今日も授業の報告。
今日は小6と小5の女の子達の算数と国語の授業と、中3生の英検3級対策を行いました。
この後、りん先生が別教室からオンラインにて中3生相手の英語の授業を行います。
普通に授業の或る子達の何人かは、昨夜のうちに、学校の提出物で未完のものがあって、しかも提出日が迫っていることが判明したことで、今日は敢えて家でこれをやらせることにしたため、教室には着ていません。
少しばかり足が痛く感じるのは、コインパーキングで拾得したTポイントカード(名前入り)を瀬谷警察署に届けに行く際、車を使わず歩いて行ったので、これで5000歩かかったからかと思います。
サラリーマン時代、金曜の仕事を終えてそのまま八ヶ岳や南アルプスに向かい、土曜早朝から登り始めてその夜は山小屋泊、翌日曜日も朝から夕方まで縦走して深夜に帰宅、2~3時間睡眠をとってまた月曜の仕事に行くという暮らしを何年もの間していた頃に比べると、たかだか4000歩くらいで足が痛むのなんのと言っている自分が情けないです(泣)。
何故かここ数週間、かなり込み入った、といいますか、ご本人たちにとっては深刻なご相談やお問い合わせが続いています。
当会は学習塾ですから、そうした話の中身は専ら勉強(の仕方)などに関するものが多いのですが、とりわけ多いのが所謂登校拒否の悩み。
こうした話は実は例年必ず何例かあるので、その意味では至って「普通」なのですが、今年のそれは、登校に問題を抱えた子達の多くが現在中学3年である~つまり来年いやがおうでも高校受験を迎えなくてはならない位置にいるということ。
登校拒否中でも深刻なのが、出ないのが授業だけでなく、例えば年4回の定期テストの全てをスポイルしている場合です。
これは学校での評定不能になるわけで、それはそれで次の方策を考えればよいのですが、ことここに至って、どこそこの全日制の県立高校になんとか入りたい、今からやってどうにかならないか、などの希望は、もはや何の実現の可能性も望めません。
しかし、どうしても高卒資格は取りたい、将来専門学校や大学進学の道を諦めたくない、ということでしたら、高卒認定資格を受けて合格を勝ち取るという方法だってあります。
それにしても、その前に、例えば全日制の県立高校以外の、現時点で可能性のある高校を検討するということは十分に意味のあることですし、そのためには、定期テスト(実質的に今年度はあと一回しか残っていませんが)にもまじめに取り組む姿勢は絶対に必要です。
勉強のスタイルについて、たまに生徒や保護者の方から「友達と一緒に」とか、「時には教え合って」あんどといった表現で、「仲良く一緒に」的なことを言われることがあります。
本人がそう思っているのなら、それについて私が個人の考えとしてそうだとか違うとかいうことも無いのであまり言いませんが、当会について言えば、公式には「勉強は一人でやるもの」と言いきります。
勘違いして欲しくないのは、授業と勉強とはこの場合明確に分けて考えるべきであって、「勉強」とは、解き方を教えられた問題その他について自分で類似問題を解くとか、教科書を熟読して新たな分野の予習をするとか、そういった事柄です。
私自身、昔中学生のとき、今はもう亡くなった梅津先生という少しばかり変わったところのあった先生に「お前な、勉強は自分ひとりでやるもんだぞ。それが勉強だ。友達とやる?教え合う?そんなのは『勉強ごっこだ』」と言われたことがあって、以後ずっとその言葉のいうところを思い、それを実践してきました。
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教室に、いつも眠そうにして目をこすったり、時には授業中にもこっくりこっくりし出す生徒がいます。本人に悪気はなく、がんばって授業に臨んでいたくても、体が睡眠を要求してどうしようもないらしいのです。
私が昔サラリーマンだった頃、仕事中にいつも眠そうにしていた同僚がいて、それがあまりにも頻繁だったのと、度を越した眠気の様子が周囲に伝播していたのを見咎めた上司のアドバイスで、医師の診断を仰いだことがあって、そのときは、彼は睡眠中の無呼吸からくるある種の病気ということになって、なにやら器具を使って治療を始めていました。
眠気というのは、人によって、様々な理由や対処法があるということです。一日●●時間の睡眠を確保するなどといった方法で一概に解決できるというものでもなく、難しいかとは思いますが、あまりに眠気を催す子の場合、その生活サイクルや様式、体質や習慣など、様々な角度からその環境や条件などを見直して対処していくことが大切だと思う次第です。
教科書や問題集などに書き込みやチェックを入れるのを嫌って、とにかくこれらを「見た目に」綺麗に使うことを心情にしているかのような、ある種の潔癖症の子がたまにいます。
まあ、個人的な好みや使用法などに立ち入ることもありませんので必要と思うこと以外、私は極力こうしたことに立ち入ることはありませんが、それでも一言だけ言わせてもらえば、教科書の重要事項に赤でチェックを入れる程度の融通はあっても困らないと思います。
昔、ある小学生の塾生のお母さんがやってきて「50分のうちに都道府県の名前と位置を全部暗記させてください。覚えさせると保証してください」と、やけに断定的な口調で命令もどき指示をされたことがあります。
普段の勉強の度合いやその子のレベルにもよりますし、50分で全て覚えられるかどうかをこちらが保証などできる筈もないですし、そんなことをすることに何の意味があるのだろうと思ったことがあります。
たまにそういう保護者の方がおられるのですが、学習塾をインスタントに何かを覚えさせるマジックを弄する場所とお考えの方の典型かもしれません。でも、そもそもそんなマジックはありません。
但し、(それすら毎回疑問に思いながらやっているのですが)覚えるべきことの理由や背景をじゅんじゅんと説明し、その子に合うと思われるやり方で、メリハリをつけた覚え方伝授は行っています。
機械的に覚えることは無機質であって、子どもたちにとって退屈に違いないので、ここではそうならないような工夫を様々凝らして極力無理なく覚えられるように持っていっています。
勉強は、このように「覚えなけれならないことを覚える」事と、「覚えたことを武器にして応用問題を解く」ことに大別できます。
塾での勉強時間は有限です。
ここはやはり自宅でどれだけ「覚える努力」を積めるかが大切で、塾ではこれを応用して実際に問題を解く力を養うことに重点をおきたいものです。
こんにちは。
9月は学校の定期テストが重なりますので、その対策に忙しく、なかなか記事を更新することができませんでした。公立中のテストは概ね終わり、続いて先週辺りで私立中生のテストもほぼ終わり、今は県立高校生の対策を専ら行っています。
公立中のテスト結果ですが、今回は5週間近くかけてじっくり対策を行ってきた効果がはっきりと出て、各塾生とも対前回テスト比でかなりの躍進を見せてくれました。
中でも嬉しかったのは、入会後1年近く立った塾生達の点数の伸びで、入会当初の学校のテストでは20点くらいしか得点できなかった科目で70点以上取ってくるまでになったことや、この春入会してくれた子が大の苦手としていた科目の点数が3倍以上に伸びたことです。
ですが、今回は夏休みを利用したテスト対策が功を奏したという一面もあり、これが11月の次のテストにそのままつながるかどうかは予断を許しません。次にも今回同様の結果が現れれば、今度こそそれは彼らの実力と呼べます。
一度味わった成功体験は確実に塾生達の中に深く強く浸透していますので、次のテスト対策バージョンにも彼らはきっと上手く適応してくれるのではないかと思っています。
改めて言いますが、今回のテストでは、彼らは本当によく頑張ってくれました!