いつかは朝がくる

2020-03-26 20:32:19 | 学習塾・勉強の仕方

今はたまたま学校が休み期間中ですから、若干危機感が薄くなりがちですが、登校拒否や学習障害(気味)の子供を抱えたご家庭は、再開を考えたときにまたすぐ不安が頭をよぎるのではないでしょうか。

また子供が学校に行かないことで毎朝悩む日々が始まるのだろうか。

また子供に学習障害(気味)の症状が現われて勉強の遅れに頭を悩ませるのだろうか。

これまで何百人と子供たちと接してきて、こうした悩みを抱えるご家庭の子は毎年常に一定数いたことを思い出します。

そして、結果だけを言えば、そのほぼ全員がある時期になるとそうした悩みから抜け出す日を迎えてきました。

であるならば、問題はその日が来るまでどう気持ちを維持していくかにあるといってよく、保護者にとっての問題の本質といいますか、主要なもののひとつは、個人的なメンタルの部分にあるといっても過言ではありません。

もう一度いいますが、朝が来ない夜はありません。

 


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もうすぐ新学期

2020-03-23 19:37:13 | 学習塾・勉強の仕方

ニュースでは学校再開に向けた政府要人の発言が取り上げられていますが、その内容と真偽の程は不確かなものが多く、よく読んでみても何だかよくわかりません。

子どもたちの口からは「今週一回だけ学校に行ったらまた春休み」などの言葉しか出ては来ないので、きっと学校~ご家庭の間のネットワークにも確実な情報というのが流れてはいないということなのでしょう。

そんな子どもたち(と、ひいては保護者)と話をしていて感じることの一つに、この非常事態ともいえる状況一つをとってみても、少しでもこれをプラスにしようとか、少なくとも長期休校のマイナスを軽減しようという考えの人と、「休みなんだからそれはそれでいいや」という人たちの両極端に存在が分かれていることがあります。

まあどう状況を捉えるかは人それぞれとしても、先になって結果を出す段になると、そこではっきりとした明暗になって分かれてくるんでしょうね、と、そんな風にも思うのです。

※今春期講習で集まってきている皆さんは必ずこの「明」の到達点に立っていることと思います。


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春期講習前半が一段落しました

2020-03-14 10:03:19 | 学習塾・勉強の仕方

今日は冷たい雨ですね。まるで真冬の氷雨。凍えるような冷たさです。

今週一週間頑張ってきた春期講習は昨日で一段落。みんなよく集中してくれました。

見ていて感じたのは、どの子も確実に伸びたこと。普段の長丁場の授業の積み重ねとは違い、短期集中型のこのような講習ならではの伸び方をどの子もはっきりと示してくれたのが大変嬉しい。

或る中学生は苦手だった関数の解き方が飛躍的に伸びました。

また別の或る中学生は英語の文章~それも高校英語でいえば第3文型第4文型の文章を短時間で ほぼ正しくゼロから書き上げることができるようになりました。

或る小学生の子は複雑に絡み合った図の中に散りばめられた部分的な円の円周を正しく計算で出す事が出来るようになりました。

いずれも午前から午後の初めにかけての約3時間か、或いは夕方から20時までの3時間の講習を4日~5日間積み重ねる中で得られた成果です。

でも、最もよかったのは、こうした「わかるようになったことの数」だけでは必ずしもありません。

子供たちの心の中に「短期集中で得られることが確実にあるのだ」という成功体験の記憶が植え付けられたこと、こちらの方がはるかに大きい。

このことは、これからもまだまだ勉強の必要がある彼らにとって、間違いなくプラスの方向に作用していくはずです。

今年の春期講習(第1クール)も去年同様大成功でした。

来週からは別のグループが春期講習第2クールに入ります。


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独りで抱え込まないで

2020-03-07 01:13:31 | 学習塾・勉強の仕方

また横浜市内での悪質なイジメ事件が発覚しましたね。

伝えられている内容通りの事件なら、これはもうやっていた子たちの悪質さは犯罪行為であって、しかも相当に頭の悪い連中だろうと思います。

「頭の悪い」なんて表現は本来私の仕事の人間が使う言葉ではないことは承知したうえで、それでも言います。「相当に頭の悪い連中」。

そして、そんな連中の蠢くような場所にかわいい子を行かせる必要なんかないのです。虐めは、これをされる方が耐えなければならないのではなく、これをするような~これだけあちこちで糾弾されていることをそれでもまだしようとする頭の悪い連中の方に、そんなにわからないなら、それでもわからないなら、後は強制的な正義を行って排除するという措置を下すべきなのです。私はそう思います。

で、今書きます。

今虐めに遭って苦しんでいる子達。あなたたちが委縮し続けることはありません。あなたたちの味方の姿が今はまだ見えていないかもしれませんが、そういう人は必ずいます(経験からそのことを私は断言します)。

「相談」というのではなく、とにかくつらさや苦しさをそのままの形で私に投げ出してみませんか?

よければメールでも電話でも。名前も詳しい住所も学校名も名乗らないでよいですから。

→こちら


割合がわからない子達

2020-03-06 00:57:15 | 学習塾・勉強の仕方

最近、中学生と小学生に共通して苦手な単元があぶり出されるように表面化してきています。

それは「割合」の問題です。

割合、百分率、分数、少数などは、それも密接にかかわりあうもので、どれか一つがわからないと、たちまち全体にその「わからなさ」が広がってしまいます。

そして、この「割合」の周辺に「単位」があり、割合が苦手な子たちの多くが、この「単位」の問題も苦手です。

これらは小学4~5年生で学ぶ単元で、ですからその学年の子たちが「よくわからない」というのはまだ理解できますが、中学2年生になってもまだそのわからない状態がそのまま残っている場合は少し深刻です。

去年高校受験に成功した子の中に、結局3年生になってもこれを理解できないまま中学を卒業した例がありましたが、彼が今後消費税の計算などを人並みにできるようになるのか、その時点では甚だ疑問ではありました。

というようなこともあって、来週実施する春期講習では、その中に「割合」の単元をたとえ少しでも入れる予定にしています。


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今年の春期講習

2020-03-04 18:23:08 | 学習塾・勉強の仕方

私たちは学習塾ですから、たとえば今回のような非常時には、出来れば共働きのご家庭で、他に責任を持ってみてもらえないお子さんを無条件にお預かりして、もって日頃のご愛顧への感謝の表れとしたい気持ちはありますが、そこはやはりたとえ最低のコマ数であっても勉強(授業)という形態にしていただかなくては収拾が付かなくなります。

で、考えたのが、必要に応じて各種ボリュームのコマ数で組んだパッケージ授業を春期講習として実施するということとです。この「必要に応じて」というところが工夫の産物であって、本当に必要とお考えの生徒&保護者の方は、むしろこれを機会と捉えてこれまでの遅れを取り戻す大チャンスとみなしてお申し込みくださっていますし(そもそも春期講習自体、今回の騒動とは無関係に元から予定していた重要なイベントです)、「それほどでも」という方で「でも、子供が心配」という方は、最低限度の授業(1コマとか2コマとか)で4日間10:00から16:00までお願いします、と仰る方もおられます。それはそれで、どなたも今回の騒動の煽りをモロに受けて大変な思いをされているに違いないと思うのです。

とにもかくにも、春期講習は3/9(月)~3/12(木)の4日間、10:00から16:00まで教室を開いて行います。

教室は衛生管理に十分留意して、日に何度も消毒液を用いた拭き掃除を行い、空気清浄機と加湿器はフル稼働状態です。きて頂く受講生の皆さんにはマスク着用厳守をお願いし、また、昼の時間帯も外出をしないで済むよう、予め昼食の用意をしていただくことをお願いしております。教室内は常に一定数以下の人数であるような制限を加えておりますので、過密状態になることもありません(このため、一定数に達した時点で募集を締め切らせていただきます)。

 


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明日は明るく(っていう歌詞がありました)

2020-03-03 18:36:50 | 学習塾・勉強の仕方

藤沢も三ツ境も町は閑散としていて、まるでどこかの過疎の村に迷い込んできたみたいです(普段から過疎の方、ごめんなさい)。

東日本大震災のときがこんな感じでした。

みんなが息を殺してじっと閉じこもって災難が過ぎ去っていくのを待っているような、そんな感じです。

こんなときでも、いや、こんなときだからこそたとえカラ元気と言われようと、敢えて努めて元気に明るく振舞いたいものです(もちろん衛生には十分気をつけた上で)。

 気分は大抵悪いもので

 あらゆる幸福は意志と自制とで出来ている

 悲観主義は気分に属し

 楽観主義は意志に属する

 

  先人の言葉には重いものがあります。

子供たちは今日も元気に教室で勉強しています。

個人情報保護の問題があるので誰とわかってしまう写真をアップできないのがもどかしいです(泣)。

 

   


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授業はいつも通り行います(再)

2020-03-01 11:33:15 | 学習塾・勉強の仕方

コロナユイルスの件に絡む安倍さんの要請を受け、一部予備校や、多数を集めて行う模擬テストを主宰する私立中受験生に特化した学習塾などの一部が向こう何日間かの授業などを取り敢えず中止するそうです(中止なのか延期なのかはわかりません)。

一方で金沢市のような、安部要請をはっきりと拒絶する(それも素早く)自治体もあったりで、当の安倍さんも初めは「要請」といったのを(←この国のシステム上、首相が要請といったものは限りなく強制力を伴った行政命令に近い)、「これには拘束力はありません」と言ってみたり、、同時にその同じ口で「全国一斉にやらなければ無意味」と付け足したりと、どうにも一貫性が感じられません。

問題は、そんな政治の迷走を受け、しかしコロナウイルスの状況をどうとらえるかにこそそのポイントはあります。

ACSは集団塾ではないので、例えば一時に教室に集まる生徒たちの数も10名~10名に限られ、その子たちの授業コマが終了したらすぐに次の子達と入れ替えでまた授業を行い、以後同じサイクルの積み重ねという形で授業をしています。その分講師たちの仕事内容は目まぐるしさが伴いますが、しかしそれは別として、今回のようなときには、マスクを着用したりこまめに手を洗うなどを励行することで、高水準の衛生環境は十分に維持できるということを、懇意にしている医師に確認いたしました。

つきましては、今週以降、慎重に世間一般のウイルス情報等を注視しつつ、ACSはいつも通りの授業を行います。

第二週には春期講習も予定しています(この講習は本来月末に予定していたものであり、それの前倒し実施という形になります)。

 

 


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