Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●「翁長雄志沖縄県知事は、県民が「反対」の民意を示せば、アメリカは辺野古移設を諦めると確信」

2016年01月17日 00時00分40秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【2016年 壊れるのは政権か国民生活か 3つの選挙がカギ…日米同盟は沖縄から崩れて劇的転換が訪れる】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172505)。


 《16年、沖縄は市長選、県議選、参院選と重要な選挙がつづく「選挙イヤー」。もちろん争点は、米軍「普天間基地」の「辺野古移設」の是非だ。もし、沖縄県民が3つの選挙、すべてで「ノー」の民意を示したら、安倍政権は辺野古移設を強引に進めることは不可能になる》。

 最近の主要な4つの選挙で、アベ様らは4連敗。それでも「沖縄差別」は続き、辺野古破壊は着々と進むこの先さらに、沖縄の人たちにさらに3連勝せよ、とは酷い話である……。《翁長雄志沖縄県知事は、県民が「反対」の民意を示せば、アメリカは辺野古移設を諦めると確信》しているそうだ。米軍=番犬様が諦めた時、アベ様はどうするつもりでしょうね?

   ●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件
   『●『週刊金曜日』(914号、2012年10月5日号)についてのつぶやき
   『●日本国憲法第九条「国権の発動たる戦争と、
     武力による威嚇又は武力の行使は、永久にこれを放棄する」
   『●沖縄では自衛隊入隊の説明会依頼は無し、
       なので、住民基本台帳を閲覧して個人情報を入手
   『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
            ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散
   『●菅義偉官房長官は辺野古破壊の「工事を
     再開させていただく」と表明: 「時間稼ぎ…あまりにも不誠実」
   『●中央公聴会で意見を表明する「公述人」 
     応募者の100%が壊憲法案「反対」…アベ様には一体何%必要?
   『●沖縄差別は続く: 黙殺により、「『日本を取り戻す』の中に  
                沖縄は入っていない」ことをアベ様が表明
   『●辺野古破壊を行政不服審査で強行する暴挙: 
      「沖縄防衛局は…「私人」を強調するための偽装工作」
   『●稲嶺進名護市長「やり方が普通じゃない。
       地方分権の無視だ。法治国家としてやることか」
   『●「今の日本は法治国家ではなく、解釈も放置するし、 
      憲法も放置するし、民意も放置する“放置”国家です」
   『●アベ様らによる辺野古破壊・沖縄差別、
       「対立激化で県民にケガ人が相次ぐ異常事態」
   『●一体どこが法治国家か? アベ様やスガ殿ら
    自公議員(公明も同罪)がやっていることは「傲慢」で沖縄差別
   『●独裁国家・アベ様政権相手に「けんか」できる
       翁長雄志知事の叫び、「うしぇーてぃないびらんどー」
   『●「自治と基地」: 翁長雄志沖縄県知事 
      「日本に、本当に地方自治や民主主義は存在するのか」?
   『●「沖縄差別」: アベ様やスガ殿ら
     自公のやっていることは、「とある暴力集団」並みの差別的「暴力犯罪」
   『●「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」でも
        「沖縄は放ったらかし」……アベ様らは、今も、沖縄差別継続中

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172505

2016 壊れるのは政権か国民生活か
3つの選挙がカギ…日米同盟は沖縄から崩れて劇的転換が訪れる
2016年1月4日


     (戦いはいつまで続くのか(C)日刊ゲンダイ)

 16年、沖縄は市長選、県議選、参院選と重要な選挙がつづく「選挙イヤー」。もちろん争点は、米軍「普天間基地」の「辺野古移設」の是非だ。もし、沖縄県民が3つの選挙、すべてで「ノー」の民意を示したら、安倍政権は辺野古移設を強引に進めることは不可能になる。安倍首相が「深化した」と胸を張る日米同盟も劇的に変化するかもしれない。

 「普天間基地」を抱える宜野湾市の市長選は、1月24日が投票日。県内移設を容認している現職と、「辺野古移設阻止」を掲げる新人の一騎打ちの構図だ。

   「辺野古移設をゴリ押ししている安倍官邸は、総力を挙げています。
    市長選で勝てば、勢いがつき、県議選、参院選と3連勝できる、
    3つの選挙で勝利すれば“辺野古反対”の声を封じ込めることが
    できると計算している。逆に、3連敗したら辺野古基地の建設は
    断念せざるを得ない。16年は、米軍基地問題を決定づける年に
    なるでしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)

 安倍官邸と対決している翁長雄志沖縄県知事は、県民が「反対」の民意を示せば、アメリカは辺野古移設を諦めると確信しているという。

 実際、アメリカは、日本国民が本気で「反対」した時は、あっさり譲歩している。「基地」を失うことを恐れているからだ。1972年、アメリカが「沖縄返還」に渋々応じたのも、そのためだ。交渉にあたったキッシンジャー大統領補佐官は、回想録にこう書いている。

   〈交渉を拒否すれば、現実的な問題として、基地をすべて
    失うことにつながる恐れがあった

   「軍事戦略上、米軍にとって在日基地は非常に価値がある。
    地代を払ってでも駐留したいのが本音でしょう。それだけに
    “辺野古反対の声が、在日米軍反対へと拡大することは
    絶対に避けたいはず。沖縄県民の“辺野古反対”の意思が
    固いと分かったら、断念する可能性は高いと思います」
    (本澤二郎氏=前出)

 アメリカが断念したら、沖縄県民を弾圧してまで「辺野古移設」を強行しようとした安倍内閣に批判の矛先が向かうのは確実。安倍首相が進めてきた「日米同盟」も見直されることになるだろう。
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●「沖縄差別」: アベ様やスガ殿ら自公のやっていることは、「とある暴力集団」並みの差別的「暴力犯罪」

2016年01月02日 00時00分18秒 | Weblog


東京新聞の記事【沖縄抜き「全国戦災史」 国の調査、戦後70年行われず】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122602000129.html)。

 《太平洋戦争の惨禍を後世に伝えるため、戦災に関する資料を調査・収集した政府の「全国戦災史実調査報告書」から、激しい地上戦があった沖縄戦が抜け落ちたままになっている。沖縄県は今年、政府の責任で記録を残すよう求めたが、安倍政権はあらためて調査はしない方針政府の戦災記録に沖縄の悲劇が記載されないまま、戦後70年の年を終える》

 沖縄差別そのもの……《多くの学童が犠牲になった沖縄からの疎開船「対馬丸」撃沈は巻末の年表で簡単に触れただけだ》の件など、その典型だ。番犬様には尻尾を振り、その「人柱」としての沖縄。徹底抗戦し、逆らう沖縄には、さらなる徹底した「沖縄差別」。アベ様やスガ殿ら自公のやっていることは、「とある暴力集団」並みの差別的「暴力犯罪」である。「黙殺により、「『日本を取り戻す』の中に沖縄は入っていない」ことをアベ様が表明」している。

   『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件
   『●『週刊金曜日』(914号、2012年10月5日号)についてのつぶやき
   『●日本国憲法第九条「国権の発動たる戦争と、
     武力による威嚇又は武力の行使は、永久にこれを放棄する」
   『●沖縄では自衛隊入隊の説明会依頼は無し、
       なので、住民基本台帳を閲覧して個人情報を入手
   『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
            ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散
   『●菅義偉官房長官は辺野古破壊の「工事を
     再開させていただく」と表明: 「時間稼ぎ…あまりにも不誠実」
   『●中央公聴会で意見を表明する「公述人」
     応募者の100%が壊憲法案「反対」…アベ様には一体何%必要?
   『●沖縄差別は続く: 黙殺により、「『日本を取り戻す』の中に  
                沖縄は入っていない」ことをアベ様が表明
   『●辺野古破壊を行政不服審査で強行する暴挙:
      「沖縄防衛局は…「私人」を強調するための偽装工作」
   『●稲嶺進名護市長「やり方が普通じゃない。
       地方分権の無視だ。法治国家としてやることか」
   『●「今の日本は法治国家ではなく、解釈も放置するし、 
      憲法も放置するし、民意も放置する“放置”国家です」
   『●アベ様らによる辺野古破壊・沖縄差別、
       「対立激化で県民にケガ人が相次ぐ異常事態」
   『●一体どこが法治国家か? アベ様やスガ殿ら
    自公議員(公明も同罪)がやっていることは「傲慢」で沖縄差別
   『●独裁国家・アベ様政権相手に「けんか」できる
       翁長雄志知事の叫び、「うしぇーてぃないびらんどー」
   『●「自治と基地」: 翁長雄志沖縄県知事
      「日本に、本当に地方自治や民主主義は存在するのか」?

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122602000129.html

沖縄抜き「全国戦災史」 国の調査、戦後70年行われず
2015年12月26日 朝刊

 太平洋戦争の惨禍を後世に伝えるため、戦災に関する資料を調査・収集した政府の「全国戦災史実調査報告書」から、激しい地上戦があった沖縄戦が抜け落ちたままになっている。沖縄県は今年、政府の責任で記録を残すよう求めたが、安倍政権はあらためて調査はしない方針。政府の戦災記録に沖縄の悲劇が記載されないまま、戦後70年の年を終える。 (高山晶一


 全国戦災史実調査は総務省などが社団法人日本戦災遺族会(二〇一〇年解散)に委託して一九七七~〇九年度に実施。空襲被害、学童疎開、思想統制など違うテーマで報告書にまとめた。

 沖縄返還(七二年)後の調査にもかかわらず、沖縄戦については一部の年表で「沖縄の守備軍全滅」などと簡単に触れるなどした程度。「四十六都道府県における戦災を対象に調査した」と前文に注釈を入れた年も複数ある。

 空襲被害の調査(七七年度)では、調査員も派遣するなどして死者や負傷者数、焼失戸数などを詳しく記録したが、那覇市などで少なくとも六百六十八人(県調査)が亡くなった四四年の「十(じゅう)・十(じゅう)空襲」は触れずじまい。学童疎開の調査(八一年度)も、都市ごとに人数や受け入れ先を記載したが、多くの学童が犠牲になった沖縄からの疎開船「対馬丸」撃沈は巻末の年表で簡単に触れただけだ。

 今年九月、照屋寛徳衆院議員(社民)が質問主意書で沖縄戦を除外した理由をただしたのに対し、政府の答弁書は、調査報告書を作った当時の行政文書が残っていないことから「不明」とした。同遺族会の元幹部は、沖縄は沖縄開発庁(現内閣府)が担当していたため「所管の違いだったと思う」と本紙に説明。「特別な意図があって沖縄を外したわけではない」と話す。

 沖縄県は十一月、国として沖縄の戦災記録を残すよう翁長雄志(おながたけし)知事名で要請。対応した総務省幹部は「県と協力しながら記録を残していきたい」と応じた。しかし、同省の担当者によると、県側からデータが提供されればホームページ(HP)に掲載する方針だが、政府として新たに沖縄戦の被害を調べる予定はないという。

 安倍政権は、名護市辺野古(へのこ)への米軍新基地建設問題で沖縄の「分断」を批判されているが、この問題でも同様の構図が浮かび上がる

 吉浜忍・沖縄国際大教授は「最も厳しい状況に置かれた沖縄の調査をまずやるのが筋だった」と指摘。「沖縄戦の戦没者の実数はまだ分かっていない。国にしかできない調査はあるはず。それが過去に向き合うということだ」と強調した。

<沖縄戦> 太平洋戦争末期、沖縄本島などであった米軍と旧日本軍の戦闘。住民も動員され、集団自決に追い込まれたりした。沖縄県は1976年に「20万656人が犠牲になり、うち民間人は約9万4000人」と発表したが、正確な数は不明。国が、戦没者数を含む沖縄戦の実相を総合的に調査したことはない。厚生労働省が把握する戦没者数もあるが、旧日本軍の資料に基づく概数。
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●中学生を「青田買い」する自衛隊: 「体験入隊や防衛・防災講話」という「総合的な学習の時間」も

2015年11月26日 00時00分15秒 | Weblog


東京新聞の半田滋さんによるコラム【【私説・論説室から】自衛隊が進める「青田買い」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015112302000164.html)。

 《陸上自衛隊高等工科学校…オープンキャンパスが与那国中学で開催されるとのポスターがあった。対象者は「中学三年生および父母」とある。DMはダメでも説明会ならよいのだろうか》。

 中学生を「青田買い」する自衛隊。「体験入隊」や「防衛・防災講話」という「総合的な学習の時間」もあるそうだ。しかも、小学生も対象とのこと。住基ネットに代わり、マイナンバーも活用するつもりでしょうかね?

   『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
      「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)
   『●アベ王国の「一億総弓矢化社会」、
     その矢で一体何人の子どもたちを刺し貫くつもりか?
   『●「ピーターパン症候群」のアベ様が語る途方もない「夢物語」
                      ~「息吐く様に嘘つく」「ボンクラ」~

 アベ様の放つ「矢」に刺し貫かれる子どもたち。金子勝さんに言わせると「新三本の矢」は「」ではない、「」だそうです (【大竹まことゴールデンラジオ 2015年11月20日 室井佑月伊東英朗金子勝】(https://www.youtube.com/watch?v=xk7ktSMuVOA&spfreload=10))。「GDP600兆円以上」が「」か?、それは「」。「出生率の上昇」が「」か?、それは「」。自衛官募集のための「DM」や「オープンキャンパス」が「矢」であり、「」は中学生や小学生。

 その先に待っているのは、経済的徴兵制悪徳企業型徴兵制でしょう。自公議員に投票できる親御さんや祖父母ら、まったくオメデタイ人達です。

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に
     徴兵制に基づき血を納めた」。そして、いま、アベ国王へ血税が
   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、 
                      侵略戦争マニアな国々はどこ??
   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?:  
      血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?
   『●アベ様の「誇りある国へ」= 
     戦争で「殺す側になる」「人殺しに加担する」、でいいのか?
   『●山岡俊介さん「軍産複合体国家の
     米国の商売としての戦争にわが国が引きずり込まれる・・・」
   『●高校生による壊憲法案反対デモ: 
     赤紙を受け取る側の論理、人殺しに加担させられる側の論理
   『●自民党の武藤貴也衆院議員: 
     赤紙を送る側の(非)論理、人殺しに加担させる側の(非)論理
   『●戦争法案・壊憲法案では核兵器も「弾薬」と解釈、
               つまり、何でもできる「積極的平和主義」
   『●経済的徴兵制、悪徳企業型徴兵制
       ……経団連が望む「1億総活躍社会」
   『●沖縄では自衛隊入隊の説明会依頼は無し、
      なので、住民基本台帳を閲覧して個人情報を入手
   『●「フザケたネーミング……「1億総活躍社会」」:
     市民が「活躍」させられるのは「戦場」「人殺し」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015112302000164.html

【私説・論説室から】
自衛隊が進める「青田買い」
2015年11月23日

 防衛省は自衛官募集の窓口である全国五十カ所の地方協力本部に対し、中学生本人に陸上自衛隊高等工科学校(神奈川県横須賀市)への入学を勧めるダイレクトメール(DM)を送付することを禁止している。工科学校は将来の陸曹を養成する陸自への近道。募集は中学生本人ではなく、保護者か教師に行うよう次官通達で定めているが、昨年、滋賀地方協力本部が中学二年生にDMを送っていたことが分かり、問題になった。

 先月、日本の最西端にある与那国島を訪れたときのことだ。町役場の入り口に工科学校のオープンキャンパスが与那国中学で開催されるとのポスターがあった。対象者は「中学三年生および父母」とある。DMはダメでも説明会ならよいのだろうか

 防衛省は与那国島を含む先島諸島への陸上自衛隊配備を進め、地元出身者の採用を計画している。工科学校への勧誘は「青田買い」といえるだろう。

 また、文部科学省に協力して「総合的な学習の時間」と称し、体験入隊や防衛・防災講話を全国で行っている。二〇一三年度、中学生を対象に二千六百一回開かれ、二万六千三百十七人が参加小学生も対象となり、百五十回で五千五百八十四人の児童が参加した。

 「教育」の看板こそ掲げてはいるが、将来の入隊者獲得につなげることが狙い。全国規模で「青田買い」が進んでいる。(半田滋
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●未来に投資しない国: 「そういうせりふは、ハコモノではなく、子どもたちのために言ってほしいものだ」

2015年11月21日 00時00分28秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015112002000144.html)。

 《子どもの六人に一人が貧困に苦しむとされるこの国の現状》……未来への投資を惜しむ国ニッポン。少子化だと大騒ぎするのならば、もっと子供の今と未来を大事にしては如何か?

   『●どちらの国に生まれた子どもが幸せだろうか?
   『●子どもたちが「キチンとした教育」を受けることができ、
                        平和に暮らせる世の中に

   『●「生まれた環境に縛られる、子どもたちの夢」
               (『カナエール福岡応援ページ』)

     「番組を見て、そして、そのWPの一つのフレーズ
      「生まれた環境に縛られる、子どもたちの夢」を見て、
      小田嶋隆さんの本の言葉を思い出しました・・・・・・
      「子供の学力は、低年齢であればあるほど、
      親の教育水準および経済状態をストレートに反映・・・
      学歴における機会均等なんてものは、もはや建前でさえない・・・」
      (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/2a1cb2eb9e660199cf4fcdc12a4a8d1f)」

   『●石坂啓さん「道徳心とか愛国心とかが
      コドモたちにとって安全かどうか、なぜ疑ってかからない」

   『●「道徳」を説く文科相がソレってOKなの? 
       「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全」??

   『●「子供たちの未来が家庭の経済事情によって
      左右されることのないよう」な社会を目指すその先に・・・
   『●自公投票者が目指す社会?、「公園の人の命を
      支えるためにかけずり回る石崎さんを思うと、情けなくなる」

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●戦争法の下で、「学校保護宣言」非調印国同士で
      「人々の生きざまをも破壊」して回るつもりか?
   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に
     徴兵制に基づき血を納めた」。そして、いま、アベ国王へ血税が
   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、 
                      侵略戦争マニアな国々はどこ??
   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?:  
      血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?
   『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
      「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)
   『●アベ王国の「一億総弓矢化社会」、
      その矢で一体何人の子どもたちを刺し貫くつもりか?

 《子供の未来応援基金》で募金・寄付を募り、《高校生を援助する奨学給付金という制度》は「財政難」で増額が厳しいそうだ……、かたやドブガネ。その「財政難」の額は110億円。「悪夢」から目覚める、あるいは、戦闘機の一機でも止めれば、直ぐに賄えそうですけど? つくづく、ドブガネばかりする自公政権です。

   『●「歳出抑制が狙い」ならば、教育破壊ではなく、
      「害遊」のカネバラマキ「害交」こそ何とかしなさいよ
   『●湯水のごとくカネ浪費:核燃料サイクルに
     十二兆円をドブガネし、今後も毎年千六百億円ずつ増えていく悪夢

 【筆洗】氏曰く、「そういうせりふは、ハコモノではなく、子どもたちのために言ってほしいものだ」……元文科大臣でもある族議員・元首相サメ脳氏へのメッセージ。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015112002000144.html

【コラム】
筆洗
2015年11月20日

 「最も恐ろしい貧困は、孤独です。自分は誰からも愛されていないと感じることです」と言ったのは、マザー・テレサである▼だからこそ、貧困にさいなまれる子どもたちに、「あなたへ想いを寄せている人が、ここにいるよ」と伝えたい。そういう思いで募金を始めた学生らがいる。今年六月に発足した「子どもの貧困対策センター・あすのば」に集う若者たちだ▼目標は来春までに六百万円を集め、全国百六十人に三万~五万円ずつ贈ること。子どもの六人に一人が貧困に苦しむとされるこの国の現状では小さな試みだが、とにかく一人でも多くの人の想いを集め、伝えようというのだ▼もっと大々的にお金を募っているのは、政府である。「子供の未来応援基金」をつくり、寄付や募金で、貧困対策に取り組むという。だがそもそも、子どもたちのためにこそ税金を使ったらどうなのか▼たとえば経済的に苦しい高校生を援助する奨学給付金という制度があるが、条件によっては月三千円弱にとどまる。文部科学省が増額しようとしているものの、財政難で難しいと聞く▼給付金増額のため必要な財源は、百十億円。新国立競技場の計画が工費高騰で白紙化された時、「国がたった二千五百億円も出せなかったのかね」と嘆いた元首相がいたが、そういうせりふは、ハコモノではなく、子どもたちのために言ってほしいものだ
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●アベ王国の「一億総弓矢化社会」、その矢で一体何人の子どもたちを刺し貫くつもりか?

2015年10月27日 00時00分35秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015101902000132.html)。


 《デフレ脱却と持続的な経済成長を狙って放った「三本の矢」の的中も定かではないのに、今度は出生率の上昇などを的にした「新三本の矢」を放つという…▼子どもは国家に捧げる弓矢にあらず。政権が掲げる「一億総活躍社会」は、担当大臣自身が活躍できるかどうかも分からぬ奇妙な旗印だが、「一億総弓矢化社会」は願い下げである》。

 《一億総弓矢化社会》の「旧三本の矢」は一体どうなったのか? 「折れた旧「三本の矢」とやらはどこに行ったのか? 首相官邸のゴミ箱の中か? 100万歩譲って、せめて、国民にそのゴミ箱の中身を見せ、処理・処分してからの「夢物語」ではないのか。「夢」は寝てから言ってくれ、ただし、「悪夢」は御免だ」
 「ピーターパン症候群」のアベ様らが語る途方もない「夢物語」では、「新三本の矢」の一つは子どもらを刺し貫くつもりらしい。「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)、弓矢で一体何人の子どもらを刺し貫くつもりか?


   『●「弱者に厳しく、強者に優しい」ドアホノミクスは
       「一番大切なものをないがしろにしているのです」
   『●「ピーターパン症候群」のアベ様が語る途方もない「夢物語」
                      ~「息吐く様に嘘つく」「ボンクラ」~

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に
     徴兵制に基づき血を納めた」。そして、いま、アベ国王へ血税が
   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、 
                      侵略戦争マニアな国々はどこ??
   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?:  
      血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?
   『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
      「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015101902000132.html

【コラム】
筆洗
2015年10月19日

 「初心の人、二つの矢を持つ事なかれ」とは、『徒然草』に兼好法師が記した、弓の師のいましめである▼最初から二本の矢を持っては、まだ後があるからと、一の矢を射る心に油断が生じてしまう。「毎度ただ得失なく、この一矢に定むべし」と師が諭すように、ただ一本の矢に集中する心構えがあってこそ、事は成るとの教えだ▼さて安倍首相の弓を持つ姿勢は、いかがなものだろうか。デフレ脱却と持続的な経済成長を狙って放った「三本の矢」の的中も定かではないのに、今度は出生率の上昇などを的にした「新三本の矢」を放つという▼一九六〇年の安保闘争で岸内閣が退陣したのを受け、首相の座に就いた池田勇人氏は経済政策を前面に打ち出し、「所得倍増計画」を掲げたが、安保法制を仕上げた安倍さんは、矢の数を三本から六本に一挙に倍増させるのだから、「弓矢倍増計画」か▼子どもを産み育てやすい環境づくりに力を注ぐのは、まことに結構なことだ。しかし官房長官が口にした「ママさんたちが、子どもを産みたいという形で国家に貢献してくれればいいなと思っている」との言葉に、強い違和感を覚えた人は多かろう▼子どもは国家に捧げる弓矢にあらず。政権が掲げる「一億総活躍社会」は、担当大臣自身が活躍できるかどうかも分からぬ奇妙な旗印だが、「一億総弓矢化社会」は願い下げである。
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●経済的徴兵制、悪徳企業型徴兵制……経団連が望む「1億総活躍社会」

2015年10月24日 00時00分31秒 | Weblog


東京新聞のコラム【【私説・論説室から】徴兵制否定の理由とは】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015100702000141.html)。

 《経済的徴兵制という言葉がある。生活が苦しいから兵役に就くしかないという意味で使われる。日本の非正規雇用は三人に一人、年収二百万円以下のワーキングプアが一千万人以上という厳しい労働環境にある。自衛隊の待遇はどうだろうか……衣食住は国が負担するから全額、自由に使うことができる。貧しい若者にとってこの金額は魅力的に映るのではないだろうか》。

   『●「政策をカネで買う」経団連の企業行動憲章には
       「従業員のゆとりと豊かさを実現する」と謳っている
   『●「政治献金は社会貢献だ」: アベ様が辺野古や 
       原発の「地元」でやっていることを支持=「社会貢献」?
   『●「トリクルダウン理論」: 
       「貧しい者」ではなく「アベ様の自民党」に「お零れ」が!
   『●政治献金という名の「賄賂」:
     アベ様達は原発産業と「ズブズブ」の関係

   『●経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。
             そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!


 「フザケたネーミング……「1億総活躍社会」」、自公支持者の大好きなその社会で、市民が「活躍」させられるのは「戦場」「人殺し」。経済的徴兵制悪徳企業型徴兵制……経団連が望む方向へと「1億総活躍社会」は流れって行っている。

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に
     徴兵制に基づき血を納めた」。そして、いま、アベ国王へ血税が
   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、 
                      侵略戦争マニアな国々はどこ??
   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?:  
      血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?
   『●アベ様の「誇りある国へ」= 
     戦争で「殺す側になる」「人殺しに加担する」、でいいのか?
   『●山岡俊介さん「軍産複合体国家の
     米国の商売としての戦争にわが国が引きずり込まれる・・・」
   『●高校生による壊憲法案反対デモ: 
     赤紙を受け取る側の論理、人殺しに加担させられる側の論理
   『●自民党の武藤貴也衆院議員: 
     赤紙を送る側の(非)論理、人殺しに加担させる側の(非)論理
   『●戦争法案・壊憲法案では核兵器も「弾薬」と解釈、
               つまり、何でもできる「積極的平和主義」
   『●悪徳企業型徴兵制……「(自衛隊の)派兵はもちろんのこと、
                  派遣も反対」の中山素平さんは泣いている
   『●経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。 
             そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!
   『●「フザケたネーミング……「1億総活躍社会」」:
       市民が「活躍」させられるのは「戦場」「人殺し」
   『●ノーベル平和賞「国民対話カルテット」は
     「武器は何も解決せず」……ニッポンの経団連は武器輸出推進

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015100702000141.html

【私説・論説室から】
徴兵制否定の理由とは
2015年10月7日

 安全保障関連法案の国会審議。著名な憲法学者三人が法案の違憲性を指摘すると菅官房長官は「合憲という学者もたくさんいる」と主張したものの、別の学者三人の名前しか挙げられず、「数の問題じゃない」。谷垣自民党幹事長は「違憲かどうかを判断するのは最高裁」と述べ、元最高裁長官が違憲と明言すると安倍首相が「一私人の見解だ」。

 こんな応答を繰り返した安倍政権。徴兵制苦役を禁じた憲法一八条に違反するから考えていないといわれても、信じられない

 経済的徴兵制という言葉がある。生活が苦しいから兵役に就くしかないという意味で使われる。日本の非正規雇用は三人に一人、年収二百万円以下のワーキングプアが一千万人以上という厳しい労働環境にある。自衛隊の待遇はどうだろうか。

 入りやすいのは主に高卒者を対象にした自衛官候補生と呼ばれる任期制隊員だ。陸上自衛隊の場合、一任期が一年九カ月。一任期ごとにボーナスがあり、二任期務めると約千三百三十六万円が支払われる。これを月平均に直すと約三十一万八千円。衣食住は国が負担するから全額、自由に使うことができる。

 貧しい若者にとってこの金額は魅力的に映るのではないだろうか。アベノミクスが現状通り進めば、富裕層とそれ以外の人々との格差はさらに広がることになる。徴兵制否定の理由はこれかもしれない。 (半田滋
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●「フザケたネーミング……「1億総活躍社会」」: 市民が「活躍」させられるのは「戦場」「人殺し」

2015年10月01日 00時00分48秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【一大軍事国家へ 安倍政権の行き着く先は「1億総玉砕社会」】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164498)。

 《「戦争法」を強行成立させた安倍政権が思い付きそうなフザケたネーミングだ。安倍首相が10月上旬の内閣改造に合わせて掲げたスローガン「1億総活躍社会」……安倍政権が続けば、「1億総活躍社会」どころか、行き着く先は「1億総玉砕社会」である》。

 《フザケたネーミング…スローガン「1億総活躍社会」》どころか、ブログ主は「1億総格差社会」だと思います。経済的徴兵制悪徳企業型徴兵制へと繋がります。市民が「活躍」するのは戦場、「人殺し」の場……アベ様が目指しているのは、日刊ゲンダイに言わせれば、《軍事国家》《1億総玉砕社会》。自公支持者が、アベ様と共に目指しているのはそういう社会です。 

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に
     徴兵制に基づき血を納めた」。そして、いま、アベ国王へ血税が
   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、
                      侵略戦争マニアな国々はどこ??
   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?: 
      血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?
   『●アベ様の「誇りある国へ」=
     戦争で「殺す側になる」「人殺しに加担する」、でいいのか?
   『●山岡俊介さん「軍産複合体国家の
     米国の商売としての戦争にわが国が引きずり込まれる・・・」
   『●高校生による壊憲法案反対デモ:
     赤紙を受け取る側の論理、人殺しに加担させられる側の論理
   『●自民党の武藤貴也衆院議員:
     赤紙を送る側の(非)論理、人殺しに加担させる側の(非)論理
   『●戦争法案・壊憲法案では核兵器も「弾薬」と解釈、
               つまり、何でもできる「積極的平和主義」
   『●悪徳企業型徴兵制……「(自衛隊の)派兵はもちろんのこと、
                  派遣も反対」の中山素平さんは泣いている
   『●経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。
             そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!


 壊憲法・戦争法を含めた「平成三大民意無視政策」のこと、決して忘れません……ワ・ス・レ・イ・デ・カ! あらゆる「次なる選挙で自民党・公明党にだけは投票しないようにすること」、「「絶望は愚か者の結論」を心に、壊憲を続けるアベ様に根気強く対抗を」、デモなど様々な対抗手段を。

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164498

一大軍事国家へ 安倍政権の行き着く先は「1億総玉砕社会」
2015年9月27日

    (ホンネは別にある(C)日刊ゲンダイ)

 「戦争法」を強行成立させた安倍政権が思い付きそうなフザケたネーミングだ。安倍首相が10月上旬の内閣改造に合わせて掲げたスローガン「1億総活躍社会」。政府は人口減阻止や高齢化対策などを含む指針「1億総活躍プラン」を策定し、第3次改造内閣で担当大臣を新設して“看板”に据えるらしいが、その本音は……。背筋が寒くなってきた。

 「1億総活躍社会に腰を据えて取り組むため、担当閣僚を置く」――。25日夕の会見で、こう強調した安倍首相。ところが記者から「具体的にどう進めるのか」と問われると、なぜか、これまでの政権運営をダラダラと振り返り、「再び成長するという自信を取り戻すことができた」「基本的な考え方を示した」とモゴモゴ言い出す始末だ。辛うじて質問とかみ合った答えは「国民会議を設置する」ぐらい。後は中身ナシだった。

 まっ、しょせんは「1億総活躍」なんて口先だけ。昨秋の改造内閣の時に大々的にアピールしながら、何ら進展がない「女性の輝く社会実現」と同じだ。本当の狙いは、戦争法で下落した支持率を来夏の参院選までに回復させようと、国民の目をゴマカしているのだ。

   「安倍さんは子飼いの稲田朋美政調会長を再入閣させ
    たがっている。『1億総活躍担当相』が今回の目玉
    というのなら、稲田さんを抜擢するかもしれません」
    (自民党関係者)

 しかし、稲田政調会長は東京裁判について「判決理由に書かれた歴史認識はずさんだ」と見直しを主張しているウルトラ右翼だ。そんな人物が「1億総活躍」担当だとすると、とりわけ年配の人たちはイヤ~な言葉を思い出してしまうのではないか。「1億総玉砕」である。先の大戦で、敗戦濃厚の旧日本軍が国民に“道連れ”を呼びかけたスローガンだ。

 なるほど、そういう視点で見ると、第3次安倍改造政権とは、戦争体制を確立するための前段階と言っていい。10月1日には、いよいよ武器輸出を管理する防衛装備庁が発足するし、閣僚ではないが、JICA(国際協力機構)の新理事長には「70年談話有識者懇」の座長代理を務め、安倍首相と近しい北岡伸一・国際大学長が就く。防衛省、軍需産業、ODA(政府開発援助)を巻き込んだ一大軍事国家」の基礎が出来上がるのだ。

 元毎日新聞記者で政治評論家の板垣英憲氏はこう言う。 

   「安倍首相は突然、経済優先を言い始めたが、
    何ら具体策を示さない。国民の目を欺こうとしている
    だけで、本当は何もヤル気がないのです。一方で、
    ハッキリと口にしたのは参院選で勝利すれば
    憲法を改正するということ。自民党憲法改正草案
    (起草委員長・中谷元防衛相)は、国防軍創設や
    軍法会議にも触れている。つまり、軍国主義
    戻すわけです」

 安倍政権が続けば、「1億総活躍社会」どころか、行き着く先は「1億総玉砕社会」である。
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●高校生による壊憲法案反対デモ: 赤紙を受け取る側の論理、人殺しに加担させられる側の論理

2015年08月04日 00時00分31秒 | Weblog


東京新聞の記事【安保法案 抗議デモ 高校生ら5000人「廃案」訴え】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015080390070145.html)。

 「安全保障関連法案に抗議するデモを、首都圏の高校生らのグループ「T-ns SOWL(ティーンズ・ソウル)」が二日、東京・渋谷で催し、大学生や大人も含め約五千人(主催者発表)が参加した・・・・・高校生による大規模な政治デモは異例で、世代を超えて広がる法案への反発を象徴する光景」。

 赤紙を受け取る側の論理人殺しに加担させられる側の論理。高校生たちも狼煙を上げ、「声なき声」を上げた。「アベ様のNHK」や読売、産経系メディアなどのアベ様系列のマスコミは何を思っているでしょうか?

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めた」。
                    そして、いま、アベ国王へ血税が

   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、
                侵略戦争マニアな国々はどこ??

   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?: 
     血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?
   『●アベ様の「誇りある国へ」=
      戦争で「殺す側になる」「人殺しに加担する」、でいいのか?


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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015080390070145.html

安保法案 抗議デモ 高校生ら5000人「廃案」訴え
2015年8月3日 07時01分

 安全保障関連法案に抗議するデモを、首都圏の高校生らのグループ「T-ns SOWL(ティーンズ・ソウル)」が二日、東京・渋谷で催し、大学生や大人も含め約五千人(主催者発表)が参加した。開襟シャツやセーラー服など制服姿の若者らが「未来を勝手に決めてほしくない」と廃案を訴えた。高校生による大規模な政治デモは異例で、世代を超えて広がる法案への反発を象徴する光景となった。 (辻渕智之

 デモは「とりま、一緒に歩こうぜ」のコールで渋谷区役所前を出発した。「とりま」は「とりあえず、まあ」を略した若者言葉。先導カーの上から「憲法守れ、子どもを守れ、未来を守れ!」とラップ調の音楽に乗せて声を上げた。

 若者の聖地、ファッションビル「渋谷109」前。都立高三年のりゅーき君(17)は車上で「おれは受験生。友達から何してんだと言われる。でもこれが今、おれのやるべきこと」と切り出した。「おれは生まれてませんでしたが、先の大戦では戦争をしないってことを唯一学んだんじゃないんですか」

 高校二年のじょー君(16)も「選挙権が十八歳に引き下げられた今こそ、高校生も政治に関心を持ちたい」と呼び掛けた。

 グループは七月に発足し、無料通信アプリLINEで連絡を取り、ネット上でデモを告知した。法案反対デモを国会前で続ける大学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」も協力し、メンバーの大学四年牛田悦正(よしまさ)さん(22)は「今日は僕らがおじさん」と笑いながら、「本当に頼もしい。政治情勢は良くないけど、日本の社会は良くなっていると感じる」とエールを送った。

 交差点でデモ隊に手を振った細井博子さん(84)=渋谷区=は「戦争で私の家も学校も空襲で焼けた。憲法九条はあの戦争で亡くなった人たちの遺言。若い人たちが頑張ってくれてうれしい」と話した。

(東京新聞)
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●沖縄では自衛隊入隊の説明会依頼は無し、なので、住民基本台帳を閲覧して個人情報を入手

2015年08月02日 00時00分05秒 | Weblog


琉球新報の記事【「自衛官募集」中学生宅へ直接郵送 住民台帳基に沖縄地方協力本部】(http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-246443-storytopic-1.html)。

 「安全保障関連法案が国会で議論され「徴兵制につながる」との不安も募る中、保護者から「働き掛けを強化する動きに見える。違和感がある」と疑問や懸念の声が」。

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
         アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

    「自衛官募集のダイレクトメール・・・・・・防衛省は地方自治体が
     持つ住民基本台帳から適齢者の住所、名前などの個人情報を
     入手・・・・・・いつでも募集案内を送りつけることができると証明
     ・・・・・・「自衛官という仕事、そこには大地や海や空のように
     果てしない夢がひろがっています」・・・・・・自衛官になって
     「人助け」をしようとする若者の夢は「戦争参加の可能性」により、
     打ち砕かれたのではないか」

 よりによって沖縄で!! いろんな問題を内包している・・・住民基本台帳安全保障関連法案、沖縄差別、高江・辺野古破壊、などなど。

   『●米軍の「差別性の極み」:NNNドキュメント’14
        『続・放射線を浴びたX年後 日本に降り注いだ雨は今』

   『●辺野古破壊や高江『標的の村』などなど
       ・・・・・・「本土の人間が「沖縄だからいいや」と差別している」




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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-246443-storytopic-1.html

「自衛官募集」中学生宅へ直接郵送 住民台帳基に沖縄地方協力本部
2015年7月29日 7:13

     (男子中学3年生がいる家庭に届けられた
      陸上自衛隊高等工科学校や自衛官募集のチラシや
      パンフレット(画像は一部加工しています))

 自衛官の募集業務で自衛隊沖縄地方協力本部はことしから、県内の男子中学3年生のいる家庭に自衛官募集の案内封書を郵送などで直接届ける取り組みを始めた。安全保障関連法案が国会で議論され「徴兵制につながる」との不安も募る中、保護者から「働き掛けを強化する動きに見える。違和感がある」と疑問や懸念の声が上がった。

 自衛隊沖縄地方協力本部石垣出張所によると、従来は陸上自衛隊高等工科学校に進める男子中学3年生の人数分の案内封書を、各中学校に送って保護者に渡るようにしていたが、住民基本台帳から対象者の住所を調べることができることが分かったとして、ことしから郵送したり郵便受けに直接投函(とうかん)したりすることにしたという。

 封書が届いた石垣市内の保護者は「どこで個人情報を得たのか。家庭を回って届けるのも勧誘のよう。その他の公務員でこのような募集はないはずだ。看板掲示や広告だけで十分。高校生だけでなく中学生も直接呼び込むのは疑問だ」と指摘し「安保法制成立に向けた準備のように感じる。不安が強くなった」と話した。

 石垣出張所は住民基本台帳法に基づき、16~17歳の男性が対象の陸自高等工科学校を案内するためとして住民基本台帳を閲覧し、個人情報を入手した。

 自衛隊沖縄地方協力本部は「沖縄は他府県に比べ高等工科への認知が低い。他府県では自衛隊の説明会の依頼も来るが、沖縄はないため広報活動に力を入れることにした」と説明した。その上で「安保法制との関係はない」と話した。郵送は保護者宛てで、直接対象者宅に訪れ届けることにも「問題はない」(石垣出張所)としている。
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●アベ様の「誇りある国へ」=戦争で「殺す側になる」「人殺しに加担する」、でいいのか?

2015年07月26日 00時00分21秒 | Weblog


東京新聞の記事【自衛隊員の妻と母苦悩 夫の戦死も人殺しもイヤ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015072402000116.html)と、
コラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015072502000148.html)。

 「「夫に出会った時、集団的自衛権を行使するような自衛隊だったら、結婚しなかったかもしれません」・・・・・・「夫が戦死するのも、人殺しに加担するのも嫌ですから」」。
 「「殺される側ではなく、殺す側になるかもしれぬ」という恐怖・・・・・・自ら「殺す側」に身を置いたからこそ、「人を殺すのは悪い」とどんな恐怖にも屈せず言えるようにならなくてはならないのだと▼それが、哲学を唱えるのではなく、哲学を生きた人・鶴見俊輔さんが、戦後七十年の日本に言いのこしたことだろう」。
 「人殺しに加担」・・・・・・アベ様、麻生氏、石橋氏ら、そして、その親族がまずは「非戦闘地域」へ行って下さい。

   ●壊憲派に、フリーハンドを渡してはならない

 アベ様らは「美しい国」「誇りある国へ」と唱えるが、その現実は、戦争で「殺す側になる」「人殺しに加担する」ことです。

   『●壊憲:「国民を置き去りにした状態で法秩序の連続性を
          破壊する行為を、法学的には「クーデター」と呼ぶ」

   『●宮崎駿監督は「憲法解釈を変えた偉大な男として
      歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と批判

   『●形だけの議会制民主主義が、
      戦争法案・壊憲法案でアベ様によりさらに形骸化

   『●砂川事件元被告、戦争法案・壊憲法案を
      「まったくでたらめな解釈」「立憲主義への冒涜」と指摘


 経済的徴兵も含めて、「赤紙」の来る時代にしてはいけない。

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めた」。
                    そして、いま、アベ国王へ血税が

   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、
                侵略戦争マニアな国々はどこ??

   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?: 
     血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015072402000116.html

自衛隊員の妻と母苦悩 夫の戦死も人殺しもイヤ
2015年7月24日 朝刊

      (航空自衛隊員の妻が記したメール)

 安全保障関連法案の審議が来週から参院で始まる見通しとなり、他国を武力で守る集団的自衛権行使に基づく自衛隊派遣が現実味を帯びてきた。海外の現場で、隊員の安全は確保されるのか。国民の疑問が解消されない中、本紙に寄せられた自衛隊員の妻のメールなどから、苦悩する家族の姿が浮かぶ。 (中山高志


 「夫に出会った時、集団的自衛権を行使するような自衛隊だったら、結婚しなかったかもしれません」。夫が航空自衛隊員の関東地方の四十代の主婦は、メールに割り切れない思いを記した。「夫が戦死するのも、人殺しに加担するのも嫌ですから」

 衆院特別委員会で法案が可決された十五日。夫の職場では「とうとう戦死者が出るな」との声も上がった。帰宅後にそう打ち明けた夫は「今までやってきた訓練が生かされる」と冷静を装った。しかし、皮肉っぽい言い方からは、本音だとは思えなかった。

 その前日夜には家族で法案について話し合った。「まずはソマリアに行かされるだろうな…」。淡々と語る夫に、子どもたちは「行かされそうになったら、足の骨を折っても行かないようにして」と懇願した。

 東京電力福島第一原発事故の直後、夫に事故現場への出動が持ち上がった。「なんであなたが」と泣きながら反対したが、夫は「命令には従わないといけない」と冷静だった。結局、出動命令は出なかったが、連れ添う伴侶の覚悟の重さをあらためて感じた。

 海外への出動命令が下れば、夫は四年前と同様に粛々と従うと思う。でも「人を殺す爆弾を運ぶために入隊したわけじゃない。本当は行きたくないはずだ」と心中を思いやる。

 「本心から法案に賛成の方は、お子さんたちと新しい軍隊をつくり、戦地に行ってほしい」。主婦はメールをこう締めくくった。「戦地に行くことがどんなことなのか。いま一度、わが身に置き換えてよくよく判断してもらいたい」

     ◇

 今春、長男(18)が陸上自衛隊に入ったばかりという中部地方の女性保育士(49)は、本紙の取材に「息子のような底辺の隊員は、上層部の言うがままに海外に駆り出されてしまうのでは」と電話口で不安を語った。

 昨年夏、高校生だった長男が就職活動をしていたころ、安倍政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。「自衛隊が今までより海外に行くようになるのでは」と漠然と感じた。

 だから当初は入隊に反対した。「集団的自衛権って知ってる?」。長男に聞くと「騒がれているのは知っている」とピンときている様子はない。それでも、工業高校で学んだ物づくりの知識を自衛隊で生かしたいとの意志が固いことを知り、最後は「自分で決めているのなら頑張って」と背中を押した。

 集団生活で教育を受ける長男からの連絡はあまりない。「いずれは海外で、武器を持って戦うようになってしまうのではないか。そうならないでほしい」
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015072502000148.html

【コラム】
筆洗
2015年7月25日

 十五歳で渡米して、名門ハーバード大学を十九歳で飛び級で卒業した鶴見俊輔さんは日米開戦を受け、帰国の途に就いた。日本の敗戦を確信していたが、「負けるときに、負ける側にいたい」と考えてのことだったという▼米国に残るという選択肢もあった。そうすれば少なくとも自分の手を汚さずに済むだろうし、反戦の立場を保つこともできる。しかし、あえて帰国の道を選んだ▼鶴見さんは、海軍の軍属として南方の戦地に送られた。そこで彼をさいなんだのは、「殺される側ではなく、殺す側になるかもしれぬ」という恐怖だった。実際、同僚の軍属は拿捕(だほ)した民間人の毒殺を命じられて、実行していたのだ▼殺人を命じられたら服毒自殺しようと心に決めていたが、本当にそうできたのか。あのとき自分に「敵を殺せ」という命令が下ったなら、恐怖のあまり命令に従っていたのではないか▼そういう問いを戦後も手放すことなく抱え続けた鶴見さんが最後に目指した理想とは、「私は人を殺した。人を殺すのは悪いと、一気に言い切れるようになることだったという。自ら「殺す側」に身を置いたからこそ、「人を殺すのは悪いとどんな恐怖にも屈せず言えるようにならなくてはならないのだと▼それが、哲学を唱えるのではなく、哲学を生きた人・鶴見俊輔さんが、戦後七十年の日本に言いのこしたことだろう。
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●「18歳選挙権」にさえ無関心?: 血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?

2015年07月11日 00時00分57秒 | Weblog


nikkan-gendai.comの記事【誰が望んだか不明…「18歳選挙権」は徴兵制導入の地ならしか】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161436)。

 「不思議なのはだれがこの法改正を強く望んだのか、さっぱり見えてこないことだ。少なくとも、国民が声を上げたわけではない・・・・・・兵役とセットだということ。投票行動で政治に意見する権利を持つ者は、国を守る義務も負うわけです」。

 血税と、子供たちへの赤紙。18歳、19歳の皆さん、「眠り猫」になっていては大変です。「安保政策通を自任する石破地方創生相は「徴兵制は苦役ではないから憲法違反にならない」と公言している人までいる始末です。確実に「軍靴の足音が近づいて」います。それは強制で始まるわけではないでしょう、きっと。非正規雇用とか奨学金とか、「経済的に強いる」ことから戦場に行かざるをえなくするつもりです。

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めた」。
                    そして、いま、アベ国王へ血税が

   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、
                      侵略戦争マニアな国々はどこ??


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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161436

誰が望んだか不明…「18歳選挙権」は徴兵制導入の地ならしか
2015年7月5日

   (権利の裏に…(C)日刊ゲンダイ)

 選挙権の年齢を18歳以上に引き下げる「公職選挙法改正案」が成立し、誕生日を迎えた高校3年生も有権者に含まれることになった。来年夏の参院選から適用される。

 不思議なのはだれがこの法改正を強く望んだのか、さっぱり見えてこないことだ。少なくとも、国民が声を上げたわけではない。

 2年前の10月に内閣府が実施した「民法の成年年齢に関する世論調査」によると、「18、19歳で契約を一人ですることができる」に賛成した人は2割に満たなかった。「18、19歳に父母の親権を及ばなくする」についても賛成は3割弱。2007年に成立した国民投票法は、国民投票できる年齢を18歳以上とした。それでも大多数の日本人は、「18、19歳にさまざまな権利や義務を与えるべきだ」と考えてはいないのだ。

 それなのに選挙権だけは、「若い人の意見を取り入れていかなければならない」(自民党の谷垣幹事長)と引き下げられた。自民党憲法改正推進本部長の船田元・衆院議員は「世界176カ国が18歳かそれ以下に選挙権を与えている。18歳化はナショナルスタンダード」と強調する。だが、このナショナルスタンダードには別の側面があるようだ。

 政治評論家の有馬晴海氏が言う。

   「20歳以下に選挙権を与えている国の多くは、
    その年齢から兵役を義務付けています。
    世界のスタンダードは選挙権が18歳から
    というところではなく、兵役とセットだということ。
    投票行動で政治に意見する権利を持つ者は
    国を守る義務も負うわけです。もちろん、
    選挙法改正が徴兵制導入に直結するとは
    考えにくい。ただ、高校を卒業したばかりの
    18歳の若者を戦地に送る際の障壁のひとつが
    なくなることは確か
でしょう」

 近い将来、自衛隊員が足りなくなり、徴兵制を導入せざるを得なくなった時でも、法改正をしておけば、「選挙権も持たない若者をなぜと批判されることはない。ダブルスタンダードの解消を理由に、18歳以上を成人とする民法改正が成立すれば、ハードルはさらに下がるだろう。

 安保政策通を自任する石破地方創生相は「徴兵制は苦役ではないから憲法違反にならない」と公言している

 軍靴の足音が近づいているようだ。
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●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、侵略戦争マニアな国々はどこ??

2015年06月17日 00時00分30秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015060502000123.html)。

 「先日はノルウェーやアフガニスタンなど三十七カ国が「学校保護宣言」に調印したが、日本や米国は、その列に加わらなかった▼「『強い』といわれる国々は戦争を起こす上では強いのに、なぜ平和をもたらす上では余りに弱いのか。銃を渡すことは簡単なのになぜ本を与えるのは大変なのか」。昨年十二月、ノーベル平和賞を受賞した時にマララさんが語った言葉を、あらためてかみしめてみる」。

 アベ様は「戦争法案」「違憲立法」による平和憲法の壊憲には夢中、コドモたちに赤紙を送ることには夢中・・・・・・哀しい国です。

   『●戦争出来れば何でもOK: 「米国などを攻撃した相手国が
                日本を標的にする意思を持つかどうか・・・?」

   『●選挙民の重い責任:
     「大量殺人」に賛成票を投ずる「傍観」「無知」と「愚」

   『●「恐怖販売機」(©東京新聞『筆洗』)・・・
     押し売りしておいて出てくるオモチャがすべて赤紙とはネ

   『●死にゆく平和憲法: 伊藤真さんの憲法の絵本
     『あなたこそ たからもの』と松本ヒロさんの「憲法くん」

   『●「恐怖販売機」(©東京新聞『筆洗』)から出てくる「戦争法案」:
                国会や憲法学者の存立危機事態

   『●戦争法案・違憲立法・壊憲法案:
       中学生の国語力すら無い、ご都合主義な自公議員たち



   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めた」。
                    そして、いま、アベ国王へ血税が


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015060502000123.html

【コラム】
筆洗
2015年6月5日

 ジヤは、子どもたちのやる気を引き出すのが上手な先生だ。しかし、彼女には人には知られぬ顔がある。本やペンを武器に使う武術の達人なのだ▼子どもらに危機が迫ると、ジヤは変身する。全身を黒い布で覆うイスラム教徒の伝統衣装ブルカをまとい、学校を狙う悪者に立ち向かう▼パキスタンで制作された『ブルカ・アベンジャー』は、そんなヒロインが「正義と平和、すべての人のための教育」を守ろうと活躍する痛快なアニメで、二年前に放映が始まって以来、大人気だという▼だが、現実の世界はジヤの体がいくつあっても足りぬありさまだ。女子への教育を目の敵にするイスラム過激派だけが学校を襲うわけではない。紛争地にあって頑丈な校舎は、格好の軍事拠点となり、それゆえ標的にもなる。教育の場が失われれば、復興の力も細る学校の軍事的利用を禁じ、未来を育む「聖域」として守ろうという動きがある。先日はノルウェーやアフガニスタンなど三十七カ国が「学校保護宣言」に調印したが、日本や米国は、その列に加わらなかった▼「『強い』といわれる国々は戦争を起こす上では強いのに、なぜ平和をもたらす上では余りに弱いのか。銃を渡すことは簡単なのに、なぜ本を与えるのは大変なのか」。昨年十二月、ノーベル平和賞を受賞した時にマララさんが語った言葉を、あらためてかみしめてみる。
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●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めた」。そして、いま、アベ国王へ血税が

2015年06月13日 00時00分53秒 | Weblog


東京新聞の記事【【私説・論説室から】血税の原義と戦争法案】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015061002000166.html)。

   『●「政権にとって「白紙委任状」ほど好都合なものはありません」: 
                       2014年12月衆院選に是非行こう!
   『●いい加減に学ぼう: 「白紙委任状をもらった」
       とアベ様に勘違いさせるようなことをやってはいけない

   『●『戦争法案』、理由は何でもアリ:
     だって「国民から強い支持をいただいた」んだもの!? 嗚呼・・・


 「白紙委任状をもらった」「国民から強い支持をいただいた」なんて、アベ様に勘違いさせた自公支持者・投票者や無関心を決め込む「眠り猫」の皆様の罪の重さよ。

 「「血税投入は七百億円」-。消費税増税の先送りを問うためとか、アベノミクスが争点だと言っておきながら大勝した途端国防軍(わが軍?)創設を含む安保法制整備に「国民の支持を得た」と言ってのけた昨年末の総選挙に要した費用である・・・・・・血税の原義は全く違う。明治憲法下、お金を提供する義務が税金で血を提供つまり兵役が血税だった。主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めたのである」

 「血税の原義」を知りませんでした。「血の滲むような」といったイメージだったのですが、まさに「血税」だったとは・・・。そして、赤紙の色は「血の色」。「主権者気取り」のアベ王国の王様に「血を納め」るシステム=疑似徴兵制が出来ようとしています。

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015061002000166.html

【私説・論説室から】
血税の原義と戦争法案
2015年6月10日

 「血税投入は七百億円」-。

 消費税増税の先送りを問うためとか、アベノミクスが争点だと言っておきながら大勝した途端国防軍(わが軍?)創設を含む安保法制整備に「国民の支持を得た」と言ってのけた昨年末の総選挙に要した費用である。

 今さら七百億円が党利党略に使われたとか、民主主義のコストとして高いなどというつもりはない。正々堂々と安保法制の是非を問わない姑息(こそく)な政治手法や、勝てば何をやっても良いとの勘違いを正そうというのでもない。「血税」という言葉の本来の意味も知らずに使ってきた不明を恥じているのだ。

 確かに「重税感に耐え、血のにじむ思いで納めた貴重な税金」という使い方は今では一般的だ。だが、血税の原義は全く違う。明治憲法下、お金を提供する義務が税金で血を提供つまり兵役が血税だった。主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めたのである。

 今は平和憲法下だが、「戦争法案」が現実味を増してきて不安を抱く自衛隊員や家族は少なくないだろう。しかし「自衛隊員のリスクばかり言うのは木を見て森を見ない議論だ」と切り捨てる首相に「思い」は届くまい
 
 格差を放置どころか拡大させる政策ばかり見せられると、貧困の若者らが食うために志願兵にならざるを得ない疑似徴兵制ともいえる米国の兵士大量生産システムを後追いするのかと思えてくるのだ。 

久原穏
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●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

2015年05月26日 00時00分30秒 | Weblog


東京新聞の記事【罪 背負い続けた叔父 「俘虜処刑」般若心経を一心に 田中明子さん(66)=千葉市】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015051702000134.html)と、
コラム【【私説・論説室から】 よみがえる国家総動員】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015052002000136.html)。

 「初年兵がトラックで運ばれた先で三十人ほどの中国人捕虜が大きな穴を前に、後ろ手に縛られてうずくまっていた。中隊長は言った。「今からお前たちによって処刑を実施する。決して人間を殺すのだと思ってはいけない。そのへんの鼠(ねずみ)とか蛙(かえる)でも殺すような気持ちでやってもらいたい」・・・・・・私にとって生涯最大の汚点として深くしみついている。命令に従ったまでとはいえ、あの残虐行為をお許しください。合掌」。
 侵略戦争の惨たらしさ・・・・・・。その泥沼に足を突っ込むアベ様の「戦争法案」。自公支持者や自公投票者、そして、「眠り猫」の皆さんはそんなニッポンで良いと思っているのでしょうか?

   『●「平和なアジアという井戸を掘る意思があるのかどうか、疑わしい」

 「「他国の防衛」にまで広げるのだから「銃後の国民」も無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは「戦地の自衛隊さん」だけではない」。
 「戦争したい」病、「人殺しをさせたい」病のアベ様ら。「非戦闘地域」に居て、「戦争絶滅受合法」を創る勇気もないアベ様の卑劣さよ。 

   『●教育破壊: 「「ボンクラ」「嘘つき」」につける薬なし、
                そして、「戦争絶滅受合法案」の制定を!

   『●戦争できる国にしたくてしょうがないらしい・・・アベ様に一番に戦場へ
   『●戦争できる国へ:
      アベ様をはじめ自公議員・翼賛野党議員の皆様がまずは「丸太」に

   『●小泉純一郎元首相の戦場の定義:
          「自衛隊の活動している所は非戦闘地域」

   『●「積極的平和主義」という愚:
       『軍隊は人を守らない』『戦争で得たものは憲法だけ』

   『●他人を「非戦闘地域」や戦場に行かせるのならば・・・、
               平和憲法を放棄し、壊憲するのならば・・・

   『●戦争屋による憲法違反の「集団的自衛権」閣議決定
           ・・・「やめろと言わないのは“許した”のと同意」

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015051702000134.html

罪 背負い続けた叔父 「俘虜処刑」般若心経を一心に 田中明子さん(66)=千葉市
2015年5月17日 朝刊

     (出征した中国で撮影された叔父の写真を見ながら
      思い出を話す田中明子さん=千葉市稲毛区で)

 「数珠もちて般若心経(はんにゃしんぎょう)の七十年」。千葉市の田中明子さん(66)は今年二月、九十三歳で逝った叔父の死に涙が止まらなかった。戦争中に行った、自身の罪の意識を抱え続けたその生涯を詠みたいと「平和の俳句」に向き合い、冒頭の句が生まれた。 (矢島智子)

 四十年余り前、祖父の葬儀の席で叔父が般若心経をそらで唱えるのを見て不思議に思った。叔父が仏教と交わりが深いとは思えなかったからだ。それから約三十年後。親族が集まる新年会を終えて本家の玄関を出た明子さんに、叔父がそっと茶封筒を差し出した。家に帰って開くと、中に「俘虜(ふりょ)処刑」と題されたワープロ書きの原稿が入っていた。

 一九四三(昭和十八)年二月。陸軍に召集された叔父が中国北部、薩拉斉(さらち)の連隊に入隊して三カ月後の出来事だった。初年兵がトラックで運ばれた先で三十人ほどの中国人捕虜が大きな穴を前に、後ろ手に縛られてうずくまっていた。

 中隊長は言った。「今からお前たちによって処刑を実施する。決して人間を殺すのだと思ってはいけない。そのへんの鼠(ねずみ)とか蛙(かえる)でも殺すような気持ちでやってもらいたい」

   「十メートルほど手前から突撃の要領で銃を構え、
    喚声をあげながら走り、捕虜の向かって右胸、
    つまり心臓を目がけて刺突(しとつ)するのである。
    (略)俘虜(ふりょ)たちは死の恐怖を肌で感じて、
    後ろ手に縛られた体を右に左に大きく振って
    悲鳴をあげながらもがく。(略)心臓を突かれた体は
    即死状態の者や、暫(しばら)く奇声を
    あげている者もあった」

 手記にはむごい描写が続いた。明子さんはしっかり読み取ることができなかったが、最後までたどり着いて気がついた。なぜ、叔父が般若心経を唱えるようになったのかを。

   「いまなお刺殺した中国人の顔(略)は鮮やかに、
    かつ強烈に脳裏に焼きついているのである。
    私にとって生涯最大の汚点として深くしみついている。
    命令に従ったまでとはいえ、
    あの残虐行為をお許しください。合掌」

 原稿は、二十世紀の締めくくりに叔父の出身の町が編集した「町民の戦争体験集」に寄せた原稿だった。人口数千の小さな町に残る記録に「生涯最大の汚点」を記した叔父。

   「どんなに般若心経を唱えても罪の意識は拭えず、
    一番書きたくないことを書かなければ
    懺悔(ざんげ)にならないと考えたのでしょう」

 明子さんは小学校教諭を三十五年務め、一九九〇年代には中国残留孤児の引き揚げ家族の子らを担任した。

 戦後生まれだが「私の中にはいろいろな戦争がある」。それを語り継ぐのが自らの責任だと感じ始めている。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015052002000136.html

【私説・論説室から】
よみがえる国家総動員
2015年5月20日

 先の大戦でたいへんな思いをしたのは「外地の兵隊さん」だけではなかった。国家総動員法のもと、国民とその持ち物が政府により徴用され、やがて空襲が始まった。

 安倍晋三内閣が国会提出した安全保障法制にも「国家総動員体制が明記されている。存立危機事態、すなわち他国を守るための武力行使が追加された武力攻撃事態法、特定公共施設利用法の両改正案を読めば分かる。

 他国の戦争であっても時の政権が日本存立の危機であると判断した場合、首相が対処基本方針を定めることになる。この方針に従い、港湾、飛行場、道路、海域・空域、電波について、自衛隊と米軍など他国の軍隊の利用が優先される。

 自衛隊や他国軍への協力が義務付けられるのは中央省庁や都道府県庁、市町村役場だけではない。協力が責務とされる指定公共機関として日銀、日本赤十字、NHK、民放、通信、電力、ガス、商船、航空、JR、私鉄、バスなど百五十二社・機関が並び、改正案にそっくり引き継がれた。国民は「必要な協力をするよう努める」とされている。

 武力攻撃事態法、特定公共施設利用法は、日本が武力攻撃を受けた際の対処策のはずである。これを「他国の防衛」にまで広げるのだから「銃後の国民」も無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは「戦地の自衛隊さん」だけではない。    (半田滋
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●「積極的平和主義」の未来: 「後藤さん・・・が伝えようとした多くの民衆の死を想像してほしい」

2015年02月05日 00時00分30秒 | Weblog


綿井健陽さんのコメント、「後藤さん・・・が伝えようとした多くの民衆の死を想像してほしい」。

 東京新聞の記事【無二の命、人権 言動で伝え続け 後藤さん、全国で講演】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015020290135801.html)によると、「「小さな心と身体(からだ)に、背負いきれないほどの大きな重荷を背負わせてしまう-それが『戦争』」。後藤健二さんは、紛争地域の取材を続け、命や子どもたちの人権の大切さを訴えるメッセージを送ってきた」・・・・・・そんなジャーナリスト。さて、アベ様の目指す「積極的平和主義」なニッポン社会、このままで良いのでしょうか?

   『●いろんな意味で疲れます・・・
       住民基本台帳活用とアイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!


 そのアベ様。自身が種をまいた「最悪の結末」までの事態を踏まえて、「邦人人質事件は最悪の結末・・・・・・アベ様は、「ケンカを売り」「火に油を注」いだ責任について言及せず」に、アベ様が「コレ」を言い得る神経を疑います。アベ様が「積極的平和主義」をまだ言い得る神経に慄きます。東京新聞の記事で【安倍首相、地理的制約必要ない 集団的自衛権行使で表明】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015020201001464.html)し、また、「地理的にどこだからそれが当てはまらない、近くだから当てはまるということではないと思っている」そうだ。ニッポン国の首相の劣化が著しい。さらに、東京新聞のこの記事【「積極的平和主義を推進」 集団的自衛権で首相答弁】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015020202000233.html)には、「日本人人質事件について、安倍晋三首相は二日午前の参院予算委員会で「国民の命、安全を守ることは政府の責任であり、最高責任者は私」と述べた。首相が積極的平和主義と称して、集団的自衛権の行使を含む外交・安保政策を進めることで、日本がテロの標的になると問われたが「テロのない社会をつくるため、積極的平和主義を進める」と強調」したそうだ。「アベ様達は、そんなに「人殺し」をさせたいものでしょうかね」??

 アベ様自身の「無責任」の責任をとることは、決して「日本がテロに屈することではない」。単に自身の落ち度・不明を、まずは、詫びるだけだ。これ以上暴走されると、(大変なときに、ご家族の大変な発言!=)後藤さんのご家族も心配する「憎悪の連鎖」につながるだけだ。・・・・・・東京新聞の記事【首相、テロ対策強化へ決意示す 政府与党が連絡会議】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015020201001337.html)によると、「日本がテロに屈することは決してない。政府与党の総力を挙げ、日本人の安全を確保する」。

   ●憎悪の連鎖を怖れる: イラク侵略と人質事件と自己責任バッシングと
   『●邦人人質事件は最悪の結末:
       アベ様は、「ケンカを売り」「火に油を注」いだ責任について言及せず

 一方、「首相が積極的平和主義と称して、集団的自衛権の行使を含む外交・安保政策を進めることで、日本がテロの標的になると問われたが「テロのない社会をつくるため、積極的平和主義を進める」と強調」・・・・・・先ほどの記事(【「積極的平和主義を推進」 集団的自衛権で首相答弁】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015020202000233.html))で、再びトンチンカン答弁を披露。会話になっていない。「テロの標的になるょ?」の問いに、首相は「テロのない社会をつくるため、積極的平和主義を進める!」と答弁・・・・・・。室井佑月さん曰く、「頭をバリバリ掻きむしりたくなる」、「会話とはどういうものかそっから誰かが彼にレクチャーしておくれよ、と思う」、再度、まったく同感。

   ●アベ様の決まり文句
       「国民には丁寧に説明をしていく」、でも、そうしたタメシはなし

   『●この虚しい・空しいアベ様のトンチンカンな答弁:
        「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」


 asahi.comの記事のタイトル【(「イスラム国」事件と日本:上)むしろ中東と関係深める時】(http://www.asahi.com/articles/DA3S11583019.html?iref=comtop_pickup_01)から、最近の世界の動きで、フランスでの新聞社襲撃も含めて、内橋克人さんの本のことを思い出した。意識的か、無意識かは知らないが、「イスラム圏の市場化」に手を貸す結果になっていないか? 

  『●『新版 悪夢のサイクル/ネオリベラリズム循環』読了(4/4)
    【内橋克人著、『新版 悪夢のサイクル/ネオリベラリズム循環』】
     「なぜイラクは侵略されたのか? 「このマネー資本主義と
      唯一違う価値観の文化圏があります。それがイスラム諸国です。・・・
      日本と反対に市場原理主義を布教するアメリカにとって
      最も手ごわい障壁となっているのが、実はイスラム圏なのです。
      /イスラムの世界では、「正当な労働の対価以外は受け取ってはならない
      という戒律があります。市場主義にとって最も脅威になる・・・」(p.170)。
      「・・・一種の道徳性、人間性、倫理性です。それに対する人々の信頼の面です。
      /日本、あるいはアメリカの銀行は違います。こうした国々では
      「お金は貸すよ、だけどそっちが失敗したら、そっちの責任だよ」
      というものです。さらに国家権力と結託して貯金金利をゼロにして、
      自分たちはコスト・ゼロで資金を集めながら、大変な金利で貸す
      こういうことを平気でやります。/イスラム銀行は投機というものには
      乗りません。・・・投機はしない。/・・・/・・・イスラムはやはり
      マネー資本主義に対抗している現実であり、市場経済をより健全な
      ものにしてゆく上で大きな価値を持つ対抗思潮であると考えています」
      (p.173)。「・・・アメリカが今、イラクでやろうとしていることは、
      イスラム世界の市場化だというわけです。・・・イスラム圏の市場化こそが
      イラク戦争の目的であったという意見は、この戦争の本質を突いている
      と私も感じます」(p.177)」

 最後に、本ブログの冒頭の引用。綿井健陽さん、「後藤さん・・・・・・が伝えようとした多くの民衆の死を想像してほしい」・・・・・・東京新聞の記事【後藤さんの志 私たちが】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015020302000120.html)より、「後藤さんと面識があったジャーナリスト綿井健陽(たけはる)さん(43)は一日朝、「殺害」のニュースにぼうぜんとし、しばらくは何も考えられなかった。事件発覚後、アラビア語で声明を出すなど、ジャーナリスト仲間で非暴力の解決を求めてきたが、かなわなかった。「ジャーナリストは、声を出せない人たちの代弁者だ」と言う。後藤さんは近年、シリア北部に精力的に入り、紛争から逃れてきた難民や医療支援活動などをリポートしていた。「どうか、後藤さんを英雄視しないでほしい彼が伝えようとした多くの民衆の死を想像してほしい」と語る」。最後の二文が、ブログ主の胸に刺さった。ハッとさせられた。

   ●「ではなぜ読者や視聴者はシリアが危険だと知っているのか。
                    伝えようとした人が現場にいたからです」


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