愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

前文科副大臣の義家氏が学部新設に関わる政府の役職に就いていた当事者が質問に立つ。茶番劇!この点を取っても解明の意思は感じられないという政権は退場だろう!

2017-11-18 | 犯罪社会

日本の情報伝達手段のマスメディアの劣化浮き彫り!

何度も何度も同じことを書いて批判してみせても安倍内閣が温存されている!

国民に正しい情報を伝達していないからだ!

モリカケ・日報問題の情報収集をやる責任を感じない!

国民に情報を伝達する社会的責任=憲法を活かす責任だぞ!

ガス抜き記事はオワリにすべき!

韓国を見倣え!

ウソ・公約違反を放置するのは犯罪に加担するに等しい!

信濃毎日  国会質問時間/駆け引きを続けるのか 2017/11/17

国会での質問時間の配分を巡り与野党の攻防が続く。自民党が与党分を増やすよう要求しているためだ。
 加計学園の獣医学部新設認可を踏まえた衆院文部科学委員会は「与党1対野党2」で決着した。野党の質問時間が減れば、国会のチェック機能が弱まる恐れがある。今回の委員会審議を見ても明らかだ。自民は要求を撤回すべきである。
従来、与野党で「2対8」の配分が慣例だった。民主党政権時代に野党だった自民の要求もあって決まったものだ
先の衆院選大勝で自民は見直しの要求を強めている。当初は議席数に応じて7割近くを与党に割り振るよう求めることも検討していた。さすがに国民の批判を招きかねないとの判断から「5対5」に変えて提案し、拒否する野党と今回は「1対2」で折り合った。
自民が譲歩した形になってはいるものの、野党への配分が大幅に減らされた。
与野党は「1対2」を前例にしない方針を確認している。自民の森山裕国対委員長は衆院各委員会の理事に対して「5対5」で野党と交渉するよう指示を出した。このままでは、時間配分を巡り審議前の駆け引きが繰り返される。国会のあるべき姿ではない。
議院内閣制の下で政府と与党は事実上、一体である。与党は国会に提出される法案や内閣の主な政策を事前審査している。既に了承している以上、問題点を厳しくただす質問は望みにくい。野党に多く時間配分してきたのは、相応の理由があってのことだ
加計学園の獣医学部を巡る衆院文科委の質疑でも与党の質問は政府を擁護する内容だった。自民の義家弘介氏は文科相の認可について正当性を強調した。「行政がゆがめられた」と証言した前川喜平前文科事務次官を「無責任」と批判している。
国家戦略特区制度を活用した新設に必要な4条件は満たされているのか。国会論議は平行線で、疑問が残ったままだ。与党も経緯をただすのが筋ではないか。
義家氏は前文科副大臣だ。学部新設に関わる政府の役職に就いていた当事者が質問に立つ。茶番劇というほかない。この点を取っても解明の意思は感じられない
こんなことではやはり、自民の提案は認められない。法案や政策の問題点を掘り下げ、政府の仕事を監視するのが国会の役目だ。安倍晋三首相の1強が続く中、責任は一段と重い。質問時間の慣例は維持する必要がある(11月17日)

  南日本新聞 「加計」問題論戦/疑念は晴れないままだ 2017/11/17

衆院文部科学委員会が、政府の国家戦略特区制度を活用した学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題について審議した。野党は特区での学部新設に必要な4条件を満たしているのかをただしたが、政府側からの明確な説明はなく、議論は平行線に終わった。 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人が優遇され、行政がゆがめられたとの見方は根強い。疑念は拭いきれないままだ。 首相は「丁寧に説明する」と明言していたはずだ。疑惑を残したまま、この特別国会で「幕引き」を図るようなことがあってはならない。政府は獣医学部新設に向けて2015年6月、「既存の獣医師養成でない構想が具体化」「獣医師の需要動向を考慮」など4条件を閣議決定。これを踏まえて国家戦略特区諮問会議が今年1月、加計学園を事業者に選定した。 新設を認可した林芳正文科相は「先端ライフサイエンス研究の推進など新たなニーズに対応すると確認された」と述べた。 だが、「誰がどういう事実に基づき条件を満たしたと判断したのか」という野党の質問に、特区担当の内閣府は「問題がないことを確認した」と繰り返すばかりだ。4条件は認可の出発点ともいえる。あいまいな説明では到底納得することはできない新設を認めるよう答申した文科省の大学設置・学校法人審議会も審査過程で学園の計画に対して「社会的な人材需要の動向が不明」「養成しようとする人物像が不明確」など、さまざまな問題点を指摘している。学園が修正を重ねて認可答申が出たが、諮問会議で事業者に選ぶ過程での判断が適切だったのか、疑問を投げかけたといえよう。衆院文科委で内閣府は、諮問会議での4条件の議論について「一つ一つの詳細はないが、異論がないとの結論は議事要旨に残っている」と説明した。首相主導の特区制度の下、地元自治体の補助金や私学助成など多額の税金が投入される事業であるそれにも関わらず、手続きの過程がこれほど見えにくいとは、あきれるほかない。文科委の質問時間は与党の主張を受けた調整の結果、与党と野党が「1対2」となった。 しかし、与党側は手続きの正当性を追認する質問が多く、時間を延ばした意義は見えなかった。 きょうの首相の所信表明演説を皮切りに特別国会の論戦がはじまる。政府は徹底的な情報公開で説明責任を果たすべきだ。(引用ここまで


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