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●「ピーターパン症候群」のアベ様が語る途方もない「夢物語」 ~「息吐く様に嘘つく」「ボンクラ」~

2015年10月22日 00時00分47秒 | Weblog


東京新聞の社説【GDP600兆円 ピーターパン症候群か】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015100902000135.html)。

 《第三次安倍改造内閣が掲げた「新たな三本の矢」は、実現可能性に疑問がわくものばかりだ。中でも「GDP(名目)六百兆円」は目標というよりも夢物語に近い。それで何を目指そうというのか》!?

   『●首相は産経や読売以外も読んでるのね!?:
          「首相はくず」とは言っていないけれど・・・
   『●続・「首相はくず」とは言っていないけれど、
       「息吐く様に嘘つく」「ネット右翼の書き込みと大差なし」

    「安倍首相は昨年2月に国会で「ある夕刊紙は私を毎日
     “人間のくず”と報道している」と答弁。恐らく日刊ゲンダイ
     本紙を指したのだろうが、これもデマだ。本紙は安倍首相を
     ボンクラ」「嘘つきと評したことはあっても、創刊以来
     「人間のくず」と報じたことは一度もない」

 刺激的なタイトルの東京新聞社説。すばらしい。でも語られていることは、アベ様らの虚しさ・空しさ。「ピーターパン症候群」のアベ様らが語る途方もない「夢物語」。特に、彼は「息吐く様に嘘つく」「ボンクラ」ではないのか。従順に従う自公議員も議員ならば、そういった彼・彼女らに投票する支持者もどうかしています。《GDPのために武器防衛装備品)や原発を世界に売りまくり、生産性向上だといっては残業代ゼロや正社員を減らし非正規労働を増やす》と云う「狂気」が理解できないのですから。
 折れた旧「三本の矢」とやらはどこに行ったのか? 首相官邸のゴミ箱の中か? 100万歩譲って、せめて、国民にそのゴミ箱の中身を見せ、処理・処分してからの「夢物語」ではないのか。「夢」は寝てから言ってくれ、ただし、「悪夢」は御免だ。

   『●自公や翼賛野党に投票する人々:
      「無関心や「大丈夫そうだね」の「鬼」」・・・イッパイ過ぎる
   『●「弱者に厳しく、強者に優しい」ドアホノミクスは
      「一番大切なものをないがしろにしているのです」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015100902000135.html

【社説】
GDP600兆円 ピーターパン症候群か
2015年10月9日

 第三次安倍改造内閣が掲げた「新たな三本の矢」は、実現可能性に疑問がわくものばかりだ。中でも「GDP(名目)六百兆円」は目標というよりも夢物語に近い。それで何を目指そうというのか。

 財界首脳ですら「あり得ない数字だ」と指摘したほどである。非現実的な数字でも打ち上げれば何とかなるとでも思っているのだろうか。まるで六月に金融界で話題となった「ピーターパン発言」を想起させるのである。

 黒田東彦日銀総裁が国際会議で「ピーターパン物語に『飛べるかどうか疑った瞬間に飛べなくなってしまう』という言葉がある」と発言し、物価も上がると信じることが大事だと解釈された件だ。六百兆円も信じろということか

 身体は大人なのに子どもじみた言動をする人を「ピーターパン症候群」と呼ぶ学説が一時期流行したが、根拠の乏しい夢物語のような数字で国民の歓心を買おうという稚拙な言動なら、まさに「ピーターパン症候群」であろう。

 首相は唐突に「アベノミクスは第二ステージに入った」とも宣言した。しかし、ちょっと待ってほしい。次の段階に進むというなら第一ステージは所期の目標を達成したのか。八月の消費者物価指数はとうとうマイナスに落ち込んだ。設備投資の先行指標である機械受注は三カ月連続で前月割れだ。

 さまざまな指標が経済の停滞を示している。第一ステージの総括もなしに、いきなり次のステージだというのは、アベノミクスの失敗から目をそらさせるつもりか。もっと言えば、選挙から遠い時期に特定秘密保護法や安保法を強硬に成立させ、支持率が下がると新たな経済政策を持ち出して目先を変える。こんな国民をばかにした話はない。

 なぜ物価上昇目標は達成できないのか。なぜ二〇一四年度のマイナス成長に続き、本年度四~六月期、さらに七~九月期もマイナス成長が濃厚なのか。アベノミクスの破綻は確定的なのに、それを認めずに新たな三本の矢といわれて誰が信じられるだろうか

 望外の名目成長率3%が続いていけば二〇年度に六百兆円に近い数字にはなる。しかし、現実はゼロかマイナス成長だ。

 GDPのために武器(防衛装備品)や原発を世界に売りまくり、生産性向上だといっては残業代ゼロや正社員を減らして非正規労働を増やす。国民の共感や信頼を得ずして着実な経済成長など望むべくもないのである。
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