先日初の復元公開となった名古屋城本丸御殿の第1期公開を見学しました。
名古屋城本丸御殿は、徳川家康が建てた書院造の豪華絢爛な建物でいたが、大戦での消失。2009年1月から復元工事に着手。今回玄関と表書院が公開されています。
今回各部屋の模写復元された襖絵と共に、重要文化財の「竹林豹虎図」が特別展示されています。
他にも、今回名古屋天守閣内に、復元された襖絵の元になる重要文化財の障壁画が展示されていて、価値のある期間となっています。
復元された襖絵は、愛知県立芸術大学の教官と学生により制作され、狩野派の細やかな筆致が見事に再現され、金箔と貼られた画面に美しい彩色が施され当時の美しさが偲ばれます。
今回の公開は、人気が高く平日でもかなりの人出でした。朝早めの見学が暑さも抑えられ見学できると思います。
江戸の巧みの見事な技と狩野派の優美で力強い襖絵をぜひご堪能ください。