アン・ハサウェイ主演&プロデュースの映画「ブルックリンの恋人たち」を観賞。
もう10数年前になりますが、ニューヨークを訪れた時、街が音楽であふれているのを感じました。そのメロディ、ひとつひとつが心地よく、元気や癒しを与えてくれました。
その中心地区ブルックリン地区を舞台に意識不明となった弟の記憶をたどる女性とミュージシャンのラブストリーが描かれてます。
大学を辞めミュージシャンをめざしていた弟が交通事故により昏睡状態に。彼が記したノートを頼りに姉のフラニーは、弟が憧れたミュージシャン・ジェームス・フォレスターに会い意識を取り戻すための作業を繰り返します。弟を通して二人は愛し合うように。
ライブハウスや地下鉄の路上、フォレスターのライブ以外にも、様々な無名のミュージシャンが登場し、映画の中で息づく空気のように美しく旋律が流れていきます。また、ブルックリン地区の独特な文化とファッショナブルな街並みとフォレスター演じるミュージシャンでもあるジョニー・フリンの演奏と歌声を中心にフォークソングの優しい響きが印象的な作品でした。