たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

シルクロードの旅からの便り

2018年04月28日 16時14分08秒 | 祈り
 ようやく8時間眠れた土曜日、三連休初日。こんな土曜日も、朝も昼も夜も関係なく、引きこもりのオッサンはいるので、あーほんとにこの部屋にはいられないんだなと、ちっそくしそうだなと日比谷に逃避行中。東京宝塚劇場前のカフェで早い夕食。窓からみえる新緑がきれいです。梅雨の前の緑がいちばん輝く季節。プリンス・エドワード島にはかないませんが色々な緑にあふれる季節。

 母の遺品にあった私が出した手紙や葉書。家を出て数年はさみしさもあってかこんなにまめに便りをしていたことに自分でも驚いています。妹とのお別れが訪れる前の愚かだったわたし。あまり思い出したくない、若かったころのわたし。ほんとにおろかでした。気がつけが人生の半分ほどを妹とのお別れからの苦しみ、母の病気を受け入れていく苦しみのうちに過ごしてきました。その中で精神保健福祉士の国家試験に合格しましたがそれで仕事をするのは、わたしには苦しすぎるみたいです。これからどこでどうやって生きていけばいいのか。父も母もいなくなりました。これからは自分のために生きていけばいいんだよね。

 これから帝劇で『1789~』。四週間後には東京宝塚劇場の宙組公演。今はこの楽しみのために生き延びる毎日です。



「前略

 北京にて故宮をみた後、ウルムチまで4時間のフライト。
 ユーラシア大陸の真ン中にいます。
 中国は広いです、大きいです。
 今日はこれからバスでトルファンに向かいます。

  1991年4月29日たんぽぽ」


 

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