たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

南海トラフ地震注意報の裏側で進められる緊急事態条項に断固反対です!

2024年08月11日 00時46分22秒 | 気になるニュースあれこれ

2024年8月10日則武謙太郎さんチャンネル、

(59) 南海トラフ地震注意報の裏側で進められる緊急事態条項に断固反対です!【心理カウンセラー則武謙太郎】 - YouTube

 

Xユーザーの森田洋之@医師・コミュニティードクター/医療経済ジャーナリスト/「医療」から暮らしを守る医師/音楽家さん: 「#不要不急 がトレンド入り   コロナ禍を経て、全体が過度の安全・安心指向に振れ、他人の生活や私見を制限することが普通になった。   この流れを無批判に受け入れるその先には「緊急事態条項」(政府が法律も作らず国会も通さずに国民の生活や私権を制限できると言う決まり)があるのです。」 / X

「コロナ禍を経て、全体が過度の安全・安心指向に振れ、他人の生活や私見を制限することが普通になった。

  この流れを無批判に受け入れるその先には「緊急事態条項」(政府が法律も作らず国会も通さずに国民の生活や私権を制限できると言う決まり)があるのです。」

 

Xユーザーのしゅん(高木俊介)さん: 「今の日本を統治するエリート層は《不安》が社会を駆動させるのに最も効果的であることを学んでしまった。 本来日常生活の中でそれぞれが解決を工夫できる「心配事」「憂慮」としてではなく、《不安》として広めることで国民を権威に縋らせることができる。すべてが「有事」となる。」 / X

「今の日本を統治するエリート層は《不安》が社会を駆動させるのに最も効果的であることを学んでしまった。 本来日常生活の中でそれぞれが解決を工夫できる「心配事」「憂慮」としてではなく、《不安》として広めることで国民を権威に縋らせることができる。すべてが「有事」となる。」

 

Xユーザーの田中希生さん: 「さて、いまだにコロナの脅威を語る言説が出てくるのをみると、コロナ禍とは対策禍だったと言わざるをえなくなる。未知の危機に対して対策の過不足は理解するが、なくならないものをなくせると考える行き過ぎた科学主義と、人間存在につきまとう《不安》についての洞察の浅さが、これをもたらしている。」 / X

「さて、いまだにコロナの脅威を語る言説が出てくるのをみると、コロナ禍とは対策禍だったと言わざるをえなくなる。未知の危機に対して対策の過不足は理解するが、なくならないものをなくせると考える行き過ぎた科学主義と、人間存在につきまとう《不安》についての洞察の浅さが、これをもたらしている。

そこに加えるべきは、今日の日本人の事大主義であり、この三つはべつにコロナ禍にかかわらず機能しているから、危機のたびに対策禍が起動する。たとえばテレビで繰り返し流れているらしい大地震言説である。特急が止まり、花火がなくなり、海水浴場が閉鎖される。被害を受けるのは若者ばかりである。

「なにかあったらどうするのか」という言葉を、ひとは、行動力を奪う魔法の言葉——すなわち「なにもするな」という命令として聞く。だからほんとうになにかあったら、その人間は、日本では命令を無視した者として見捨てられる。だが、われわれはむしろ、この言葉を行動のために用いなければならない。

「なにかあったらどうするのか」——津波が来たら逃げる、である。風邪を引いたら休む、である。困っている人がいたら助ける、である。夏が来たら海で泳ぐ、である。しかし、今日の日本人はこの言葉を非-行動のために用いる。なにかあってからでは遅いのであり、したがってなにかあってもなにもしない。
 
5年経っても医療崩壊と言っている。予防には人一倍気を遣いながら、罹った人間を救う準備はついにしてこなかった。震災も同じ。これから起こるらしい南海トラフは気にかけるが、能登や宮崎は気にしない。日本人の「思いやり」は、苦しむひとに向けられているというより、社会的視線を気にすることだ。
 
「なにかあったらどうするのか」という言葉は、「行動のために備えよ」という命令か、「なにもするな」という命令か(オースティンの言語論では不十分だね)。現代日本人はこれをかならず後者に聞く。恐れて行動しないか、行動せずに恐れる。備えるのは国家であり、あるいは行動は国家に委ねる。
 
備えるときでさえ、備えるために備えているのである。こうした心理状態が、現代日本人の精神を文字通りマスクのように覆っている。「なにかあったらどうするのか」。この言葉をどのように聞くのか。そこに、これからの日本人の未来を定める分水嶺がある。」
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