東京新聞のコラム【【私説・論説室から】日照る夏、公園での闘い】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015080302000126.html)。
「スポーツ飲料は一本百円。各地から寄せられるカンパで買っているが、暑さの厳しい今年は購入資金も足りなくなっている。かたや同じ東京で、五年後の東京五輪のために巨額の税金を投じ、最新スタジアムが建設される。工費や工期でずさんな計画が分かっても、主導した政治家は失敗の原因追及も責任所在もうやむやにしている。公園の人の命を支えるためにかけずり回る石崎さんを思うと、情けなくなる」。
『●「政権にとって「白紙委任状」ほど好都合なものはありません」:
2014年12月衆院選に是非行こう!』
自公投票者や自公支持者、「眠り猫」の皆さんははこんな社会を目指しているの? 軍事費や番犬様へのウラアリなオモテナシ、ドブ金ばかりで、使うべきところにお金を使えない「情けなくなる」ニッポン。次の選挙こそ、自公投票者や自公支持者、「眠り猫」の皆さんが再び間違いを繰り返さないことを祈る。
『●湯浅誠さん達の試み:
真に「苦境にある」人が救われない社会でいいのか?』
『●安倍首相殿、「先進国」の「首都」で凍死、
そして、この寒空の路上に生活困窮者を叩き出したそうです』
『●「さっさと死ねるようにしてもらわないと」:
麻生太郎副総理・安倍自公政権の本音』
『●「弱者に厳しく、強者に優しい」ドアホノミクスは
「一番大切なものをないがしろにしているのです」』
『●「アベハラスメント」(©やくみつる氏):
こういう社会を目指してるんだ自公投票者達は?』
『●「生まれた環境に縛られる、子どもたちの夢」
(『カナエール福岡応援ページ』)』
『●残酷な現実・・・自公支持者や「眠り猫」の皆さんのお好きな「格差社会」』
『●所詮「ト」構想だった:
「地方自治への逆行」「何でもぶっ壊せばいいという暴論」』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015080302000126.html】
【私説・論説室から】
日照る夏、公園での闘い
2015年8月3日
猛暑が続く東京。上野公園や周辺の路上で生活している人々に毎朝、弁当を届けているボランティア団体「赤銀杏(あかぎんなん)会」の石崎克雄さん(68)は気の抜けない日々を送っている。
熱中症で命を落とす人がいるからだ。
弁当は九十人分。十キロの米を炊いて七十食。歯の弱い人に麺中心の二十食を作る。さらに、凍らせたスポーツ飲料のボトルを一本、切ったスイカなどを添える。
「脱水症状を防ぐには水分を補給しないとね。食中毒も怖いから必ず梅干しを入れるよ」と石崎さん。
三十年以上も休まず、パックに詰めた弁当を自転車の荷台に積み込んで配ってきた。
「おはよう、元気にしてっか?」
一人ひとりに声をかけながら公園を回る気さくな人柄に多くの人が助けられてきた。
スポーツ飲料は一本百円。各地から寄せられるカンパで買っているが、暑さの厳しい今年は購入資金も足りなくなっている。
かたや同じ東京で、五年後の東京五輪のために巨額の税金を投じ、最新スタジアムが建設される。工費や工期でずさんな計画が分かっても、主導した政治家は失敗の原因追及も責任所在もうやむやにしている。
公園の人の命を支えるためにかけずり回る石崎さんを思うと、情けなくなる。日照る夏も、凍える冬も、「誰も死なせない」と。石崎さんの思いは一つしかない。 (佐藤直子)
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