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クラブワールドカップ決勝&3位決定戦の感想。

2007-12-17 00:25:11 | サッカー関連
今日3位決定戦と決勝が行われた、サッカークラブワールドカップ。
まずは3位決定戦、浦和レッズ―エトワール・サヘル(チュニジア)戦から。

浦和は田中マルクス闘莉王が、準決勝のミラン戦で故障。
闘莉王の位置に阿部が入り、山田をトップ下に配置する布陣で臨む。

前半4分、カウンターからのロングボールを坪井がクリアミス。
シェルミティを倒してしまい、PKを献上。
それを決められてあっさり先制を許す。

対する浦和は中々シュートを打てない。
エトワール・サヘルの方がむしろ攻勢のように見えた。

しかし浦和がワンチャンスをモノにする。
前半35分、相手ディフェンダーのクリアミスを相馬が拾う。
ピンポイントクロスをワシントンがヘディングで合わせて同点に追い付く。

その5分後、永井のセンタリングを再びワシントンがボレーで合わせる。
しかしシュートはクロスバーを直撃。そのこぼれ球を鈴木が左足でシュートしたがゴール右へ外れた。

同点のまま前半終了。

後半も一進一退の攻防。
むしろ、後半の始めはまた、エトワール・サヘルの方が圧していた。

後半25分、相馬のクロスを相手ディフェンダーがハンド。
それで得た永井のフリーキックを、ワシントンが再び合わせて2-1と勝ち越す。

しかしリードは長く続かない。
その3分後、ロングボールをベンディファラーがヘッドで流したボールを、ネネとシェルミティが競り合う。
シェルミティが競り勝って、ネネはドリブルで交わされる。
カバーに入った阿部が倒してしまったがプレー続行。
さらにキーパー都築が飛び出したがシェルミティに奪われ、無人のゴールへ流し込まれた。

この試合の後すぐに決勝を行うため、延長戦を行わず、すぐにPK戦に突入するため、両チームとも必死に攻めたが決められず。
勝敗の行方はPK戦に。

エトワール・サヘルの1人目がポストに外れる。
浦和は4人目まで全員決めて、エトワール・サヘルの4人目を都築がセーブして、浦和が勝利。
ワシントンは浦和最後の試合を、世界3位という結果で飾った。

そして決勝戦。

ミランが前半21分、カカがドリブル突破してシュートのこぼれ球(試合後、シュートだと言っていた)をインザーギが合わせて、先制したが、
その1分後、ボカ・ジュニアーズがショートコーナーからパラシオがヘディングで合わせて同点に追い付く。

一進一退のまま、前半は1-1の同点で終了。

後半5分、セードルフのドリブル突破をボカディフェンスが倒してフリーキックをゲット。
ピルロはキーパーの前に上げると思われたが、裏を掻いて後ろのアンブロジーニへ。
アンブロジーニは空振りしたが、後ろにネスタがつめていた。ボレーで合わせて2-1と勝ち越す。

後半13分、ボカの右サイドから再三良いボールを上げていたイバーラが、強烈なミドルシュートを放つ。
キーパーのジダが反応出来ない。しかし、左ポストに救われる。

後半16分、左サイドへのロングボールをカカが拾う。
そこから相手ディフェンダーを交わして、左足でシュート。
キーパーの足に当たり、ゴールへ吸い込まれた。

その10分後、セードルフのスルーパスを、カカがダイレクトでフリーのインザーギへパス。
インザーギが落ち着いて決めて4-1。

後半40分にボカが1点を返したが、4-2でミランが勝ち、クラブワールドカップになってから初めて、ヨーロッパが制することとなった。

3位決定戦の浦和は、最後の試合となるワシントンに勝たせてあげようという気迫を十分感じた。
前半は攻め込まれる場面が多かったが、ポジションを入れ替えるとこれが機能。
中盤を支配して、攻勢を仕掛ける場面が増えると、前半35分に追い付いた。
1点目の相馬のクロスは、これじゃないとワシントンに合わない、というピンポイントのボールやった。

とにかく、アジアチャンピオンとして、日本の浦和レッズが世界の3位になったのは素晴らしい。

決勝戦は前半、ボカが上手くミランの中心選手、カカとピルロにマークを厳しくして、上手く機能していたように感じた。
しかし、一瞬のスキをカカが見逃さない。
前半21分、ヘディングで競り勝って相手のマークを外す。
するとトップスピードでドリブル開始。相手のディフェンスを一気に2人、3人とひきつける。
そしてこちらも一瞬、マークが外れたインザーギが右足で合わせるだけ。

その1分後にディフェンスが集中を欠いて、ボカに追い付かれたが、後半5分にフリーキックからネスタがゴールして逆転すると、完全にミランのペースになった。
逆にボカの選手は勝ち越されてから、少しガス欠になったように感じた。
徐々に前線と中盤が空きだした。
ボカとしてはあのイバーラのシュートがポストに当たってしまったのが痛かった。

その後、カカがドリブル突破から3点目を押し込むと、4点目のインザーギへ見事なアシスト。
カカの突破力、インザーギのポジションの上手さが目立った試合であった。

ボカもただ大敗した訳ではない。
同点に追い付いたシーンなんかは、相手の一瞬のスキを突いた見事なプレーやった。

今回のミランは、チャンピオンズリーグの日程をずらすほど、この大会に賭けていた。
ヨーロッパが本気で臨めば、こうなるんやな、と改めて実感した決勝戦やった。

来年も日本で開催されることが決まっている。
さらに、来年のアジアチャンピオンズリーグには、浦和・鹿島・ガンバ大阪の3チームが出場する。
Jリーグ枠なんてそんな枠は外して、来年もアジアチャンピオン枠として、Jリーグのチームが出てほしい。

実質見れたのは、今日の決勝・3位決定戦と、浦和―セパハン戦くらいやったけど、その3試合ともに見応えのある良い試合やった。
来年も今年以上に盛り上がってくれることを期待したいと思います。

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2 コメント

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おめでとうございます。 (びぃ)
2007-12-17 01:31:18
サッカーは私も大好きなので見てました。
カカも良いけど、私もインザーギの位置取りが
相変わらず抜け目ないと思いました。

競馬はおめでとうございます
私は全く駄目でした。
ジョリーダンスだけは相性がよくありません
安田記念で軸にすれば3着
今回見逃せば走るし・・
来週は現場に行ってみようかなと考えてます。
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ワイドだけですが… (A.Inaba)
2007-12-17 12:44:14
びぃさん、こんにちわ。
カカも素晴らしいですが、やはりインザーギのポジショニングの良さは素晴らしいです。
そしてトーナメントに滅法強いというのも。
ヨーロッパが本気でこのタイトルを獲りに来たら、南米でさえ太刀打ち出来んのや、と実感したクラブワールドカップでした。

競馬の方は…実は○-◎で決まっているのに、馬券はワイドしか持ってませんでした…。
ジョリーダンスは、叩き3走目で変わると思ったのと、4月の阪神牝馬Sで強豪馬を負かしている。
実は千四の方が合うのでは?と思い、本命にしました。

来週は土日現場に行く予定ですよ。
ラジオNIKKEI杯は、来年のクラシック戦線を占う意味で、見ておくべきレースなんで。
有馬記念は…まぁポップロックかな?と思います。
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