを知らない間に見過ごしている・・・
だから素人の対局では両者がっぷりよつの力相撲で結果半目ではなくて、単なる結果半目。
だからそういう敗戦が続いたからといって、単に運が悪いだけの話で、惜しい碁を落としているとは言い難いですね
つまり敗戦が続くにはそれなりの理由があると思われる。
基本的な力の差はもちろんですが、メンタル面も拍車を掛けるでしょう・・・その分かれ道が3連敗後の1勝の後の対局に来る様な気がする。
だからこれは私にとっては大事な一局
(相手にとっては単なる1局かも知れませんが)
素人の道楽ですからこれに勝っても何かご褒美が出るわけでも無いのですが・・・
一局一局の内容はそれぞれに夢中になって楽しませて戴いている・・・一局ごとの内容は別のものですが結果としての勝敗は関連があるような気がする
なんと感じようといずれは打つ1局ですから、碁キチが打たないわけには行きません=「ドキドキ感」も含めて楽しませて戴いていると思うしかないですね。
ところで以前に紹介したことがある本
「白番布石の徹底解明」 小林光一 200年
これを泥縄式にもう一度読みました・・・特に「対中国流」編
大雑把に言うと「徹底解明」は少し誇大広告でしょうと恨み言を言わしていただきます。
対中国流でたったの4局は寂しい・・・高中国流2に低中国流2
相手の布石への対応で典型的な形を解説してくれているのですが、やはり総花的な気はする
私のリクエストとしては相手の作戦・布石に対する対策を・・・例えば高い中国流+低い中国流のみで1冊
解説が詳しければ嬉けれど、それでは価格に跳ね返りそうなので
序盤から中盤の入り口くらい、50手くらいまでの棋譜集で相手の布石別に纏めた者・・・そして解説というより、その時考えたことなどのメモみたいな
そういう棋譜集が欲しい
少し脱線しましたが、小林先生の本に文句をつけながら読んだのに、実は実戦では役に立ったみたい・・・こんな即効性があっても良いものか
分かれ道の対局で相手は黒3までの手では中国流含み
そして白4小目に打つと、相手は気分的に中国流にはしにくい・・・これは以前から知ってはいたのですが・・・知っていたけれどやっていないのだから知っていたといえるのか問題ですが・・・
ともかく相手は中国流を取らなかった
ということは、相手の人も相当勉強をしているのかも知れないと感じたのですが、別のことが頭にひらめきました。
おそらく間違いだと笑われるかも知れませんが・・・
私が白番で、相手に中国流で悩まされていたのは実は白2が問題だったと気がついたのです
オーバーに言うと(私に関しては)白2が敗着!
どういうことかというと、黒1星の時白2を対隅の星に打っていた
これは次ぎの黒3が小目に打たれればほぼ中国流は阻止出来ない・・・まあ白4で割り打ちもあるかもしれないけれど。
白2対偶星が私なりに理由が無いでもない・・・それは「平行型」の布石の方が「タスキ型」より好きなので、白2が対偶ならばタスキはありえないという理由
それが、黒3で中国流含みに小目に打たれる理由だったのです
なんと単純なことに気がついていなかったのでしょうね、馬鹿みたいな話です・・・とにもかくにも小林先生の「白番布石・・・」のおかげで一応危機脱出
また近いうちに危機に見舞われるはず・・・そのたびにもがく
そういう勉強ですから泥縄ですね。

天下分け目の関が原とか天下国家が動くわけでは無いけれど・・・せいぜいが道に迷ったジイサマが右に行くのか左に行くのかの分かれ道なのですが。
片方はともかく、もう片方は泥沼地獄で当分這いずりまわることになるから、負けられない対局ではあります。
3連敗してから一つ勝って、もし次に負けるとまた3連敗した時点に引き戻されることになり、それはかなりの精神的なダメージ伴い新たな3連敗の始まりになる可能性が高い
そうなると成績は1勝する間に6敗することになる・・・
勝ち負けに拘らないほうではあるのですが、こういう状態では「碁の内容はい良いのに勝ち星がついてこない」など言ってられないし、事実内容も悪いことが多い
いろんな人と打つのだから、こちらがいくら調子がよくても・普通に打てても、相手がそれを少しでも上回っていれば「相手が勝ったりこちらが負けたり」の勝ったり負けたりになるわけです。
半目とか微差で連敗もありうる
それが善戦して、結果としての負けなのかというと
これが素人の哀しさ、どこかで敗着を打っている
あるいは相手のミスショットになるはずの手を咎めていない
更には勝負どころを知らない間に見過ごしている・・・
だから素人の対局では両者がっぷりよつの力相撲で結果半目ではなくて、単なる結果半目。
だからそういう敗戦が続いたからといって、単に運が悪いだけの話で、惜しい碁を落としているとは言い難いですね
つまり敗戦が続くにはそれなりの理由があると思われる。
基本的な力の差はもちろんですが、メンタル面も拍車を掛けるでしょう・・・その分かれ道が3連敗後の1勝の後の対局に来る様な気がする。
だからこれは私にとっては大事な一局
(相手にとっては単なる1局かも知れませんが)
素人の道楽ですからこれに勝っても何かご褒美が出るわけでも無いのですが・・・
一局一局の内容はそれぞれに夢中になって楽しませて戴いている・・・一局ごとの内容は別のものですが結果としての勝敗は関連があるような気がする
なんと感じようといずれは打つ1局ですから、碁キチが打たないわけには行きません=「ドキドキ感」も含めて楽しませて戴いていると思うしかないですね。
ところで以前に紹介したことがある本
「白番布石の徹底解明」 小林光一 200年
これを泥縄式にもう一度読みました・・・特に「対中国流」編
大雑把に言うと「徹底解明」は少し誇大広告でしょうと恨み言を言わしていただきます。
対中国流でたったの4局は寂しい・・・高中国流2に低中国流2
相手の布石への対応で典型的な形を解説してくれているのですが、やはり総花的な気はする
私のリクエストとしては相手の作戦・布石に対する対策を・・・例えば高い中国流+低い中国流のみで1冊
解説が詳しければ嬉けれど、それでは価格に跳ね返りそうなので
序盤から中盤の入り口くらい、50手くらいまでの棋譜集で相手の布石別に纏めた者・・・そして解説というより、その時考えたことなどのメモみたいな
そういう棋譜集が欲しい
少し脱線しましたが、小林先生の本に文句をつけながら読んだのに、実は実戦では役に立ったみたい・・・こんな即効性があっても良いものか
分かれ道の対局で相手は黒3までの手では中国流含み
そして白4小目に打つと、相手は気分的に中国流にはしにくい・・・これは以前から知ってはいたのですが・・・知っていたけれどやっていないのだから知っていたといえるのか問題ですが・・・
ともかく相手は中国流を取らなかった
ということは、相手の人も相当勉強をしているのかも知れないと感じたのですが、別のことが頭にひらめきました。
おそらく間違いだと笑われるかも知れませんが・・・
私が白番で、相手に中国流で悩まされていたのは実は白2が問題だったと気がついたのです
オーバーに言うと(私に関しては)白2が敗着!
どういうことかというと、黒1星の時白2を対隅の星に打っていた
これは次ぎの黒3が小目に打たれればほぼ中国流は阻止出来ない・・・まあ白4で割り打ちもあるかもしれないけれど。
白2対偶星が私なりに理由が無いでもない・・・それは「平行型」の布石の方が「タスキ型」より好きなので、白2が対偶ならばタスキはありえないという理由
それが、黒3で中国流含みに小目に打たれる理由だったのです
なんと単純なことに気がついていなかったのでしょうね、馬鹿みたいな話です・・・とにもかくにも小林先生の「白番布石・・・」のおかげで一応危機脱出
また近いうちに危機に見舞われるはず・・・そのたびにもがく
そういう勉強ですから泥縄ですね。

