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ドラマ「ダブルフェイス・偽装警察編

1月5日にwowow特別放送された、ダブルフェイス・偽装警察編が地上波で放送されたました。

香港映画のインファナル・アフェアをリメイクして前後半の二回に分けて放送された「ダブルフェース」は、海猿監督のインファナル・アフェアのファンでもある羽住英一郎が」手がけたこともあり、ドラマの枠を超えたスクリーン作品としても見ごたえがある作品でした。

今回の偽装警察編は、警察内部に潜入した香川照之扮する高山警視と長きにわたり闇組織に潜入し若頭となった、西島秀俊扮する森屋が直接対決するクライマックスを描いています。

潜入による行き詰まる情報戦や高山と森屋がかけがえのない女性の存在により、任務の遂行に少しずつズレが生じていく心の闇を描ききっていて、人間ドラマとしても見ごたえのある作品でした。

インファラル・アフェアは、ハリウッド版や韓国版とリメイクされ、作品の持つ圧倒的な力を感じさせていました。今も香港映画の中で燦然と輝くホンコンノワールの最高傑作です。

今回のダブルフェースも、ラストで迎える壮絶かつ想像を超えた結末も含め、原作を忠実に描いたことで、アジアと言うある種の共通した思想がうまく反映され、制作側のリスペクトを感じ、インファラル・ファンにも共感できる作品になったと思います。


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