先日、教室に突然見知らぬ風の男性がやってきて言いました。
「近くで工事しているものですが、ちょっと見たらお宅の屋根の一部が剥がれていました。屋根に登れる人はいますか？よかったら登ってよく見てみますが」
なんとなつかしい押し売り（笑）
それで屋根になんか登らせたら、そこで適当に屋根の一部に傷でもつけて写真に撮って、「ほらこの通り。今なら●●円で直してあげますよ」とかいって法外な、それでいて全く無意味な工事代金を請求する魂胆がミエミエです。
ばかばかしい。
だれがひっかかるものですか。
学習塾にも、こんなのがやってくる時代なんですねｗ
フリーダイヤルでお問合せ頂く際、年を追うごとに多くなってきたので少しばかり困った質問があります。
「費用（授業料）はいくらですか？」
もう一度言います。
「費用（授業料）はいくらですか？」 これだけ。
授業スタイルや使う教材、授業時間帯、テスト対策の有無やその内容などには何の関心も示さず、ただ「いくらですか？」（笑）。
誤解を恐れずに言えば、費用だけ聞いてその塾の全てを理解したおつもりなら、それは大きな間違いです。
そもそも子供さんの今の学力も、いつまでにどのレベルまで引き上げたいのか、いや、もっと以前に、その子のパーソナリティも何もわからずに、そして分からないから週に何回の授業が適当かなどといった見通しもなく、ただこちらが「●●円です」と答えたところで、それに何の意味があるでしょうか。
これと反対の、「詳しい話を聞きたいので子供と一緒に伺いたいのですが」というお問合せ。
建設的だと思います。
別に警戒することもありませんし、こちらから入会を無理強いすることもないのですから（それどころか、むしろ入会をやんわりと謝絶する場合さえあります）、真剣にお子さんの学力をどうにかしたいとお考えでしたら、「いくらですか？」で済まさずに、直接おいでになれないにしても、せめて案内パンフをお求めになって、それを基に検討するとか、サイトをチェックしてACSとは果たしてどんな塾なのかの輪郭を掴んでからにされては如何でしょうか。
そんなことを思いました。
松田町から帰還しました。
折りから松田町で桜祭りをやっていましたので、ちょっと立ち寄り、といっても、会場は山の上にあるので、時間を有効に使うために車で上まで移動。
こんな綺麗な桜の祭りのある松田町で教室を開けたらいいなあと。
今日はこれから松田町に出張です。
松田町の商店街に一角に新たなACS教室を展開するプランがあり、その実地調査です。
松田町というのは意外と近く、道路がすいていれば車で片道40～５０分程度で着きます。
今は教室を閉じましたが、以前伊勢原市にも別の名前で同系列の塾を開いており、感覚的には似たものがあります。
まだ詳細を検討中の段階ですが、うまく運べば新年度に入って早いうちに開校しようと思っています。
土曜日は、午前中高校生の物理のテスト対策授業がありました。
といっても、これを書いている私自身が授業をするのではなく、担当の東大卒講師が行う授業の場で高校生に交じって、授業の在り方をチェックするという、そういう役回りでした。
他の科目もそうですが、特に物理の場合、単に言葉で説明するだけではなかなか生徒にポイントを的確に伝えることが難しく、適宜図示したり類似問題を出したりなどの工夫を織り交ぜることで、言葉で足りない部分を埋めることができます。
例えば、今日の授業の中では、「地震計について、ペンに錘を付けることにどのような意味があるかを説明しなさい」というものがありました。
これなど、単に言葉で「ペンを固定すると、それに対して慣性が働くから、地震の際下に置いた記録紙が動くことで揺れを記録できる。錘はその慣性を強化するのに役立つ」なんて説明するだけでは「？？？」という感じです。
そこで、地震計をデフォルメした図を即興で書いて見せ、その中で矢印を用いて、どの部分にどのような力の働きが生じるかを図示する。
これだけで、実際に生徒は「なるほど！わかった！」となりました。
他にも、位置エネルギーの計算の仕方を図示して説明することで、「学校の先生の説明や教科書の文章だけではわかりにくかったことが、今日はよくわかりました」と言って嬉しそうな顔をして見せた生徒がいました。
で、再びここでの私の役回りですが、講師はプロですから、時として「自分の説明や教え方で生徒は全部分かってくれただろう」的な自己満足に陥りがちです。
勿論、それではいけません。
生徒に何かを教えるということは、毎回が真剣勝負であって、例えば「昨日成功したものが今日もそのまま成功するとは限らない」のです。
ですから、私の役回りは、その会の授業（特に講師）に緊張感を持たせること、それによって、生徒には「より分かりやすい授業を提供すること」です。
不定期にこうした試みをすることで、授業に質を常に高めていく、そんな工夫をしています。
【お知らせ】
鎌倉・腰越の小テナントにて随時行っておりました「分室講義」ですが、諸事情により、3月（或いは4月も）、腰越駅から徒歩圏内の古民家を使って下記要領で行うことになりました。
■開催日時～毎週土曜18：00～20：00
■対象学年～小学生・中学生
■指導科目～算数（数学）・英語 （ご希望によっては理科・社会・国語も可）
■場所～江ノ電腰越駅から徒歩3分。詳しくはお問い合わせ・お申し込みの際にご案内）
■授業料～◎小学生8000円（月4回） ◎中学生11000円（同左）
■お問い合わせは0120-513-955（フリーダイヤル）にお気軽にどうぞ
来週月曜に、学年末テストの反省会を三ツ境校で行います。
塾生のみならず、塾外生の参加も歓迎です。
「反省」といっても、終わったことだけ話し合っておしまいというような虚しいものではありません。
次の（新年度の）テストに今回の結果を必ず活かすためのきわめて前向きな会です。
ふるってご参加を！
ＡＣＳは個別指導の受験指導塾です。
ところで、昨今はどこもかしこも個別のオンパレードで、もはや学習塾の大半は個別指導を謳っているのではないかと思うほどです。
でも、実際のところはどうなのでしょうか。
講師1名対生徒1名というスタイルがもっともベーシックな個別というのは誰も異論がないと思います。
では、1対2、1対3、1対10とかそれ以上は？
最近入会してきた子がかつて通っていた塾は、良い悪いではなく、講師1名が最大1０名以上の生徒をみる「個別」だったそうで、そこで行われていたのは実質「巡回」指導であったとか。
日本語というのは便利なもので、相手がたとえ100人いても一瞬一瞬に見る対象が1名であれば、それをも「個別」と言えるのでしょうか。
このあたり、自戒を込めて、例えば「個別式」とか「個別スタイル」、或いは「瞬間個別」とか言い表して説明した方が誤解を招かないのではないかと思います。
で、当会はどうかというと、1対1の完全個別以外ははっきり上記の表現を用い、その場合、完全な個別に比べて授業料がそれだけ低く抑えられるかを具体的数字で説明しています。
前回、東大式メソッドによる高校生の大学受験講座について書きました。
これまでも高校生の受験指導は多数行ってきましたが、今回f￥のご案内の決定的に違うところは、
①東大卒というブランド講師による
②完全な個別指導
にあります。
ここでは、今流行りのDVDを使った垂れ流し授業はありません。
DVDもしくは類似の媒体を使った授業はありますが、それを見てハイおしまい、はありません。
これまでの受験生のリクエストを見る限り、そういったスタイルを希望する例はほとんどなく、やはり目の前に座ったブランド講師がどんな質問にも適切に即答し、かつ類似問題が出た際の具体的対応法を懇切丁寧に教え込むことの快適さは、ありきたりのツールの追随を許しません。
そういうわけですから、これは結果論ではありますが、このブランド講師に直接の教えを乞う受験生の目指す大学は、（良い悪いは別として）難易度の高い大学ということになります。
同時に、そういう生徒が現在通う高校のレベルも相対的に高く、且つそこでも相当上の順位をキープすることなどを、彼らは志向しています。
ACSは、受験指導塾ですから、これだけでなく、広く高校受験或いは私立中受験生ももちろん多く受け入れて、少なくともこれまでは98％という高い合格率を挙げてきました。
しかし、受験を巡る環境は年々変わり、且つ厳しさを増しています。
既に２月も終わろうとしている今、ここから始めても受験まではもう１年を切っています。
早く始めることが勝負の最初の分かれ道です。
ＡＣＳ藤沢では、東大卒の超ベテラン実力講師がマンツーマンで現役高校生を個別指導しております。
この３月に２名の枠に余裕が生まれます。
現在この枠で個別指導を受けている高校生が首尾よく現役で難関大学に合格して卒業退会するからです。
二人とも週に３回程度の授業日程をこれまでこなしてきましたが、どちらもこの講師の力量にはたいそう感服しており、彼でなかったらここまで首尾よく現役での合格はなかったかもしれません。それくらい密度の濃い授業の日々の積み重ねでした。
言ってみれば「大学受験～東大式メソッド」でしょうか。
完全な個別授業でなければまだ他の授業枠もございますが、限られた日数を完全個別でやることに確かな信頼と実績が生まれます。
ある意味この枠をゲットするのは「早い者勝ち」です。
難関大学を目指す現役高校生の皆さんの募集を開始します。
枠が埋まり次第終了となりますのでお急ぎください。
今週、ACSの春のチラシ（第１回目）が近隣エリアに配布されます。
ACSは現在受け入れ生徒数に一定の宣言を設けております。
何年か前、おいで下さった皆さんを全て受け入れた結果、スペースや配置する講師の関係から、必ずしも生徒一人一人の細部に至る学習指導その他が出来なかった面があったかもしれないという反省から、今は確実に目の届く範囲に限定しているというのがその理由です。
勿論当時は当時でできる限りのことは全てやりとりがた自負はありますが、受験環境や最近の経済環境等の変化を受け、学習塾と、子供たちの勉強を見るという最前線の現場の事情は確実に変わってきています。
その中、私たちは従来のやり方をただ踏襲（第一回目するだけでは発展がないと考えます。
そのための一定の枠の設定でもあります。
配布予定のチラシには、そのあたりのこともコンパクトではありますが載せてあります。
どうぞ宜しくお願いします。
