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スーパープレミアムスペシャルドラマ「荒神」

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先日録画していたNHKのスーパープレミアムスペシャルドラマ「荒神」を鑑賞しました。

宮部みゆきの2014年に刊行された原作をドラマ化した作品です。出演者は平岳大、内田有紀、平岡祐太、柳沢慎吾を中心に日本の名優が映画並に名を連ねていて、さらにVFXによる制作されたドラマです。

物語は、対立する永津野藩と香山藩。平演じる永津野藩の平演じる重臣、曽谷弾正は香山藩への侵攻・略奪を繰り返す中で、藩の境界線にある永津野藩の村に瀕死の子供を共に旅侍が来ます。村に住む弾正の妹、内田演じる朱音は村の反対を押し切って子供を助け介抱します。そして子供に傷を負わせたのはかつて香山藩の守り神と封印された怪物であることを知ります。事の次第を知った弾正は、妻を生贄にして、怪物を永野津藩に導き入れることで香山藩の征伐を企てようとします。

今回の作品は、NHK初のVFX作品で、怪物と人間の死闘が見ものですが、内田有紀がテレビ番組のインタビューで、完成後に怪物の正体がわかり驚いたように、見えない怪物に出演者が挑む演技の上でも難しい作品です。

また、単なる人間と怪物との対立ではなく、弾正と朱音の兄妹の過去が守り神である怪物が作られた経緯に深くかかわり徐々にその真相が明らかになるミステリーの女王、宮部みゆき真骨頂が見事に再現された作品でした。

映画と違い限られた製作費で作られたドラマとしては、完成度は群を抜いてます。また、続編を思わされるさりげないラストにも注目です。3月17日に再訪されますのでBSを視聴できる方は、ぜひチェックしてみてください。


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