Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●死にゆく平和憲法: 伊藤真さんの憲法の絵本『あなたこそ たからもの』と松本ヒロさんの「憲法くん」

2015年06月08日 00時00分55秒 | Weblog


東京新聞のコラム【【私説・論説室から】憲法の絵本に教われば】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015060302000176.html)。

 「憲法の絵本「あなたこそ たからもの」が大月書店から刊行された。著者は弁護士の伊藤真さんだ・・・・・・<わたしたちが、えらんだだいひょうも、いつも、ただしいことをするとは、かぎらない。だから、ほんとうにたいせつなことを けんぽうに、かいておくことにしたんだ>」。

   『●最近のつぶやきから: 「原発」「沖縄」「戦争」「教育」「改憲」
    「■今危機にある憲法についてとても勉強になりますので、是非聞いてみて下さい。
     伊藤真さんと青木理・江藤愛さんの対談
     『・・ニュース侍&ED+Dig
     「憲法とは何か?」2013.03.21』
     (http://www.youtube.com/watch?v=sOHrnqUjfew …)」

 松本ヒロさんの「憲法くん」を思い出しました。

   『●「ぼくらは差別が見えていない」 『週刊金曜日』
             (2014年5月9日、990号)

    「■⑩『週刊金曜日』(2014年5月9日、990号) / 松元ヒロさん
     【写日記その30】、「ドキュメンタリー映画『ザ・思いやり予算』・・
     バクレーさんが「ヒロさん、ギャラなんですが・・・・・・」
     「大丈夫、『予算』がないんでしょ? 私の『思いやり』!」。
     さすが「憲法くん
     (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/9cf92a972ac07b0d0538d9f8b4167b3a)」

   『●「放射能と学校給食③」『週刊金曜日』
        (2013年6月7日、946号)についてのつぶやき

    「■『週刊金曜日』(2013年6月7日、946号) / 松元ヒロ氏
     【写日記 その10】、「日本国憲法を擬人化した『憲法くん』と
     言うネタで全国を飛び廻っているお笑い芸人」「憲法くん
     『私のことを自虐的とか言う人がいる。でも私は六六年間、
     戦争という名前で他国の人々を殺したことがない。それが誇りです
     私をどうするか、皆さんに託しましたよ』と締めくくると
     満場の拍手に包まれた」」

   『●松元ヒロさん「憲法くん」は語る
    「「だけど丸投げで頼むわけじゃない。
     頼まれたから何でもできると思って
     戦争なんか始めちゃダメだよ。そのために、
     憲法にしっかりと9条を書いてこれをわたす。
     この憲法に書いてあることをしっかり守って、
     頼まれごとをやってくれ、と」・・・・・・
     松本ヒロさんの「憲法くん」は語る。
     アベ様をはじめとした自公議員、翼賛野党の
     壊憲派には理解できまい」

 いま憲法は瀕死の状態。アベ様により壊憲のトドメを刺されようとしていて、平和憲法は死に絶えようとしています。自公議員、翼賛野党の壊憲派はそれを支えていますし、彼らに投票した人達も同罪です。万死に値します。

=====================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015060302000176.html

【私説・論説室から】
憲法の絵本に教われば
2015年6月3日

 憲法の絵本「あなたこそ たからもの」が大月書店から刊行された。著者は弁護士の伊藤真さんだ。

 憲法一三条は最も核心的な価値である「個人の尊重」を定めているが、絵本では次のように描かれる。

 <いのちのおもさは、みんなおなじ。おかねもちも、びんぼうなひとも、ハンディキャップのあるひとも、(中略)ひとりひとりが、たいせつにされる

 面倒な掃除当番をある子どもにずっと押しつけた-。不当なことだ。このエピソードをてこにして話は続く。みんなが賛成したことだからといって、正しいとは限らない権力が好き勝手に法律をつくって、国民の自由や権利が不当に害されてはならない

 <わたしたちが、えらんだだいひょうも、いつも、ただしいことをするとは、かぎらない。だから、ほんとうにたいせつなことを けんぽうに、かいておくことにしたんだ

 国家権力を制限し、多数決によっても奪えない国民の権利を保障する。そのために憲法に基づいた政治が必要で、それが立憲主義である。実にわかりやすい口調で説明される。

 安保法制が国会で議論されている。憲法とは何か-、改憲に向けて進む今こそ、幅広い人々がその根本を知らねばならない。この絵本に教わることは多いはずだ。

桐山桂一
=====================================================

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●「恐怖販売機」(©東京新聞『筆洗』)・・・... | トップ | ●「恐怖販売機」(©東京新聞『筆洗』)から出... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事