65オヤジのスタイルブック

カリスマ白書

昨日の夜のカリスマ白書は、とても興味深い話題だった。
野村監督の解雇劇とWBC決勝での疑惑の投球の隠れたエピソードだ。

WBCの決勝戦。延長表でイチローの決勝打にまつわるエピソード。
敬遠を無視してヤクルトのストッパーとしても活躍するイム・チャンヨンが勝負を挑んだ疑惑が明かされた。敬遠を無視したのはイム・チャンヨンではなく、監督の指示を無視した投手コーチだったのだ。

この時期に事実を明かすなんて、戦犯扱いされたイム投手の立場だったら「ふざけるな!」ってところだが、イム投手のコーチを許す姿と事実を知った文化大臣からの感謝の手紙に感動した。

今や実力が拮抗する日韓のプロ野球。戦術では計り知れない勝負のあやが存在することを痛感するエピソードだった。

野村克也の遺書と題された、56年間の監督生活の中で味わう監督解任で挑むクライマックスシリーズのエピソードから野村監督の母と歩んだ半生を描きながら、監督自らが語る生き様に、野村監督のぼやきの中にある人間味を感じ取れた。

楽天オーナーとの解任と名誉監督のワンセットのエピソードには、球団オーナーと監督、選手、ファンの温度差を感じとることができる。
野球のみならずスポーツを愛する者とビジネスの媒介でしか考えられない者との対立から生まれる軋轢を感じた。

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