問われているの侵略戦争正当化だが
それだけではない!
侵略戦争を支えたイデオロギー=国家神道・皇国史観を
きちんと総括していないことだ!
国民の素朴な信者信仰とは訳が違う!
スリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソは神道冒とくだぞ!
国家権力を担う者が神道形式で参拝するのは
究極の違憲行為!
人間のこころの尊重主義に対する非常識行為!
靖国参拝と奉納/やはり問われる歴史観
北海道新聞/2016/4/24 10:00
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0056311.html
安倍晋三首相は、きのうまで行われた靖国神社の春季例大祭に合わせて「真榊(まさかき)」と呼ばれる供物を奉納した。閣僚では高市早苗総務相、岩城光英法相が参拝した。
首相は在任中、A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社に2013年12月に参拝したほか、春秋の例大祭に供物、終戦記念日に玉串料を奉納することが恒例化している。
今回も含めて中国、韓国は首相の奉納や閣僚の参拝を批判しているが、首相参拝時のような強い反発は出ていないようだ。
しかし、参拝でも奉納でも本質的な問題は変わらない。現職の首相と閣僚であれば、侵略戦争を正当化するような靖国神社の歴史観を日本政府が肯定していると受け取られかねないからだ。
奉納なら中韓との関係が悪化するほどの問題にはならず、「英霊」たちへの尊崇の念を表せる―。
首相に、そうした思惑から靖国神社との関係を既成事実化する意図があるなら見逃せない。
岩城氏は参拝の後、記者団に対し「国のために命をささげた方に敬意を表するのは世界共通のことだ。その在り方は各国の伝統に従って行われるものだ」と述べた。
高市氏も、参拝は「外交問題ではあり得ない」と言う。
だが、問われているのは、首相と閣僚一人一人の歴史観である。
昨年8月に閣議決定された戦後70年の首相談話は「先の大戦における行いについて、痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明してきた歴代内閣の立場は揺るぎない」と明記した。
おわびが間接的な表現にとどまったことなどに批判があるにせよ、首相と閣僚は、談話の言葉に偽りがないことを国際社会に行動で示す責務がある。
靖国神社の展示施設「遊就館」には、第2次世界大戦後のアジア諸国の独立は「大東亜戦争緒戦の日本軍による植民地権力打倒の後であった」とする解説がある。
日本が、戦争によってアジアを欧米の植民地支配から解放したかのように読める。靖国の歴史観を端的に表す記述の一つだ。70年談話の内容と相いれるだろうか。
日中関係は中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題が影響して停滞している。
改善に向かった日韓関係も、韓国総選挙での与党惨敗によって従軍慰安婦問題の合意履行を危ぶむ声が出ている。
いずれも、関係改善や強化に向けた重要な時期を迎えている。
首相と閣僚の言動に一点の曇りもあってはならない。(引用ここまで)
神道を信仰しない国民のことなど
知ったことではない!?
違憲の國・伊勢参拝を問題にしないのは何故か!
日本は
自由・人権・民主主義・法の支配の価値観を持つ国か?
以下の条文を視れば憲法違反は明白・一目瞭然!
日本国憲法第99条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。(引用ここまで)
日本国憲法97条
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。(引用ここまで)
日本国憲法第98条
この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。(引用ここまで)
日本国憲法第20条
信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。(引用ここまで)
真榊(まさかき)とは、神事の場で祭壇の左右に立てる祭具。緑・黄・赤・白・青の五色絹の幟(のぼり)の先端に榊(さかき)を立て、三種の神器を掛けたもの。向かって左側に剣を掛けたもの、右側に鏡と勾玉を掛けたものを立てる。全体を真榊台と呼ぶこともある。五色絹の色は、陰陽五行説における天地万物を構成する5つの要素、木・火・土・金・水を表している。 なお、葬祭には、黄色と白の幟の真榊を用いる。(引用ここまで)
玉串 - Wikipedia
玉串(たまぐし・たまくし)とは、神道の神事において参拝者や神職が神前に捧げる、紙垂(しで)や木綿(ゆう)をつけた榊の枝である。杉、樅、樫の枝などを用いることもある。また、神宮大麻の祓い串のように参拝の証として持ち帰り、千度祓い万度祓いを行う例もある。(引用ここまで)
英霊 - Wikipedia
英霊(えいれい)とは、死者、特に戦死者の霊を敬っていう語。英華秀霊の気の集まっている人の意で、才能のある人。英才[1]。日露戦争以降、特に国に殉じた人々、靖国神社・護国神社に祀られている戦没将兵の「忠魂」・「忠霊」と称されていたものを指して使われ始めた [2]。 本来は他者を救うために亡くなった人々全般に対する敬称だが、特定の国家では異なる解釈をする場合があるため、現在では政治的、思想的な論争の対象となることがある(詳細は靖国神社問題を参照)。(引用ここまで)