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サッカー北京五輪最終予選最終戦、日本が引き分けて4大会連続の五輪出場を決める。

2007-11-21 22:17:20 | サッカー関連
土曜日のベトナム戦に勝った日本。
今日のサウジアラビアとの最終戦、勝つか引き分けで北京五輪出場が決まる。

日本は前回の4バックから3バックにシステムを変更。
右サイドバックに入っていた内田に変わり、細貝がボランチでスタメン。
柏木をトップ下に入れる布陣を敷いてきた。

立ち上がり、勝たなければいけないサウジが攻勢をかける。
前半9分に大ピンチを迎えたが、青山敏がゴール前でクリアして事なきを得る。
その後も前半20分くらいまでピンチが続いたが、堅い守りで耐える。

すると日本がボールを支配する時間帯が増え始める。
前半27分、ディフェンスのクリアミスをカットした李忠成がミドルシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れる。

ボールを支配したが、なかなかフィニッシュに持って行けず。
前半はこのままスコアレスで終了。

後半、日本が前線からプレスをかけて、流れをつかむ。
後半5分、岡崎がワントラップから左足で強烈なシュートを放ったが、相手キーパーのワリードが右手一本でクリア。惜しい。

後半17分にも、抜け出した柏木がシュートを放つが、キーパー正面。

その2分後、フリーキックからピンチを迎えたが、キャプテン水本がクリア。

後半33分、李・柏木・岡崎でディフェンスを翻弄し、最後は岡崎がフリーでボレーシュートを放ったが、上に外れた。

終了間際、サウジに攻め込まれる場面もあったが、落ち着いて対応できた。
このままスコアレスドローで終了。
日本はアトランタ大会以降、これで4大会連続の五輪出場を決めた。

まぁ今日は勝てなかったことが不満、という意見も多いだろう。
でも、サウジに負ければ出場できない、ということを考えれば、無失点に抑えたのは素晴らしい、というべきだろう。
本当に五輪に出たい、というイレブンの気迫があった。
岡崎も李も、ベトナム戦同様、前線から走り回ってディフェンスをしていた。

サウジのディフェンスも1点取られたら終わり、ということで集中していた。
あれではなかなか崩せないな。

サウジは右サイド、12番のファラタ、7番のアルゴワイニムを中心に攻めていたが、
その対策が出来ていたのだろう、本田圭がよく戻ってディフェンスをしていた。

少ないチャンスの中、岡崎が強烈なシュートを放ったり、とチャンスもあった。
しかし、相手キーパーのワリードも素晴らしかった。

スコアレスであったが、内容は良かったと思う。
オリンピックはかなり強敵が揃うので、今日のような気迫を見せて戦って、予選リーグを突破してもらいたい。

今日の結果は何より、入院中のオシムへ良いメッセージとなっただろう。
キャプテンの水本が試合終了の瞬間、しゃがみ込んで手を合わせて泣いていたのは印象的でした。

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