天皇のフィリピン訪問の「政治利用」浮き彫り!
だが産経・読売の論調を使えば
侵略戦争の悲惨な被害国で残っているのはどこか!
中国・韓国・北朝鮮訪問だけか?
いやまだまだあるが、
だが、天皇の「政治的利用」は
政治的権能を持たない天皇自身も発言しているが
あり得ない問題だ!
それにしても、日経・読売・産経の社説では
フィリピンと韓国・中国との違いが浮き彫りだな!
全く反省しない侵略戦争正当化派の腐敗社説だった!
フィリピンご訪問/深い鎮魂と友好を次代に
産經新聞/2016/1/26 6:00
http://www.sankei.com/column/news/160126/clm1601260002-n1.html
天皇、皇后両陛下が26日からフィリピンを訪問される。先の大戦で激戦地だった同国への訪問を強く願われ、国交正常化60周年の節目に実現した。5日間の日程で、アキノ大統領との会見や歓迎行事のほか、フィリピン側の「無名戦士の墓」と、日本側の「比島戦没者の碑」に供花し、両国の戦没者を慰霊される。
戦没者の鎮魂とともに、戦禍を経て友好を築いてきた両国の歴史を学び、次代につないでいくことが国民の役割である。
愛国者の邪論 何故「霊を慰める」のか!何故「魂を鎮める」のか!「無念の死」を強制されたからです。誰が強制したか!大日本帝国憲法の最高権力者=主権者である天皇に他なりません!産経の言葉には『主語』が全くありません!「戦没者」は自然現象で創りだされたかのような書き方になっています。
それは、産経の思想が大日本帝国憲法を信奉しているからです。この国家の最高法規に基づいて、臣民の権利を制限して、弾圧してはじめて皇軍兵士が侵略戦争の手先・加害者とさせられたのです。そして自らも被害者とさせられてしまったのです。このことを隠ぺいしているのです。
戦没者の慰霊・鎮魂で正当化することは許されるものではありません。慰霊と鎮魂と歴史を学ぶ!それを次代につないでいくためには、慰安婦問題をどうするのか!植民地主義をどうするのか!皇軍占領地の収奪はどうするのか!産経には、このような思考回路は微塵もありません!
フィリピンは先の大戦で、海外で最も多くの日本人が戦没者となった地である。大戦末期、ルソン、レイテ、ミンダナオ島などで日本軍が補給路を断たれるなか、凄絶(せいぜつ)な戦闘で51万8千人が犠牲になった。レイテ沖海戦で連合艦隊が壊滅するなど周辺の海を含め多くの英霊の遺骨が眠っている。
愛国者の邪論 簡単に「英霊」などとゴマカシ、スリカエ・デタラメ・大ウソをつくのです。臣民に義務を課し強制的にフィリピンなど、日本列島から遥か彼方の土地で殺し、勝手に「英霊」にしておいて、更に「遺骨」を「眠らせたまま」なのです。このような不道徳行為については、「鎮魂」ならぬ「沈黙」です。全くケシカラン話です。
フィリピンの人々も約110万人が犠牲になったといわれる。
愛国者の邪論 「と言われている」と言うことはどのような認識を示しているのでしょうか!中国の南京大虐殺については、人数で難癖をつけ、慰安婦では「強制性」に難癖をつけ、人数さえ把握していない皇軍と日本国政府の不道徳ぶりは棚上げし、正当化し侵略戦争を免罪免責しようとしているのです。
両陛下は、皇太子夫妻時代の昭和37年にフィリピンを訪問されている。今回は、天皇、皇后として初めてのご訪問である。この間に、反日感情を乗り越え友好関係が築かれたことを忘れてはならない。今回のご訪問を両国の友好をさらに深める契機ともしたい。両陛下は、日系人の代表と会うほか、日本の青年海外協力隊員ら若い世代とも懇談される予定だ。両国の交流に役割を果たしてきた人々の努力を改めて知りたい。両陛下は内外で慰霊の旅を続けてこられた。戦後50年にあたる平成7年に沖縄や広島、長崎などを巡られた。戦後60年の17年はサイパンを訪問された。戦後70年の昨年には、パラオ訪問を果たされた。天皇陛下は12月の82歳の誕生日を前にした記者会見で、「様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした」と1年を振り返られた。両陛下が高齢にもかかわらず、慰霊を重ねられる意思を深く心に受け止めたい。国民の約8割が戦後生まれとなるなか、歴史を語り継ぐ意義も増している。
愛国者の邪論 ここでも産経のご都合主義が浮き彫りになります。この新聞が全く信用できないデタラメ新聞・不道徳新聞であることが、上記の文章からも浮き彫りになります。この新聞には「恥」と言うのものがないことが判ります。「吉田証言」も問題は、そのまま産経に跳ね返ってきます。
それは天皇が誕生日に何を語ったか!特に昨年の「新年に当たり」などを読めば、憲法遵守の立場からの発言は際立っています。こうした天皇の「お言葉」をスリカエ・捻じ曲げ・隠ぺいし・ゴマカシ・デタラメを書いていることに象徴的です。
平成27年12月18日 http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h27e.html
平成27年新年に当たり http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/gokanso/shinnen-h27.html
平成26年12月19日 http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h26e.html
平成25年12月18日 http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h25e.html
フィリピンは約1億の人口を抱え、政治、外交や経済、学術など日本の重要なパートナーだ。同じ価値観を共有する国同士の友好と絆を強めてゆくことこそ、平和国家としての務めである。(引用ここまで)
愛国者の邪論 読売と同じ目線です。南沙諸島における対中包囲網作戦を述べたモノであることはあきらかです。侵略戦争の加害責任を不問に付しながら日米軍事同盟を深化させる思想が浮き彫りになります。
歴史を歪める産経の特異な不道徳歴史観浮き彫り!
侵略戦争と植民地主義の歴史を隠ぺいし正当化する!
歴史の偽造・偽装を繰り返す侵略戦争正当化派の産経こそ
韓国・朝鮮・アジア諸国民のこころを傷つける!
ジャーナリズムの恥だな!
クマラスワミ報告に文句をつけたいならせめて報告書本文を読んでからにすべき 2014-10-19
クマラスワミ報告 解説 【荒井信一】
http://space.geocities.jp/japanwarres/center/library/cwara.HTM
韓国「慰安婦白書」/自ら信頼を失うばかりだ
産經新聞/2016/1/10 6:00
http://www.sankei.com/column/news/160110/clm1601100004-n1.html
韓国が慰安婦の証言や資料をまとめた「慰安婦白書」を予定通りに発刊するという。歴史を歪(ゆが)める反日宣伝をまだ続けるのか。日韓合意を真摯(しんし)に守るべき韓国政府の姿勢を疑わせるものでしかない。「白書」は、韓国の女性家族省が一昨年夏に発刊計画を発表していた。慰安婦関連の資料などを基に「慰安婦被害の実態」を整理、分析するといい、韓国側の主張を内外に広める意図で準備されてきた。
韓国の外務省報道官は今月5日の記者会見で、白書の発刊は日韓合意とは「無関係」と述べた。
だが、発刊されれば慰安婦問題について国際社会で互いに非難、批判を控えるとした合意に反する。
菅義偉官房長官は「韓国が適切に対応されると考えている」と述べるにとどめているが、事実を歪める行為を制止し、日本の名誉を守る発信を続けることを躊躇(ちゅうちょ)すべきではない。
そもそも慰安婦を「日本軍が強制連行した」などとする韓国側の主張に根拠はない。これまで「強制連行」の論拠に挙げられてきた河野洋平官房長官談話や国連人権委員会のクマラスワミ報告書は、実証されたものではなく、慰安婦の実態と異なる。河野談話の作成経緯では、日本政府が内外で集めた慰安婦に関する公式文書に強制連行を示す証拠はないことが分かっている。クマラスワミ報告書で取り上げられた元慰安婦らの証言も、事実確認されていない。引用された「慰安婦狩り」に関わったとする吉田清治証言は、嘘であることが判明している。慰安婦問題は、こうした事実のねじ曲げによって、日本への不当な非難と要求を生んできた。
本来、昭和40年の日韓請求権協定で慰安婦問題を含め戦後補償問題は解決済みである。
韓国政府は国際法を順守せず、蒸し返し、反日を助長してきた責任こそ自覚すべきだ。
在韓日本大使館前の公道に設置された慰安婦像について、韓国政府はなぜ撤去を明言しないのか。「民間が設置したもので政府はあれこれ言えない」といった逃げ口上は受け入れられない。
昨年暮れ、両国外相が記者会見して最終解決を表明したのは、国際社会に向けた約束でもある。韓国が問題を蒸し返せば、その信頼を失墜し、自ら首を絞める。(引用ここまで)