【決別 金権政治】:現金受領13県議聴取、公開へ 広島県議会政倫審、書面で閲覧可能に
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【決別 金権政治】:現金受領13県議聴取、公開へ 広島県議会政倫審、書面で閲覧可能に
2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、広島県議会の政治倫理審査会(12人)は14日、第5回会合を県議会棟で開いた。5月18日の第4回会合で現金を受け取ったとされる県議13人から聴き取った記録を、県議会棟で近く公開すると決めた。
非公開の会合後、中原好治委員長(民主県政会)が説明した。公選法違反罪に問われた河井克行被告と妻の案里元参院議員からの現金授受の概要や今後の思いを1人ずつただした一問一答の内容について、県議会棟で手続きをすれば、書面で閲覧できるようにする。公開は今週中にも始め、写しの交付もできるという。
この日の会合では、法律や政治倫理などに詳しい有識者に意見を聴くかどうかも協議した。結論は出ず、各会派に持ち帰って議論を続けるという。
審査会は今後、報告書作りを進める。中原委員長は、今月18日に東京地裁で言い渡される克行被告の判決について「審査会にとっても重要なポイントになる」との認識を示した。次回の会合は7月に開く。(長久豪佑)
元稿:中國新聞社 主要ニュース 社説・解説・コラム 【決別 金権政治】 2021年06月14日 22:51:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。