教室近隣の公立中学校では、一部で後期中間テストが終わり、また一部では今まさにテスト中です。
すでに先週終わった学校では、早速答案が返却されており、よくできた子、まあまあだった子、少し残念だった子など、その評価は様々です。
しかし、よくできた子に限って言えば、そこに共通しているのは、どの子も
①テストの相当前から
②こちらの指示することを素直に受け止め
③それに沿ってまじめに日々取り組んでいた
という点です。
思うに、これらの一つでも欠けていたら、「よくできた」という結果にはならなかったのではないでしょうか。
例えば、確かによく頑張ってテスト対策に取り組んだと自負していても、その期間が短かったり、あるいは我流に走ったりなどしていたらうまくいかなかったでしょう。
もちろん、期間の長い短いは人それぞれですし、一概に我流がよくないというわけではありません。
しかし、私たちは、生徒一人一人の学力をベースに据えて、そのうえで目標とする点数に到達するために必要なメニューを細かく設定して日々学習指導をしています。
「形から入る」という言葉がありますが、テスト対策に限って言えば、この「形から入る」という言葉は十分に意味のある言葉だと思います。
そして、もう一つ。
今回、テスト前に入会してくださった何人かの生徒さんたちをみて思うことですが、「出来なくなるのは簡単で、1週間手を抜けばすぐにそうなるが、それを取り戻すのは1か月以上はかかる」ということです。
これを真実とすれば、ごくごく単純に考えても、その科目の数だけ取り戻すための必要時間を想定しなければならないわけですから、そのための時間は膨大なものになります。
いかに普段の勉強を怠りなく積み重ねていなければならないかがわかろうというものです。
とにもかくにも、既にテストが終わった学校の生徒も、間もなく終わる学校の生徒も、ここで年末特有の浮かれた気分に浸ることなく、年が明けたらもうすぐそこに迫っている入試や学年末テストに向けて、一刻の猶予もなく今からコツコツと対策をしていくことが何より大切ですね。
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