愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

徳仁天皇と明仁天皇が、その即位にあたって、国民に対して、どのように「誓った」か!!

2019-10-23 | 天皇制

「憲法にのっとる」「憲法を守る」天皇の「地位」を決める主権者国民の責任は大きい!

徳仁天皇の即位にあたって日本国憲法から迫った報道はどうだったでしょうか???

余りにも少なすぎ! というか、

二人の天皇が

「憲法をまもり」 「憲法にのっとり」 「日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました」 と言っているのに

「憲法と天皇」との関係を深めた報道はどうだったでしょうか???

十二単がどうのこうの! 高御座がどうのこうの! 賢所でどうのこうの! と、現象だけを、ただ単に 「伝統」「古式豊かに」 などという言葉と映像が繰り返されていたように思います。

皇室の私的祭祀・信仰・宗教を国家の行事として行うことの意味 すなわち憲法との関連から捉えていく報道はどうだったでしょうか?

「天皇の歴史」を「伝統」という言葉で思考停止にしてしまっていなかったでしょうか???

いずれにしても、二人の天皇が語った

国民の幸せと世界の平和を常に願い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います

皆さんとともに日本国憲法を守り,これに従って責務を果たすことを誓い

という言葉の意味について 「天皇の地位」を決定する主権者国民の「総意」とは何か!

「女性天皇」「女系天皇」問題を憲法的視点で捉える!

皇室の「結婚」・「女性宮家」とは???

皇室の女性は「天皇の地位の安定化」のために生きることが第一である!!!

更に言えば、特定の家族・血族を「伝統」の名で正当化し思考停止してしまって良いのか!!

「人間は平等」ではなかったのではないのか!!!

これって憲法的にみたらどうでしょうか??

また天皇家の宗教的行事=祭祀は信教の自由から当然にしても

「神道」形式の儀式で「天皇の地位」が継承されていくことの宗教的・信仰的矛盾はどう説明するのか??

聖徳太子・聖武天皇・後醍醐天皇は神道信奉者であったか???

シッカリ検証していきたいものです!

日本は法治国家ですから!

宮内庁のホームページから引用しました。 ご覧ください。

徳仁天皇 即位礼正殿の儀の天皇陛下のおことば(令和元年10月22日)

さきに,日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。ここに「即位礼正殿の儀」を行い,即位を内外に宣明いたします。

上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間,常に国民の幸せと世界の平和を願われ,いかなる時も国民と苦楽を共にされながら,その御(み)心を御自身のお姿でお示しになってきたことに,改めて深く思いを致し,ここに,国民の幸せと世界の平和を常に願い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。

国民の叡智(えいち)とたゆみない努力によって,我が国が一層の発展を遂げ,国際社会の友好と平和,人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします

明仁天皇 即位後朝見の儀  平成元年1月9日(月)(宮殿)

大行天皇の崩御は,誠に哀痛の極みでありますが,日本国憲法及び皇室典範の定めるところにより,ここに,皇位を継承しました。

深い悲しみのうちにあって,身に負った大任を思い,心自ら粛然たるを覚えます。

顧みれば,大行天皇には,御在位60有余年,ひたすら世界の平和と国民の幸福を祈念され,激動の時代にあって,常に国民とともに幾多の苦難を乗り越えられ,今日,我が国は国民生活の安定と繁栄を実現し,平和国家として国際社会に名誉ある地位を占めるに至りました。

ここに,皇位を継承するに当たり,大行天皇の御遺徳に深く思いをいたし,いかなるときも国民とともにあることを念願された御心を心としつつ皆さんとともに日本国憲法を守り,これに従って責務を果たすことを誓い,国運の一層の進展と世界の平和,人類福祉の増進を切に希望してやみません

則り(のっとり)とは???

基準ルール基準にし、従うという意味。類義語としては、ある物事根拠にして行動言動起こす「基づく」が挙げられる。また「従い」はその前に起こった出来事結果を示すという意味合いが強い。


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