合格報告

2013-02-28 16:44:35 | 学習塾・勉強の仕方

今日は、公立高校の合格発表日でした。

朝10時ころから、発表を見に行った受験生達から続々と報告電話がはいりました。

16時現在でまだ連絡の取れない受験生若干名を除き、これまでのところ全員合格の完勝ペースです。

例年おおよそ95パーセントの第一志望合格率ですので、今年こそは100パーセントを目指してこれまで頑張ってきましたが、、このまま行けば100パーセント達成ということになりそうです。

公立高校以外でも、私立高校、私立中受験生、それに一部の大学ではまだ入試が進行中ではありますが、既に合格発表のあったところでも大學合格率100パーセントですので、自分で言うのもなんですが、やはり「完勝!」といってよいのではないかと思います。

では、明日から、今年の受験について、ACSでは何をどうやって学習してきたかを思うままに何回か書いていこうと思います。


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ウサギと亀と塾費用の関係とは

2013-02-26 17:16:15 | 学習塾・勉強の仕方

学習塾にかかる費用については、そこに通う子供さんの現時点の学力、成績をどこまで引き上げるか(現状すでに高いのであれば、どう維持させるか)、そして志望校をどこに求め、これに合格させるか等々で違いがあります。

一般的に集団塾と個別指導塾とでは、後者の方が高いと思いますので、それをベースに考える必要もあります。

きわめて大雑把なくくり方ではありますが、今の成績が普通であって(通信簿で3と4が主流)、目指す高校がリーズナブルなところであれば、その月額は通う年数に応じて増減するように思います。

つまり、比較的長い期間通われるのであれば、その時々の費用は低く抑えられますし、この期間が短いのであれば、その費用はぐっと高くなるでしょう。

そうして考えれば、通塾期間の長さにかかわらず、その総費用は一定の範囲内で収まるような気もします。

「だったら、いよいよとなった時に塾に通い始めればいいじゃないか」と思う方が出てきそうですが、そこにはひとつ、見落としがちな問題が潜んでいます。

それは、too late to begin、つまり「はじめるには遅過ぎた」という問題です。

公立高校入試は5科目ですが、1・2年生時に(言葉は悪いですが)手抜き勉強の日々を送ってきた場合、3年生になってから急にやる気を出しても(これ自体、そんなに簡単にやる気など出てはこない話ですが)、1・2年生の単元が定着していない状態で3年の単元がわかるはずはありません。

そういう場合、どんなに頑張っても、1・2年生の復習と3年の単元消化の同時学習を遅滞なく進めていくことには無理があります。

その結果、どうなるかと言えば、「結局追いつかなかった」という空しさだけが残るでしょう。

ウサギと亀のたとえではありませんが、受験勉強を考えた場合、そこでウサギが勝つことはあまりにも困難なのです。


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勉強の落とし穴

2013-02-25 22:04:08 | 学習塾・勉強の仕方

塾で勉強しているときは良くできるのに、テストになると点数を取れない。

そんな子がたまにいます。

こういうとき、その理由を探る過程で色々と気づくことがあります。

例えば、英語の教科書を読みながら和訳や英訳をすると、とてもスムーズにこれができる時は、丸々それらを暗記しているだけであって、ただそれを鸚オウム返しのように言うだけであることが少なくありません。

これと同じことを深夜のテレビで観たことがあります。

それは簡単に英会話ができるようになる教材という触れ込みのコマーシャルで、ある中年女性が丸暗記したフレーズを引っさげて海外に行き、そしてそこのお土産物点で外人の店員とやりとりをして意思が通じ、「やったあ!英語が話せた」という、まあ言ってみれば他愛の無いものでした。

勿論これをもってして「英会話ができた」と早合点することが「ちょっと違うぞ」という、そんな感想です。

勉強もまったく同じで、慣れ親しんだ問題を丸暗記してそれを解くことができたからといって、その系統の全ての問題がそれで解けるというのでは決してありませんよね。

 

おりしも、学年末テストが返されてくる日々です。

各自の特性を見ながら個別にテスト対策を打ってきはしましたが、それでも目標90点に対して結果が78点とかをみると、時々これの落とし穴の影響がまだ見て取れることがあり、今後は更に細かく対策を打ってこれを撃破していかなくては、と気を引き締めています。


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モノには時間が必要です

2013-02-24 18:27:12 | 学習塾・勉強の仕方

学校のテストが終わると、多くの新規入会などの問い合わせが着ます。

きっと「なんだこの結果は!」という怒りにも似たテスト結果感想に基づいての行動なのではないかと思います(笑)。

多くの場合、こういうことをきっかけに新たに学習塾で勉強する機会を掴むのでしょうが、中には「ちょっとちがうぞ」と思うような例も混じっています。

それは、「すぐに結果を求める」です。

今回のテストで20点だった。次のテストで80点取るために塾に入れる。

このように、あまりにもシンプルに考えて入会されても、まずうまくはいきません。

20点だったのには、それなりの理由がそこにはあったはずで、そういうことに思いを至らせることを抜きにして、「入会させたらOK」な筈がないですよね?

経験から思うのですが、20点であった理由を精査して、それを解決するための策を有機的・具体的に講じてそれを「一定期間実行して」初めてなにがしかの結果が出るものであって、その「期間」とは、概ね2~3ヶ月は最低でもかかるでしょう。

そういうことを考えず、或いは考えることの必要を認めないのであれば、初めから何かを期待すること自体が大間違いだと思うのです。


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それでは遅い

2013-02-22 16:20:31 | 学習塾・勉強の仕方

時折、

「何でここまでひどくなる前に来なかったんだ」と思うことがあります。

たとえば、中学2年生になって、平易な国語の文をスムーズに読めない、読めないから勿論書けない子。

小学5年生になって掛け算の七の段を満足に言えない子。

いずれのケースも、この学年になる前に、もっと早くに手を打っていれば、こんなに苦労しなかったであろうに、と思うのです。

中学2年生でこの状態の子を「絶対に県立高校に入れたいんです」と言われても、そのために

おそらく保護者の方の想像の10倍くらいの学習量をこれから確保しなければならないでしょうし、そうなれば当然費用的にもかなりのものがかかってくるでしょう。

今すでにこうなってしまっているのなら、いまさらここで何を言ってみてもそのことで解決できるわけではありませんから、「県立高校に合格させたい」のであれば、とにかく今日からすぐにこれに着手して前に進む努力を開始しなければなりません。

幸いにして、まだそこまででないのであれば、よくありがちな「わからなくなったら塾に通わせようかと思って」などといった悠長な台詞はこの際吐かず、わからなくなる前に、というよりも、わからない状態を作り出さないように、平素から取り掛かっておくべきであると、これは強く思います。

繰り返しますが「わからなくなってから」では、そこから求められる時間的・費用的なご負担は、平素から何がしかの策を講じていた場合に比べ、格段の差があるものですよ。


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定期テスト前の有利な制度とは

2013-02-21 16:55:08 | 学習塾・勉強の仕方

ACSアカデミーの中学生の授業編成の特徴のひとつは、1・2年生を対象とした定期テスト前の5科目特訓にあります。

保護者の方の経済的ご負担を軽減するためのこのシステムは、この学年のお子さんをお持ちの多くの方からご支持を頂いておりますが、新年度も原則これを継続いたします。

詳しくは、直接お電話にてお問い合わせください。

こちら0120-513-955

宜しくお願い申し上げます。

 


 

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国語が大切という話

2013-02-20 16:37:59 | 学習塾・勉強の仕方

昨日の続きです。

今年の高校入試に臨むにあたって、ACSだけではなく、たぶんどこの塾関係者も「記述式解答」への対策に多くを割いたのではないでしょうか。

実際に出題された問題を見てみますと、たとえば社会では、ASEAN諸国の貿易高のグラフや表を見てそのい推移を確認しつつ、日本国がそれとどうかかわっていくべきかについての見解を字数制限で述べるという、昨年までの過去問解析しかしてこなかった生徒にしてみれば、かなり難しい問題でした。

私たちACSではこの種の問題には相当の時間をかけて理想的且つ正確な解答を仕上げる訓練をしてきましたので、各受験生とも概ね正しく解答できましたが、おそらく来年はさらに難しい問題が登場してくるのではないかと思います。

で、問題なのは、そういう練習は一朝一夕にはいかないことと、何よりも今の子供たちは、普段から文章を書く訓練が決定的に不足しているということです。

ですから、ACSでは、これらを解決するために、平素国語の授業には特に力を入れています。

よく「国語なんか、その気になれば誰でもすぐにできるでしょ」などと、卒倒しそうなことを平然と口にする保護者の方がおられますが、それは大間違いです。

実際に文章を読み、そこに何が書かれているのかを正確に読み取ることや、自分の考えなどを正しく書き表すことは、実はとても難しいのです。決して「すぐに、誰でもできる」ようなものではありません。

まして、表やグラフを読んで、その上で考え方をまとめるとなれば尚更です。

ということで、皆さん(って、誰に向かって言っているのでしょう?)、新年度は特に国語の学習に力を入れましょう!


 

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今年の入試を振り返る

2013-02-19 12:06:38 | 学習塾・勉強の仕方

昨日、おおむね今年の公立高校入試が終わりました(一部は今日も面接試験があります)。

今年は、何年ぶりかの制度改定の影響をモロに受け、試験に臨む者すべてが大変な思いをしましたね。

ACSにおいても、この厳しい入試を乗り越えていくためにさまざまな工夫を凝らし、それを実践してきました。

特に記述式問題への対応という点では、質量ともにかなり高いレベルの受験指導ができたと思います。

いまどきの風潮かと思いますが、多くの生徒たちはなかなかこの記述式問題に慣れておらず、はじめは四苦八苦といった感じでした。

しかし、授業の回を追うごとに誰もがこれに慣れ、そのうちしっかりと対応できるようになってきて、最後の方では十分に点数をゲットできるまでになりました。

試験後、各自が笑顔で教室に報告にやってきましたが、いずれもその声は弾んでおりましたので、結果はきっと良いものであるに違いありません。

また、面接指導にも十分すぎる練習時間をこれに充て、おそらく想定される質問集のほぼ全てをここでやり遂げたと思いますが、これも事後報告では、「してやったり」という、見事な「当たり!」でした。

もちろん、単に面接テクニックだけを即席で身につけて、試験が終わったらケセラセラではありません。

そこでは、自分はなんとしてもこの高校に入りたいのだ、この高校こそが自分の志望校なのだという強い気持ちを込めてこれに臨みます。

面接は、受験生のその情熱を試験の短い時間に最大限表現するものであって、ACSで積む練習はそのための磨き上げでしかありません。そこには嘘も誇張もない、受験生の本当の志望意志があふれんばかりにほとばしっていた筈です。

なにはともあれ、試験は終わり、後は発表をまつのみです。

「果報は寝て待て」ともいいます。

私たちは、受験生たち全員の吉報を信じ、そしてその日を待っています。

 

ところで、当たり前といえば当たり前なのですが、受験が終わっても、各自は普通に授業にやってきます。

昨日も、元気いっぱい「こんにちは~っ」といってやってきました。

授業が始まって、最初はおのおのの受験体験の報告があって、そして、早速高校英語につながる文法や英訳和訳のチェックや練習に入りましたが、誰もがすぐにこれに没入してくれる、その姿は、もうすっかり高校生のそれを感じさせる頼もしいものではありました。


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ゆったり

2013-02-08 19:07:09 | 学習塾・勉強の仕方

藤沢校の、主に自習或いはPCを活用した映像解説(設問と解説を含む)用ブースです。

生徒達は、ゆったりした椅子に腰を沈め、快適に勉強できます。

自習専用の小部屋が別途ありますが、ここでやるのも人気があって、時には早い者勝ちになるのが難点です。


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自然体で「やる気」を起すこと

2013-02-07 20:15:37 | 学習塾・勉強の仕方

生徒が長く在籍していると、多くの場合、時間の経過と共に成長していくサマが手に取るように分かります。

入会した当初はどことなくおどおどした感じの生徒達が、慣れてくるに従ってリラックスすると共に少しばかり態度が大きくなって、それも過ぎるとまた落ち着いて勉強に勤しむようになります。

このとき、彼らは教室全体のルールやマナーを重んじると共に、自分たち自身のやり方をそこに合わせて、各自なりの工夫をそこに凝らします。

こちらからみて嬉しいのは、そうした変化の中で、誰かから言われるのではなく、自分から「先生」と呼びかけてきて、これこれの教材を貸してください、これこれの問題集をコピーさせてくださいと言ってくることです。

この「自分から」というのが重要ですよね。

こういう場合、その殆どの生徒達がしっかり勉強に向かい合っていることが、その後のテストの点数や成績への反映で分かります。

このように「自然体」で前に向かって歩み始めることが、私達ACSアカデミーの指導の中における一つの理想形でもあります。

もしも今、「何をどうやったらよいか分からない」「何も手につかない」「何もしようとしない」というお子何をお持ちでしたら、是非一度ACSでお試しくださればと思います。

勿論相手は人間ですから、インスタントラーメンのように3分経ったらそれで出来上がり、などということはありませんが、それでも一定の時間、心に余裕を持って臨んで下されば、多くの場合で「やってみてよかった~」という満足の結果を手にして頂けると思いますよ!


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受験真っ只中の生徒たち

2013-02-04 20:45:45 | 学習塾・勉強の仕方

教室には高校受験生はもちろんのこと、大学受験生も来ています。

大学受験生のほうはいよいよ今日から入試がスタートしました。

この生徒さんが大手予備校からACSアカデミーに移動してきたのは、なんと今年の夏!!

一応予備校で勉強していたとはいえ、実力は基本も危ういものでした。

初めのころは、当の本人も無断でサボったり、大遅刻してきたりと、本当に現役で合格する気があるのだろうか、と首を傾げたくなるような状態でした。

受験まで半年あるかないかの中で、遅れを取り戻し、入試に対応できる力を身につけてもらうため、教室長を始め、各担当講師が皆が一丸となってカリキュラムを組み、時に講師たちから説教され、教室長にも活を入れられ、日々こなしてきました。

冬期講習も9日間朝から夕方まで授業を組み、夜は夜でレギュラーをこなし、いよいよ新年を迎えると、本人の目つきも変わってきました。

1月になってからは、さらに授業回数を増やし、ほぼ毎日授業ですが、サボることはほとんどなくなり、長時間の授業が続いても一生懸命取り組んできました。

すると、ある変化が。特に危うかった英語ですが、毎日の特訓と、3講師たちそれぞれ役割分担をした対策のかいもあり、安定して8割を取れるほどにまで急成長を遂げました。現役合格も夢ではなくなってきたのです。

しかし、この成長ぶりは講師たちだけの手柄ではありません。本人の自覚が一番大きいものです。目つきが変わってきた、と先ほど書きましたが、本人が真剣に何とかしようと思い始めたそのときから、ぐんぐんと伸びてきたのです。

やはり、本人の気持ちの変化が勉強での成果に一番影響を与えるものだ、と改めて感じます。

もちろん、人それぞれ知的能力に差はあります。理解力、暗記力に優れている子供もいれば、あまりそうとはいえない生徒もいます。そういう生徒も能力を伸ばせないわけではありません。

長年指導していると、出来る子であっても、本人の気持ちが真剣でなければ、せっかくの能力を十分延ばすことが出来ませんし、逆に、あまり出来ない子供であっても、本気で取り組もうとしたときに、時に講師の予想以上に伸びることがあるということも知っています。

もし自分が「頭がよい」と思っていても、あるいは「頭が悪い」と思っていても、大切なのはどちらであっても、自分のやろうとする気持ちです。ここからが全て始まります。

ACSアカデミーは「真剣に何とかしたい」と思っているやる気のある生徒を待っています!!


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授業報告レター

2013-02-02 17:50:16 | 学習塾・勉強の仕方

ACSでは、ほぼ毎回の授業後に、その日何を学習したか、何が理解できて何が出来ていないか、前回の宿題完遂状況はどうかなどを、ポイントを押さえて簡潔にまとめたメモ(レター)を生徒に託し、それを保護者の方に確認いただいた上で、何かご要望やご質問があった場合はしれに書き加えて次回の授業にまた持参して頂くという連絡スタイルをとっています。

こういうやり方をすることで、子供達が今何をやっているか、習熟度はどうか、などといったことをほぼリアルタイムで把握して頂けるものと思います。

これに対しての保護者の方からのリアクションは実は結構様々で、毎回何がしかのコメント(質問、提案、時にはクレームも)を頂ける方、2回か3回に一回コメントをくださり方、正反対に毎回全くこれに反応しされない方、子供達からの情報では、「これに全く関心を示さない」というツワモノも時にはおられるとのことで、流石にこのタイプの方は「1対子供さんの勉強に対して関心がないの?」と聞いてみたい気がします。

まあ、それだけ塾に信頼を寄せてくださり、だから敢えて何もコメントしないということなのかもしれないと勝手に思い込んでいますが。

それでも、やはりお願いしたいのは、コメントを書く時間がないにしましても、せめて「読みました」という確認のサインか押印だけでも頂きたいなということです。

といいますのも、このレターには、必ずしも良いことばかりを書いているわけでは決してなく、むしろ、お子さんの勉強の過程で今何が足りないか、それを補うためにどんなアイデアがあるかなどについて、直接彼(彼女)を担当している講師のストレートな声がそこにはあるからです。

耳に聞こえの良いことばかり言って、その実内容が伴っていないのでは全く無意味ですが、多少耳に痛いことでも、そこに正しい現状認識と、建設的なアイデアやアドバイスがあるのなら、その痛みは10倍の利益となって返ってくるのだと思います。


 

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