映画館で観れかった作品をDVDsで観るシリーズ。今回は伝説のへアスタイリストの半生を描いたドキュメンタリ「ヴィダル・サスーン」です。
叔父や弟が美容師で、高校生の頃から美容院しか行ったことがない僕にとって、この世界は若い頃から興味のあるひとつ。とりわけ、この業界に革命をもたらしたヴィダル・サスーンのカットは、衝撃的でした。
そのスタイリングの誕生や彼の生い立ち。さらに私生活まで、生きる伝説だった彼の半生を描いた作品は、すべてが新鮮で彼のパフォーマンス自体がアートでした。
美容院に行ってセットをしなくても、スタイルリングが保てるカッティングは、斬新で髪を芸術に進化させることは革命的なことです。
彼のスタイリングが、時代を超えて、いまなお行き続けていることは、進化する中で常に先端に位置するからだと思います。
どんなジャンルのアーティストでも、人生からアーティストとしての資質を学ぶことができる良書ともいえる作品です。