名古屋ボストン美術館で開催中の「華麗なるジャポニスム展」を観賞。
ボストン美術館所蔵の印象派の画家の作品と浮世絵を中心にした錦絵に加えて日本に影響を受けた画家の木版画や油彩画など148点が並ぶジャポニスムの展覧会です。
今回の目玉は何といっても、パンフレットの表紙を飾るマネの「ラ・ジャポネーズ」修復後世界初公開となる大作は、印象派の画家が日本美術に影響を受けたことが如実にわかる作品で最新の修復技術により鮮やかによみがえりました。また、ゴッホの名作「子守唄・ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」など、その影響を受けたであろう錦絵を並列して並べることに、誰もがジャポニスムとは何かを容易に理解できる展覧会となっています。
東京、京都と巡回し、本展の名古屋展が5月10日が最終日となる本展最後の会場にm、ぜひ足を向けて印象派を魅了した日本の美により生まれたジャポニスムの世界をぜひ堪能してください。