たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2014年5月を振り返る

2024年08月16日 15時19分25秒 | 祈り

「2014年5月15日(木)

TユニオンでT井さん、S口さんと打ち合わせ、ハケンの立場の弱さを思い知らされる。経団連は登録派遣は何年働いても直接雇用しなくていいと言ってしまっているそうだ。だからハケン会社も〇Kも強気なはずだ。裁判を起こしたってこちらが負けるとわかっているから平気。事業主に都合のいいこの社会の仕組みはなんだ。お勤めすることに今は希望を見出すことができない。これらかどう生きていけばいいのかわからない。」

 

「2014年5月16日(金)

自死遺族の会に出席。大変なことを背負いながら必死に生きている人たちがいる。疲れた時は休めばいい。

生きていくのは大変。こうすることが絶対に正解というものはどこにもない。自分で選びとっていくしかない。

どんな思いで逝ったんだろうなあ。時々ふと思う。

いのち、生きる、考えはじめると命題として大きくなり過ぎてしまい、終わらなくなってしまう。でもそういうことを考える役割を私は与えられている。

海の近くの空と緑がまぶしい中でこれを書いている。手紙がきたりTELがあったり自分を責め始めれば今もきりがないやめよう、私が生きる、それだけだ。仏さんになった妹と対面した時、自分を責めながら泣いて泣いて泣いてほんとに泣いて、こんなに涙がでるものかと思うぐらい泣いたことを今もやっぱり思い出す。それから21年、今こうして私が生きていることが大切なんだと思う。」

 

「2014年5月22日(金)

朝日新聞にTユニオンで生協のハケンの雇い止めとたたかった体験が掲載される。M野さんんが最初に教えてくれた。その後Dちゃんも。

〇Kで働きながら色々とがんばったし、いつの間にかあちらこちらに種をまいていたことに気づいた。これから少しずつ芽がでてくるのかな。色々と無駄じゃなかったんだ。」

 

「2014年5月29日(木)

10時~、 東京都労働委員会傍聴

正社員で辞めさせられようとパワハラにあっている56歳の男性。固定電話をとり上げられ、単純労働させられそれでも辞めることはできない。生き地獄だと思った。表情見ていて苦しくなってしまった。」

 

「2014年6月2日(月)

本当はたたかいを望んでいるわけではない。ユニオンだと会社は弁護士を立てて対立の構図になるしかないのかな。なんだかやっぱりわからない。会社として良心があるなら、13年間一生懸命働いてきたハケンに対して誠意ある姿勢をみせてほしい。弁護士事務所に何百万も払って言い訳をつくるようなみっともないことはやめてほしい。こういう流れになるもんなんだと理解するしかないのか。徒らな対立の構図を望んでいるわけではない。本当はたたかいとい言葉を使いたくはない。」

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