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日本ボクシング最強時代

日本ボクシングが最強時代を迎えてます。本日30日中京のホープ田中恒成が12ラウンドの熱闘を制し、WBO世界ミニアム級のタイトルを奪取。日本最速となる5戦目での新記録を樹立しました。

これで日本人の世界チャンピオンは9人。内山高志(WBA世界スーパーフェザー級・スーパー王座)三浦隆司(WBC世界同級)山中慎介(WBA世界バンタム)河野公平(WBAスーパーフライ級)井上尚弥(WBC世界同級)井岡一翔(WBA世界フライ級)高山勝成(IBF世界ミニアム級)そして、田中恒成(WBO世界ミニアム級)と言う面々です。

今日のある紙面のボクシングライターの近藤隆夫氏が書かれたコラムが興味深いものでしたので、かいつまんで紹介したいと思います。

ボクシングを詳しい人ならわかっていることですが、現在の世界チャンピオンは、4つの団体で階級別で4人のチャンピオンが存在します。僕が子供の頃は、WBAとWBCの2団体でした。今はWBAから別れた団体がWBCに加えてIBF、WBOが存在します。つまり世界最強の証は、統一戦を行わない限り存在しないのです。その点でも2階級、3階級制覇などと言うフレーズは、世界最強の証にはならず、単なる階級を渡り歩くだけで、世界のトップ4に過ぎないと言うことです。

僕が今の日本人チャンピオンが最強と感じるのは、そうした状況を打破しようと防衛よりも統一を望む選手がいることです。スーパー王者の称号を持つ内山選手との対戦を望む三浦選手に内山選手も呼応。また、ボクシング専門誌で最強ランキングの10位に入る山中選手や世界最速で2階級制覇を記録した井上選手などは4団体王座統一と日ごろから口にしている点でも、彼らの最強への挑戦の意欲を感じます。

ボクシングの代名詞ともいえるハングリー精神は、今の日本ボクシングにはなく、むしろ最強の称号を得るためにあくなき挑戦が日本ボクシング界を支えているように感じます。


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