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●「恐怖販売機」(©東京新聞『筆洗』)・・・押し売りしておいて出てくるオモチャがすべて赤紙とはネ

2015年06月07日 00時00分01秒 | Weblog


東京新聞の素晴らしいコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015060602000120.html)。日刊ゲンダイみたいで良いです。

 「▼憲法という自販機に入れれば「否」と出る行為を、強引に「是」とする。そういう無理筋の論理で組み立てた自販機だから、どんな仕組みでどう動くか専門家にも理解しかねるようなシロモノになったのだろう▼「何が出るかはお楽しみ」というおもちゃの自販機もあるが、あれはちょっとしたスリルを楽しむ一種のゲーム機だろう。この国を遠い地での戦争に巻き込みかねぬ法制が「何が出るかは…」では、恐怖販売機だ」。



 国会内に、アベ様ら自公政権が組み立てた「恐怖販売機」!! 頼んでもいないのに、無理やり押し売りしておいて、出てくるオモチャは全て赤紙とは、呆れる。こんな自販機を国会に持ち込む自公政権、それを易々と許す自公や翼賛野党の支持者や「眠り猫」の皆さん、警備も阻止も出来ない警備員としてのマスコミ・・・・・・情けない。改憲派の「大物」小林節教授にさえ、呆れられる戦争法案・・・・・・恐怖の不良品によって、違憲な手続きで壊憲。恐ろしい国です。相も変わらずテレビ(フジテレビ)ではクダラナイ「選挙報道」がつづく・・・・・・見るに堪えない。

   『●東京電力女性社員殺害事件、再審開始を信じる
                       +α(言わずにおれない)


   『●戦争に油を注ぎ、番犬様の片棒を担げば、
      「非戦闘地域」「後方支援」は何の保証にもならない

   『●福島瑞穂氏への「絶対権力」者の横暴と狭量:
      「自らと異なる立場に対する敬意や尊重などかけらもない」

   『●壊憲: 「憲法を「変えない」という重み」と
      「「政治家が「戦争のできる国」を志向し、その言葉の軽さ」

   『●「戦争法案」: 「戦争できる国」、
     番犬様の国のために「戦争したい国」・・・主権者は誰か?

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
      無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●『戦争法案』、理由は何でもアリ:
     だって「国民から強い支持をいただいた」んだもの!? 嗚呼・・・

   『●「平和」「安全」ラベル付き「戦争法案」:
      「非戦闘地域」で「後方支援したい。リスクとは関わりない」

   『●立派な「戦争法案」!: 後方支援=兵站
      「武力行使と一体不可分の中心構成要素」、「リッパな戦闘行為」 

   『●『坑道の記憶~炭坑絵師・山本作兵衛~』:
        「歴史はあらゆる側面から語られる必要がある」

   『●哀しい利権に群がるアサマシさ・・・学商・竹中平蔵氏の
            「パソナが手にした利権は偶然なのだろうか?」

   『●戦争出来れば何でもOK: 「米国などを攻撃した相手国が
                  日本を標的にする意思を持つかどうか・・・?」


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015060602000120.html

【コラム】
筆洗
2015年6月6日

 自動販売機というものは、論理的でなくては困る。代金を入れ缶コーヒーのボタンを押したら、コーヒーが出てくるのが当たり前で、サイダーが出てくるようでは困る▼法律も同じだろう。どんな行為があれば、どう判断されるのか、明確かつ論理的に示されなくては困る。条文を読んでも判断できない場合は解釈で明確にする必要がある▼さて安全保障法制とはどんな自販機だろうか。おとといの衆院憲法審査会には三人の憲法学者が招かれたが、長谷部恭男(やすお)さんは「どこまで武力行使が許されるようになったかはっきりしない」と言い、笹田栄司(えいじ)さんは「読めば読むほど、どうなるか理解できない」と語った▼そして三人の参考人が三人とも集団的自衛権を行使できるようにする法案は「違憲」との見解を示し、小林節(せつ)さんは「この法案を承認したら、国会が立憲主義に反することになる」と警告した▼憲法という自販機に入れれば「否」と出る行為を、強引に「是」とする。そういう無理筋の論理で組み立てた自販機だから、どんな仕組みでどう動くか専門家にも理解しかねるようなシロモノになったのだろう▼「何が出るかはお楽しみ」というおもちゃの自販機もあるが、あれはちょっとしたスリルを楽しむ一種のゲーム機だろう。この国を遠い地での戦争に巻き込みかねぬ法制が「何が出るかは…」では、恐怖販売機だ。
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