大会前は優勝候補ブラジルの話題でもちきりだったが、こうして見ると接線の決勝トーナメントになりそうだ。
明日のクロアチア戦は、勝たなければいけない試合だ。勝つための要件は勝利への執念。国を背負って戦う選手の誇りの大きさで決まるような気がする。
クロアチアは、旧ユーゴスラビアから独立した小国だが国のプライドの強さはどのチームよりも強い。オーストラリアのあの土壇場での勝利もクロアチア移民の選手によるとこころが大きい。彼らは祖国への誇りと代表としての誇りを兼ね備えている。
ジーコがサムライジャパンとして愛してやまない日本がジーコ以上に選手がプライドを持ちプレーすることが大切だろう。マスコミは、こぞってジーコの采配に疑問を投げ掛けるが、前監督のトルシエのときよりも選手が大人になっているなら、今こそ選手がこの危機を乗り越えるべき。
今回のワールドカップを見てると戦術よりの個々の選手のモチベーションの高さが勝敗を左右している。そして、フランスの苦戦をのぞけば、サッカー大国と言われるチームが順当に勝利を重ねている。
今こそ、日本のみならず、アジアの代表としての誇りを胸に、ジャパンのモチベーションの高さを証明してほしい。
幾多の批判を跳ね返してきたジーコジャパンならできると僕は信じている。
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